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ミドル 日本

ディミトリ・ピログ VS石田順裕他

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注目のWBOミドル級inロシアは総合力、完成度の微差の積み重ねで王者ピログの大差判定勝利となりました。

カークランド・ウィリアムス・ピログという豪華ラインナップの石田の挑戦ロードでしたが、やはり王者ピログの壁は高かった。
とはいえ堅いディフェンスワークと積極性で石田らしさを発揮しピログのボクシングの全貌がうかがえた、マニアとしては貴重な試合でありました。ピログにとってもあまり過去は知りませんが世界戦においては最も苦戦した試合のように見受けられました。

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KO率も高くジェイコブス戦の見事なノックアウトで注目を集めたピログですが、どちらかといえば非常に手数が多くポイントメイクに優れたボクサーファイターでありノックアウトアーティストタイプではないです。

ポジショニングが巧みでバランスを崩さない、攻防融合に優れ主導権支配に長けた総合力高いボクシングでした。
一方でトリッキーさや驚くべき武器もなく淡々と練習のようにリズムの狂いなく手を出す教科書的なおとなしいボクシングにも写りました。

石田もピログに負けない手数とアグレッシブで迫りましたがコンビネーションの質、角度、パワーなど少しづつ劣っているように見えました。強打を食わない巧みなディフェンスをみせる石田ですが細かいパンチを受けて顔を跳ね上げるシーンが多く印象度で劣勢であったように感じました。明確に失ったラウンドも取ったといえるラウンドもない、総合力でわずかに劣勢という回を積み重ねた結果であったとおもいます。

ピログ贔屓は変わりませんが淡々とマイペースボクシングを貫き、やや被弾しつつも手数とクオリティでポイントメイクするそのボクシングはジャブの名手シュトルムやワンダーミラクルな動きをするマルチネスなどとやってリズムを狂わされた時にどう対処するのか興味が湧いてきました。

完成度高くやっかいな王者ではありますが、今度淵上と戦うゴロフキンのようにパワーがやばいとか、スピードで攻略可能なんじゃとおもわせる面もあり絶対的に怖く避けたいレベルのボクサーではないかもしれません。逆にカークランドのようなファイターにとっては一発逆転しか勝ち目がないほどに隙の少ない対極に位置するボクサーでしょうが。

大差ではありますが石田はこういうレベルの相手でも拮抗した試合を魅せる、本場にあって評価に値するクオリティです。
この階級でパワーを発揮するのは無茶ですが、ひとつなにか強力な武器が欲しいものです。何が足りないのかなぁ。惜しいところまできてますが・・・

今後、ボクシングマニアにとっては注目の試合が続きます。

パッキャオVSブラッドリー
これはビッグマッチの経験が違うパッキャオの圧倒的なKOも予想されますがブラッドリーが過度の緊張を強いられなければ勝ってしまうのではないかとおもっています。ま、判定ですが。細かなスピードと見た目ゴージャスな風圧コンビネーションはかなりやばい。
パッキャオが過去戦ったタイプとまったく違うので不気味です。

このブラッドリー、Sライトではトップ評価ですが一体どんなアマチュアだったのか調べてみました。
詳細不明ですがもちろんアメリカではトップクラス、国際試合では勝ったこともあるかもしれないですがアンドレ・ベルトに2敗、アルフレッド・アングロに負け(アングロ、アマ出身かよ)ホープ、マルティロンシャンに負けというレコードがありました。
その辺に苦戦するレベルだったらやっぱパッキャオは上かなぁ。

メイウェザーVSコット
これはコット勝利を願ってます。ちょっと遅すぎた感はありますがコットに一番望まれた試合。ボディが活路だなぁ。
ただメイウェザーは最近なぜかパンチも強くみえます。ちょっとピンチになったとしても適応能力高い彼の後半圧倒劇になるかもしれません。とにかくコット頑張れ。

サウル・アルバレスvsシェーン・モズリー
モズリー応援です。この試合でもパッキャオ戦のように怯えてしまったらもうモズリーは引退すべきとおもいます。
マルガリート戦のようなコンディションとメンタルがまだ作れるならアップセットも大いに期待です。

クリス・ジョンVS木村章司
もち木村応援です。榎と真っ向打ち合い、同胞ヨルダンともがっつり打ち合っても芯をはずすジョン、アウトボクシングすればマルケスとも勝負できる不思議なテクニシャンなのでKO勝利はほぼ無理でしょう。ただ木村も日本屈指の職人的わかりにくさ、ディフェンスマスターな面を持ってます。玉砕覚悟という戦略じゃなく何か勝利に徹する秘策、最初から判定狙いみたいな戦略で望めばアップセットもあるかもしれません。ジョンはたぶんやや強引に倒しにきそうな気配ですから。

レイモント・ピーターソンVSアミール・カーン
ピーターソンが返り討ちしたら痛快です。ま、たぶんカーンが奪い返す構図だとはおもいますが。前半強いカーンを苛立たせ後半までもつれればいつものカーン、返り討ちの期待も膨らみます。

淵上VSゲンナジー・ゴロフキン
急に決まった試合。勝ち目はうすい案パイとおもわれていることでしょう。
勝機は佐藤戦と同じ、耐えて耐えての逆転の一発しかないとおもいますが・・・
昔上山仁がやった世界戦のようにならないことを期待してます。

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