ホルヘ・リナレスVSアントニオ・デマルコ

スポンサーリンク


日本で一番人気の外人ボクサー、といってもほとんど日本人のように応援しているリナレスですが3階級目ゲットに失敗してしまいました。またしても長身メキシカンに才能で上回りながら屈した痛い敗戦です。

超本格派の実力と才能、ルックスと全てを兼ね備えた天才リナレスですが、タイトルマッチは全て決定戦、ビッグマッチを経験することなく階級アップで返上してきてるので王者としてのインパクト、知名度はイマイチなキャリアです。

しかし強豪ひしめくライト級あたりで彼は絶対政権を築くもの、将来のスター候補という見方は変わりませんでしたが・・・

内容はスピードとテクニックで上回るリナレスペースの順調なものでしたが劣勢のデマルコもダメージおさえて油断のならない状況。パンチによる大量出血の不利を受けて後半リナレスが打ち合いに応じて打ち負けた、惜しくはあるものの完全に効かされた敗戦でした。

この試合が決まる前から次はブラントン・リオスだとか言ってましたので少し心配ではありました。
デマルコはバレロ戦の棄権負けで長期政権は築けなかったですが元王者であり体格に恵まれた伸び盛りのメキシコの俊才。
パンチもあって危険なにおい漂う相手でありました。

少なくともリナレスが不覚をとった同じメキシコのサルガドよりは強そうに見えました。

リナレスは見栄えがとてもよくパッキャオとの豪華スパーでも決して負けない強さと才能を誇示しているだろうとおもいますが最近の試合ではやや雑に打ち合う、下がらされる。パンチ力だけでは通用せず乱戦に持ち込まれるなどちょっとフェザー時代の次元の違いを見せつけることができなくなっているような印象がありました。

打ちつ打たれつの選手ではないから危ないです。最近のファン・マヌエル・ロペスに似た傾向か。

この試合でも能力の高さは存分に見せつけましたがナチュラルで大きなデマルコを効かせるには至らず後半仕留められてしまいました。まだまだ強くなる、修正する素地はあるリナレスですがバレロほどのパワーもプレッシャーもなく端正なマスクに比例して耐久力にも課題があるようです。

日本育ち?特有というか長谷川同様階級適正にまだ順応しきれてないのか、能力高いにも関わらず苦汁を飲む、この階級ではまだひ弱な面もあります。

ダメージの残る敗戦、出血の不利もあって残念すぎる敗戦ですがまだまだ今後も期待していきたいです。

昨日はホプキンスの残念な試合もありましたがいずれの試合も相手の方が大きくて階級相応のパワーと安定感を感じました。

デマルコは今後強くなるかもしれません。総合力で絶対的な強さのある本格王者ではないですがバレロ、リナレス戦の経験は重厚ですしただでは負けないしぶとさ、若くていい骨格をしています。本物のライト級の底力を持っており体力でリナレスを大きく凌駕していたようです。

リナレスは厳しい意見をするとどこへいっても、誰がみても天才なので優等生なボクシングが抜けないのだとおもいます。
バレロの殺戮本能やホプキンスのダーティーさ、西岡の冷静さ、そういうプロ特有の奥深さがまだないのかもしれません。

内山あたり、ここらへんとどうでしょうか?
サルガド、デマルコと食って西岡に次ぐメキシコキラーになってください。
かなり手ごわい相手でしょうが、やりがいあります。

5件のコメント

  • ブリブリボクシングファン

    いい試合でしたし、長身でサウスポー、スピードもある、てだけでも相当やりづらいはずなのにポイントで圧倒してただけでもさすがリナレスと思いましたが残念です。
    ほんとカッコイイんですけどねリナレスのボクシングは。
    ここまでの選手だとは思いたくないな・・・。
    内山とはやってみないとなんとも言えないですがこの試合が凄い自身になることは間違いないですよねデマルコにとっては。

  • プクー

    ブリブリボクシングファンさん

    ポイントほぼとっていたようにリナレスへの期待ってただの激闘王じゃなくてスーパーミラクルな絶対的ボクサーだとおもうのですがこの階級レベルになると相手体力あって下がらないしプレッシャーかけられるし、リナレスが下がってしまう展開になりますね。長谷川同様階級の壁にぶちあたってるんじゃないでしょうか。

    いい体してる方だとおもいますが本当の意味でパッキャオのような増量、階級アップが上手くいってないようです。
    普通こうなるわけでだからこそパッキャオが尋常じゃなくてメイウェザーが文句言ってる理由もわかります。

  • box

    勝敗は別としてすごい見ごたえのあるいい試合だったと思います。
    パワー負け。これが決定的な敗因だと思いますが、これだけならおそらくパッキャオもパワーは重くはないですよね。
    よくダウンはとりますが、打ち合いの中でカウンター気味に入ったパンチでソリッドなパンチでダウンさせるようなのが多いので重くはないとは思います。
    体格もリナレスいいし、ハンドスピードもある、カウンターも抜群。違うのは連打力と戦う距離くらいだと思うんですけど。まあ、タイプが違うので比べても仕方ありませんね。
    わかりませんが、世界のトップ選手の中では多分リナレスはプレッシャーがあまり強くないのでしょうね。
    あんなものすごいカウンターがあるのに前に出てこられる。確かに相手も注意はすると思いますが、決定的な怖さがないんじゃないでしょうか。
    そんなプレッシャーをかけられる、一発で相手を黙らせるような武器を持てば、リナレスも一皮むける気がします。
    なんか試合感想より、パッキャオと比べちゃいました。笑

  • box

    管理人さんがプレッシャーないって書いてありましたね。すいません同じことを・・・

  • プクー

    boxさん

    パッキャオはマルガリやコットをボコボコ、ハットン失神、モズリービビって逃げ、これら見てもパワーすさまじいとおもいます。
    リナレスの速いだけのパンチと違い、パッキャオは踏み込み、腰が入ってるし打つ時は下がってないですし。

    ただ耐久力はどうなのか疑問なところもあります。

    リナレスはたぶんカーンみたいなタイプだとおもいます。(カーンが上とは思いたくなかったですが)
    スピードを最大の武器にしつつ体力やパワーをつけないとこの階級では厳しいとおもいます。

    自分、マイダナよりもデマルコの方がいい選手だとおもいます。
    今のモラレスに苦戦しないでしょう。

    ただ、もったいない、惜しい逸材であるのは長谷川同様変わりません。