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フライ ライトフライ 階級別

ファン・カルロス・レベコ

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4月8日井岡VSレベコという情報が出ている。
レベコについて書くのは何年ぶりだろう?黒田戦でも書いた気がするが覚えてないな。

2007年にライトフライ級王者となり防衛1回、2度目の防衛戦でシドニー五輪金のブライム・アスロウムに判定負けで王座陥落も暫定王座に返り咲き今度は7回防衛、その後、階級をフライに上げ2階級制覇、エルナン・マルケスが正規王者で暫定王者だったがマルケスがブライアン・ビロリアに負けたことにより正規王者へ昇格、通算8度防衛中

計16度防衛かな?立派な戦績だが、暫定からいつのまに正規王者となりといった感じで非常に印象が薄い王者だ。
強豪に勝った実績はまだない。

35勝19KO1敗

戦績は立派だ。井上もこのくらい試合して欲しいわ。

強豪に勝った実績はまだなく、記録が先行しておりこのキャリアにして相手レベルはやや低い印象がある。
これは自国でせっせと防衛してきたオマル・ナルバエスにも通じる。
ナルバエスに負けたアスロウムに負けていることからもナルバエスの評価をまだまだ越えられない存在だ。

レベコが世界戦線に出てきた時、つまりLフライ級暫定王者だった時の正規王者は実は疑惑の判定でランダエダを下した亀であった。
当時のレベコは小さいながらもファイターボクサーとして完成度が高く、こりゃ暫定の方がよほど強いわと感じたのを覚えている。さらには対戦はないだろうな(亀は逃げる)とも。

その後、日本人と絡むことなく時が過ぎ、地味にトップシーンにはいたが、メキシコやハワイのビロリアなど強烈な個性の王者が誕生し、凌ぎ合いをする中、その輪に加わらないので評価も地に落ちた感がある。

日本でロマゴンの相手をする予定もご破算で、オスカル・ブランケットが代役となった。
地味にビッグマッチや強豪をスル―してきたセコイ王者という印象は拭えない。

一度だけ黒田の挑戦を受け来日。
黒田の方が大きくパンチも強かったが、老獪なテクニックで退けた。
もう少し黒田にスピードや戦術があれば勝てたようにみえ、上手いが強くはないと感じた試合だ。

その後も大物と戦うことなく地味に防衛を重ね、昨年、暫定王者となったタイのヨドモンコンと対戦。
ヨドモンコンにダウンを奪われたが手数と積極性で逆転しボディでノックアウトした。
結果は圧勝で地力が違うといった印象。

この試合が最新のレベコなので分析してみると

リカルド・ロペスやファン・マヌエル・マルケスのような構えで風格がある。
ガードも高い。
距離を保ち、多彩な角度のパンチを放つ。
パンチはモーションつきで全部やや大振り。
左フック、アッパー、特にボディショットが上手い。
連打型で一発のパワーはない。

という感じだ。

巧さも老獪さも感じ、キャリア通り強いなぁとおもう。

しかし身長157センチ、リーチ162センチとフライ級では小さく、だからこそパンチのモーションが全部大きいのではないかとおもう。
KO率もなかなかだが一発ではなく連打で倒す。

ナルバエスと違うのは、ベテラン、高齢のようでいてまだ31歳ということだ。
黒田とやった時は老獪な省エネボクサーという感じだったが、相手によりエネルギッシュでもある。
昔に比べ、ややアウトボクサー型になっている。

アムナットのスキルや距離感に完敗をした井岡にとって、ロマゴンやエストラーダはさらに高い壁だ。
そこで、一番小さく、パワーもない地味な存在のレベコにターゲットを変えたのだろう。

しかし、いざ対戦すれば非常に微妙である。

レベコの方が万能型でテクニックの幅がある。
技巧派としての美しさではレベコが上だ。
しかし井岡の方が体格と一発のシャープさ、スタミナでは上だろう。
大振りのレベコと違って井岡のパンチは超コンパクトだ。

判定でレベコ
KOで井岡

という予想だな。

共通の相手

フェリックス・アルバラートにはどちらもユナニマスで勝利
ファン・ピエロ・ペレスにはどちらもKO

井岡有利ということはなく実力は拮抗しているだろう。
大差判定負けもありえる、見栄えはレベコの方がいいような気がする。

フライ級王者としては小さくパワーも感じないレベコだが、この試合はレベコを応援する。
ここで勝ったとしても、井岡はどんな相手に防衛戦を重ねていくのかな?
王者級の強い選手はわんさかいるが、アジアだけしか敵う相手がいなそうだ。

記録より記憶に残るボクサーになって欲しいし、それを証明する相手はたくさんいる。
その中でレベコは最も記録は狙いやすい王者だ。

ここで勝っても4団体最弱王者であり、その後が重要なのだ。
逆に負けたら今のフライ級で王座をとるのはもう無理だ。

棚からぼた餅的な強引でラッキーなチャンスしかもうない。

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