第12代WBO世界フライ級王者
ｵﾏｰﾙ･ｱﾝﾄﾞﾚｽ･ﾅﾙﾊﾞｴｽ（亜）
OMAR ANDRES NARVAEZ
33戦31勝（19ＫＯ）2分
フライ級で孤高の道をひた走る安定王者オマール・ナルバエス
この人も遂にビッグマッチを求めて？Sフライ級に参戦してきました。
（一部ニュースでは1位のヘスス・ヒメネスを避けたと言われていますが）
一部挑戦者を除き、戦績、実力不明の相手も多いので素直に実績どおりの評価ができない面もありますが、小さな体でこの実績は見逃せません。スタイルも堅実で穴が少ない。ボクサータイプでしょうが体格で劣るので出入りが鋭く終盤でのKOも多いです。
あまりじっくり見たことないですがかつてのカンムリワシ、具志堅に似た攻防兼備で万能のボクシング、より防御が洗練されているように感じています。
WBO王者なので日本人との絡みは全くない王者ですが、Sフライ級、晩年にさしかかった年齢でもあり、これからどのような勝負を仕掛けていくのでしょうか。誰が相手でもこの隙のない小さな安定ボクサーを崩すのは至難の業だとおもわれます。
アルゼンチンには現役でもっと華のあるセルヒオ・マルチネスやマルコスマイダナなど個性豊かなスターがいますが、実績では彼がトップ、ボスであるといえるでしょう。
日本人の手本にもなる教科書的なボクシング、今後日本人との絡みがなくても密かに注目したい実力者です。
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