ギレルモ・リゴンドー

スポンサーリンク


2000&2004五輪金メダリスト
ギレルモ・リゴンドー(キューバ)
Guillermo Rigondeaux

5戦5勝4KO

まだキャリアは浅いが無冠の王者、未来のP4Pと既に様々なメディアで紹介されている。
近年のアマチュアの最高峰に君臨しており、北京オリンピック前に亡命、プロ転向したが出ていれば五輪3連覇もかなり高い確率で達成していただろう。

右のガンボア、左のリゴンドーというくらい身体能力が飛びぬけた存在で今のところ完璧な強さを見せている。ガンボアほど動き回らず、ゆったり距離を置きながら完璧に相手を読みペースを支配し遠い距離からでも抜群に速く大振りなボディ、ストレートをジャストミートさせる。大振りでもタイミングもスピードも引きも恐ろしく速いのでヒット率は高く相手はなにもできない。

警戒して防御重視にも関わらず相手の急所を確実に捉えて一撃で仕留めてしまう試合が多い。

離れていてもジャブも容易に出せないくらいカウンター狙ってるぞ的な威圧感とフォームで隙がなく攻め手がない。

いまだ打ち合い、競った場面というのを全く見せていないのでどこに弱点があるのかまったくわからない。相手の攻撃に合わせてパンチを見舞うスタイルなので相手が全く出てこないとやや退屈な時間が多くなることくらいが課題か。何の問題もないとはおもうがパンチが大振りで捨てパンチというのがないので手数負け、泥臭い展開になれば嫌がるかもしれない。しかしこの男に手数を出せる者などいるのか。

亡命、超エリート、という点で負けはおろかふがいない試合さえ許されない立場である上、対戦者探しも大変だろう。どんな道のりを経て世界戦に漕ぎ着けるのか、その時の王者は誰なのか。

順調にいけば間違いなく世界王者となり、モチベーションさえ続けば負けることもなさそうだ。
これだけの実績とスキルを見せつけられると、とっとと世界王者になってビッグマッチを重ねて欲しいとおもう。

運やタイミングなどの要素も大事なボクシングだが、ひょっとしたらボクシング歴史上最も天才かもしれない。

そんな男が今密かに動いている。