ビタリ・クリチコVSトーマス・アダメク

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ヘビー級の頂きに君臨するクリチコブラザーズ兄貴の試合。アダメクはライトヘビー上がりですがヘビー級転向後も実績を残しこの日まで44勝(28KO)1敗という好成績でしたが・・・いつもの一方的な内容でクリチコ防衛となりました。

左ジャブを基点としたオーソドックスなスタイルでは弟ウラジミールの方が強くヘラクレスのような肉体から出されるブローの方が重そうではありますが兄貴もまた盤石、弟とはまた違う孤高のスタイルで鉄壁の強さを誇ります。4年もブランクあったのに益々勝ち方を知っているような次元の違う強さでした。

兄弟の特徴として大柄で手も長くパンチもメガトン級なのでまず懐に入っていけないというのがあります。特にビタリは様々な格闘技経験があるのでノーガードの状態から相手の攻撃をさばいて長くて太い腕を出すだけのようなパンチでも相手をのけぞらせ、アップアップにしてしまいます。体格を生かした独自の距離把握によりプレッシャーをかけつつ自分はパンチを食わないという孤高のテクニックで完勝してみせました。

美しさという点ではそれほどでもと感じるビタリのボクシングですが、超人ホプキンスにも通じる常人を超えた格闘スキルがあり普通のアマチュアエリートや端正なボクサーでは歯が立たない状態です。

おもえばこの人はレノックス・ルイスとの試合だけが実力伯仲、白熱の試合でした。
当時帝王であったルイスの方が評価は上でしたが意外や打たれ強さも発揮して逆にポカのあるルイスの疲弊もあって中盤から後半どうなるかわからないの展開の中突如負傷ストップとなりましたが、あれ以上のヘビー級の試合は近年ないです。

相手がいないしもう40、全て成し遂げた状態で後を託す弟もいるビタリ、記録もそうですが記憶でも最上級のレジェンドでしょう。
相当な体力優位がないと厳しいですが彼のボクシングの枠を超えた格闘スタイルは研究に値するでしょう。

自分としては様々なマッチメイクがあるけれども、この兄弟に体格で劣らず、のろい気もするが強烈なKOを連発しているロバート・ヘレニウスとの対戦に興味があります。禁断の兄弟対決以外に負けないでしょう。(弟より強いとおもってますが)

尊敬します。

[tubepress mode=”tag” tagValue=”Robert Helenius boxing”]

3件のコメント

  • ブリブリボクシングファン

    うわあ・・・体格違いすぎますね。
    クリチコガードしないし。
    このパターンなら50歳くらいまでいけそうだ 笑
    ヘレニウスのパンチもチョコンと合わせただけなのに軽く倒しますね。
    おそるべしスーパーヘビー・・・。

  • box love

    本人達も試合毎に虚しさがあるんじゃないですかね(笑)お互い兄弟しか自分を脅かす相手はいないでしょう。期待のヘイもなんだかんだで消極的だったというか、個人的に面白くなかったです。理不尽な体格差。これがヘビーですね。そういえば西岡さんVSドネアが内定したと帝拳がボクマガで書いてましたが、どうなるんですかね?お互いが次戦をクリアしたらだそうですが。今はそれだけが気になる毎日で、、。

  • プクー

    ブリブリボクシングファンさん

    圧倒的な体格とパワー差でガード上げるより下げてコントロールする方が明らかにやり易いんでしょうね。
    クリチコとやる相手はみな中に入ることさえできず多彩なリードパンチとプレッシャーの前に立っているのがせいいっぱいになってしまいますね。
    どうせ負けるなら玉砕覚悟でガンガン行くしかないとおもうんですが。打たれ強さとかスタミナとかその辺しか隙がないですね。
    ヘレニウスの倒しっぷりみると上手さとかよりもはや体格、パワー差ですね。もちろん技術もありますが。まさにスーパーヘビーです。

    box loveさん

    完全無欠ではないとはおもうんですが、挑戦者の方が警戒しすぎて勝負にこないですねたぶん。
    もう長いのでさすがにそろそろ動きがあるとおもいますが。

    西岡は規定路線という程度じゃないでしょうかね。まずはマルケスですよね。マルケスだってビッグマネーファイトのドネア戦はやりたいし望むところなんじゃないでしょうか。
    大きなクラスではマルケスの方が経験豊富だし。

    西岡としたら集大成でしょうね。日本人がレナードやデラホーヤ、パッキャオ、メイウェザーと戦うようなレベルだとおもいます。
    もし実現したら長いボクシングファンの自分にとってこれ以上の興奮はもうないとおもいます。