エドゥアルド・トロヤノフスキーVS小原佳太の意義

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某有名ブログでも同じテーマですが
勝敗予想というより、もっとモヤっとした感覚で書いときます。

別のジャンルのブログで毎日更新してるのがあって
継続することのすごさに最近改めて関心しています。

ここではそんな事は無理ですが、ボヤキ度をあげれば更新頻度も少しは上がりそうです。

エドゥアルド・トロヤノフスキーVS小原佳太

troyanovsky obara

この試合の鍵は敵地ロシアでの挑戦であること
厳しい階級の本格的とおもわれる王者への挑戦であることです。

こういう世界挑戦らしい試合というのが日本ではとても珍しく
ほとんどが日本に相手を呼んでの挑戦であったり防衛戦ばかりです。
その過程で微妙に相手を厳選できちゃうのです。

ファイトマネーが安いとか、勝てそうな相手とか・・・
当然ジャッジも地元有利になっちゃいます。

たまに、海外で挑戦とか防衛もありますが、負けて元々的な記念挑戦気味だったり
やっぱり結果を出せないパターンがほとんどです。

小原は今までの日本人のように日本で世界挑戦してもいいような実績です。
KO率も半端ないし、海外で世界前哨戦のような試合も経験しました。(気の毒な引き分けでした)

けれど、パッキャオやメイウェザーが最も輝いていたような激戦の階級なので、世界中にライバルが多く、挑戦するだけでも一苦労なのもあり敵地挑戦という形になりました。
いい試合をすればチャンスは続くでしょうが、生涯唯一の機会と捉えて燃えているとおもいます。
この日のためのボクサー人生です。

本人のコメントも勇ましく
「どっちかが倒れる試合となる。倒して決めてくる」みたいな事を言っていたとおもいます。

エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)
24勝21KO無敗

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まだ初防衛しただけの新米王者なので、底が知れない。
キックかマーシャルアーツ系がルーツでボクシングで豊富なアマ歴があるわけではないっぽい。
しかも36歳と高齢だ。有名選手のスパーリングパートナーとして腕を磨いた遅咲きらしい。

映像でみると、俊敏華麗なタイプではなく、長いリーチのフォローを効かせたパンチを槍のように突くパンチャー系だ。
アッパーもフックも槍のように打ち抜き射程が長い。

全部のパンチの射程が長くてパンチが強い。手ごわいなぁと感じる反面、モーションが大きいので接近戦で窮屈そうだなとかスタミナ使う打ち方だなぁとはおもう。

小原の方がパンチの繋ぎは速いんじゃないだろうか、とか。

小原佳太
15勝14KO1敗1分

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しかし小原もよく見たわけじゃないが、ファイターではなく中間距離のボクサーパンチャー型で距離が似ている。
この中間距離だとトロヤノフスキーの槍の方が脅威だし、中に入るのも容易じゃなさそうだ。

普通のことしか言えないが、中間距離でアウトボクシングをしていても判定で勝てるような相手にはみえない。
小原にもパンチがあるので、振り抜きの大きなトロヤノフスキーの隙をついてカウンター一閃か、高齢なのでスタミナやボディに弱点があると信じてなんとかダメージを殺しつつ懐にボディを突き刺したいところだ。

どこか、日本で無敵状態だった木村登勇が遠くウクライナの地でアンドレアス・コテルニクに挑んだ試合を思い出させるような構図だ。
あの時は大いに期待したが、日本で大いなる変則テクでやりにくさと強さを誇った木村でも、基礎技術が高いだけのある意味凡庸といえるレベルのコテルニクでさえ遠い存在だったということだけ。

この試合で個人的に注目なのは
小原個人の能力がどうこうというより

本来の世界挑戦とはこうあるべきだとか
普段みるだけ、妄想だけで対戦しないであろう世界王者がどんなレベルなのかの確認とか

日本に世界王者はたくさんいるけれど
こういう試合こそ真の世界タイトルマッチであり意義のある試合なんだ

ということ。

井上はランキング上位が全て逃げ、座間で日本のお得意さん選手に決まったそうだが
ロマゴンには続々とビッグマッチが決まるのに井上に決まらないのはつまり本当の勝負の舞台に出ていないからだということ

モレノVS山中こそバンタム頂上決戦というが
パヤノやウォーレンはスルーなの?
モレノさんは彼らとも絡みがありますよとか

大森も井上弟もオファーを出したという
タパレスじゃなくウォーレンはどうなのとかそういうことです。
一応勝てばスーパー王者ですぜ。

Sフェザーもそんな風に感じるわけです。

この試合の結果如何に関わらず、こういう海を越えた試合というのが増えることを期待したい。
そういう意味で日本人の世界戦で一番重要なのは今年はこの試合かもしれません。

11件のコメント

  • うっちー

    トロヤノフスキーのパンチは確かに槍のように長く伸びてくる印象ですね
    そして強い
    厳しい相手でしょうが、小原選手にも勝機はあると思います
    日本人がもっともっと、海外に積極的に進出してくれる時代が早く来てくれることを願うばかりです
    井上も次の試合を無事クリアできたら、ロマゴンとやる前に海外で一試合やってほしい
    最近だと、アローヨがいますし、彼が対抗王者になってくれたら本当に面白いと思ってます

  • うっちーさん

    記事には書きませんでしたが

    マティセに勝っただけで
    ポストルVSクロフォードが頂上決戦と煽ってましたが

    じゃぁポストルに比べてこのトロヤノフスキーはどうなのか
    わかんないところがあるのが興味深いですね。

    ポストルと同じでクロフォードに対してはスピード差で空転するだけなのか
    それをも攻略する底力があるのかなとか?

    色々わかんないし、たぶんポストルと同じ結果になりそうですが
    このボクシングは個人的には好きです。

    強いとおもいます。

    これに挑む小原にも期待します。

    マクジョー・アローヨは普通にみても強いし
    対抗王者として十分な実力者だとおもいます。
    ランカーにも何人かはやばいのがいます。

    でも、そういう選手との絡みは今のところ皆無で
    底の知れた人が多いですね。

    今回は弟さんの相手の方がまだ手ごわそうですよ。

  • ともきん

    8月末~9月にかけて、唯一TVでは見られないかもしれませんが、注目度は高い一戦ですよね。

  • 結構脇が空いたパンチ出しますよね。村田っぽいと言ったらアレですが。
    ただ体の軸が全然ブレず強烈な連打が色んな角度から出てくるからハマったらヤバイですね。

    ここまでタフだと小原も覚悟決めてるんでしょう。
    もう一か八かカウンターを合わせていくしか勝機ないでしょうし。
    でも楽しみですね。本気の楽しみを作ってくれて感謝です。

  • プクー

    ともきんさん

    日本程度のマスコミでは
    お金かけて中継しても
    小原を追いかけてロシアまで取材しても
    金になんないからやらないでしょうが
    こういうのを追いかけて欲しいですね。本当は。

    八さん

    トロヤノフスキーは背も高くリーチもありそうに見えるんですが
    BOXRECの数値では小原の方が全然大きいですね。
    そこが実際どうなのかなぁ。

    少しみた小原はやや後ろ重心ぽくて
    ガードもそんなに高くなく、下がったりスウェーしたりもしてたとおもいますが
    ああいうスタイルは世界レベルだと怖いです。

    体格もいいしパンチもあり引き分けとはいえカスティージョ戦を経ているので
    期待できるところはありますね。

    できる事なら生でみたいです。

  • サーシャ

    管理人様の言う通り日本人の世界戦で1番注目すべき試合なのがこの小原の世界戦だと思います。

    小原はコンパクトに強いパンチが打てるしパンチが多彩なのが強みですが確かにガードの甘さは気になります。

    相手の底が見えないのはありますが軽量級と比べると桁違いな競技人口とレベルなので穴を探す方が難しい。
    入れ替わりも激しいですがそれだけ実力者がひしめく階級、ここまで辿り着くだけでも本当に凄いと思います。

    厳しい戦いなのは承知ですが勝って歴史の1ページに名を刻める事を願います。

    井上陣営は何のつもりか知りませんが正直、現段階でロマゴンに戦う事自体が失礼だと感じています。
    衰えたナルバエスに勝っただけなので八重樫がソーサを倒してロマゴンの挑戦を受けたけどそれ以下の実績に見えます。
    せめて脂の乗ったアローヨやテテを軽くKOするくらいの手土産を持ってロマゴンに挑んで欲しい。

    ランキングは実力とは関係ありません。
    ロマゴン戦を見据えたマッチメイクに思えないのが悲しいです。

    山中のモレノ戦のように世界に恥と過大評価を晒す事なりかねない、大橋はしっかり先を見据え意味のある戦いを提供して伸ばしてほしいです。

  • サーシャ

    これとは関係ないですが井岡のエストラーダ戦は流れそうみたいですね。

    僕は今回ばかりはやると思ってたけど管理人様を始め、多分ほとんど皆さんは疑心暗鬼な目で見てたんでしょうがその通りになりそうで。

    少しでも期待した自分が恥ずかしいです。

    これだけこちらに有利な条件まで揃えて対戦が消滅するなら井岡に対してはよく世界チャンピオンを名乗れるなと呆れるどころか怒りすら感じます。

  • サーシャさん

    KO率の高さに目を見張るものがありましたが
    カスティージョ戦では倒せませんでした。
    あれが世界のスタンダードだとおもいます。

    和氣とは違いますが、低いガードで下がりながら戦う日本人は
    世界では厳しいなという実感なので小原そういう戦い方はしないで欲しいな。

    井上はロマゴンに勝てるんじゃないかな
    という夢はみれますが、試合ペースも相手レベルも違いすぎ
    いくら戦う時期が来たとしても積み上げてきたものが違うので失礼だなぁ
    とは常におもってます。

    大橋ジムにもじれるところがすごくあります。

    山中も好きだし強いとおもうし勝ってほしいんですが
    モレノは誰ともどこでも戦ってきた選手なんで、公平に中立に見届けたいとおもいます。

    井岡さんはそうなんですか?
    理由は?日程があわなかったとでも言うのかな?
    エストさんはいつでもいいぜとおもってるはずだけど・・・

    高山
    田口
    八重樫
    井岡
    河野

    は明らかに五輪選手より下だとおもってます。
    世界王者というならそういう僕を見返して欲しいな。

  • サーシャ

    管理人様

    小原はカウンターもボディワークも上手く下がりながらでも戦える技術はありますが相手はこれまでの日本人とは違います。
    パンチも過去最高クラスで1発が命とりになる。
    それに敵地。
    確かに低いガードで下がりながらは止めた方がいいでしょうね。
    日本で見たかったですね。

    井岡さんは開催日程で揉めてるみたいです。

    http://in44y.com/boxing/boxingnews/11631/

    本来、タイトルホルダーはエストラーダで井岡は挑戦者の立場、自分の立ち位置を分かってないんでしょう。

    話題性とお金儲けしか考えてないじゃないでしょうか?

    相手に不足もなし。
    オマケにブランク空け。
    しかも敵地日本まで来ると言っているのに。
    井岡陣営にとってこれほど好条件はないはずですが?

    破談にするなら井岡には死んでほしいくらい思います。

  • もう井岡は好きにさせていいんじゃないですかね。
    どうせやったとしても勝てるわけがないですし、それでもやりたければやればいいし…。
    実力差がありすぎてさほど興味が沸かないですね。

    それよりも内山が大晦日に”リベンジ”だそうです。
    リベンジとなるとコラレスしか無いわけですが、オプション行使したわけですかね。
    前回のコラレスの体は何度見てもどうもアヤシイと思っちゃうんですよね。そうじゃなければホントに失礼ですけど。
    それともリバウンドが半端無かったのか。
    ここで負けると恐らく引退、勝ったら…またワタナベ地獄?それとも…?

  • サーシャ

    コラレス戦って試合試合じゃなかったんですかね?

    コラレスの実力の全貌がイマイチ分からないです。
    序盤凌げば失速するような気がしますし、打たれ強くもないような?

    リベンジしたとして何処を目指すのでしょう?

    ロマチェンコ、ペドロサ、ソーサ、デービス、ウォータース
    皆、バルガスやサリドより強いでしょうし年齢的にもトップ戦線に返り咲くのは相当厳しいと思いますが復帰するのは本当なんですかね。

    モチベーションも自信も無くなったように感じるんですが。

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