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バーナード・ホプキンスvsカロ・ムラット

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久しぶりにホプさん(48歳)の試合でも見るか。死刑執行人からエイリアンに変わった年齢知らずのレジェンドです。

若手殺しというべきか、ただただ強いからというべきか、どんな勢いあるトップ選手であってもホプキンス相手だとまるで自分のボクシングをさせてもらえず泥沼にはまり負けてしまう。
ホプキンスのボクシングは楽しみというよりあきれる、関心する。

今回のチャレンジャーも負けは元王者ネイサン・クレバリーだけというれっきとした強豪でしたがやはり泥沼地獄体験ツアーになってしまいました。

試合序盤はホプキンスは下がり、ムラットの方が勢いがある。太い腕から繰り出すパンチはなかなかパワフルです。
これ、いけんじゃね?とおもわせておきながらも実はムラットのパンチはクリーンヒットはしていない。
これも実はホプキンスワールドへの序章なのだ。
全部、ホプキンスのボディワークに芯をはずされている。

ロープ際の魔術師ならぬ詐欺師、ペテン師のよう。

次第にホールドやクリンチのダーティーテク、ホプキンスワールドに引きずり込まれペースを持っていかれている。
ホールド際のラフなパンチ、体を預けていながら体力を削らされていく。

おもうようなファイトができないムラット、益々ムラッとして一発狙いの大味なボクシングに陥っていく。

ホプキンスは時折、ムラットの心の隙みたいのをついて攻勢をかける。
この時々みせる攻勢が鋭い。
ムラットのパンチは全部フック気味で外からくるのに対しホプキンスのパンチは脇が閉まってストレートがまっすぐ伸びる。
アッパーもシャープだ。時々魅せるから見栄えもまたいい。

ムラット陣営の策はなんだったのだろう?
圧力かけて強打を打てば老人だから崩れるだろう?

相手はエイリアンだ。ボクシングであってボクシングでない奥義を持った化け物だ。

無策としかいいようがなかった。
ムラットの分厚い体からフック気味に打たれる得意パンチであろう右は全部ホプキンスのボディワークで受け流されている。
肩や首にしか当たっていない。

エイリアンのように小さなスキンヘッドがぽっこり出ているからそこを狙いたくなっちゃうのだろうが、顔面は打たせませんねぇホプじいさん。
見栄えは違うけれどジェームズ・トニーやメイウェザーのようにとにかく芯をはずすのがうまいです。

大差にはみえませんでしたがホプキンスの土俵、泥沼地獄だったので勝敗は明白。
こんな特殊なダーティワールドを持つ老雄にはボディが有効だろう。流された右は囮で左で攻めればよいものを・・・

誰も真似できない、プロ中のプロの反則すれすれの奥義を持ったホプキンス、最近の負けをみると

生涯無敗のカルザギにスプリット

これはカルザギが偉大なだけか、あの旺盛な手数に老人は対処するのが大変だろう。

ジャーメイン・テイラーに2敗

これは相性か?若手のきれいなボクシングを封印するのは得意なはずなのに・・・
スピードに加え、パワーも体力もあったから対処するのが大変だったのかな?

チャド・ドーソンにマジョリティ

相手の方が大きくスピードもパワーもある、泥沼ワールドに誘いにくかったのか?

160まで落としてメイウェザーとやりたいとのたまう老雄ホプキンス
階級下のヒーローにはめっぽう強いからな(デラホーヤ、ティト)

楽しいボクシングじゃないけど独特のテク、美しくはないがディフェンステクはすごいと感じました。

しかしメイウェザーとかのたまう前に同階級の

セルゲイ・コヴァレフ
アドニス・スティーブンソン
ルシアン・ビュテ

いずれも老人には厄介な相手だとおもいます。

特にコヴァレフはネチネチ泥沼化する前に、エイリアンお眠りハンマーを食らわすのではないかと期待しています。

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