ヨニー・ペレスVSアブネル・マレス

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長谷川の持つWBCタイトルにも近い位置にいたホープ、マレス初の世界挑戦はダルチニアンを破ったガーナのアクベコを短命に終わらせた無敗の本格派王者ヨニーペレス。アマチュア時代からライバル関係にあったといわれる2人の争いはハイレベルな打撃戦となりました。

数値より大きくみえるペレスはオーソドックスで手数の多いボクサーパンチャー、普段の試合ではパワフルなマレスですがこの相手では体格、パワーで見劣りが目立ちますが反応速度のいいコンビネーションとフットワークで上手く華麗に対抗してみせます。

正直すぎるプレスと手数で追いかけ続けるペレス、リングを大きく使って動き回り時折きれいなコンビネーションをまとめるマレス、ハイレベル、ハイペースな拮抗した試合は序盤マレス、中盤体力のペレス、終盤マレスが巻き返し、3者三様の引き分けに終わりました。

ハイレベルなメキシコ軽量級のホープ、オリンピック代表経験もあるマレスですが初挑戦までに6年も準備するあたりはちょっと強いとすぐ世界を目指す日本とは違い世界王座の価値、難しさを考えさせられます。

ペレスは母国のアントニオ・セルバンテスをおもわせるクラシカルで重厚な選手とのことですが、確かに大柄でまとまりよく体力のある難航不落の域を感じさせます。この試合ではマレスはベニテスにはなれなかったけれど近い将来の王者を感じさせる堂々の試合でありました。

個人的にはペレスは故ディエゴ・コラレスに似た好戦的で熱いボクサーであると感じました。

それにしても中南米の軽量級は層が熱くいつの時代も楽しませてくれます。
両者の今後にも注目したいとおもいます。