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セルゲイ・ジンジラク

Sergei Dzindziruk

WBO/Inter-Continental/J・ミドル級王者
第43代EBU欧州J・ミドル級王者
第8代WBO世界J・ミドル級王者
セルゲイ・ジンジラク(ウクライナ)
Sergei Dzindziruk
36戦36勝(22KO)

未知の強豪的存在であったが最近動画も増えてきた。
地味だがずっとこの王座を無敗で守ってきている。(試合数が少ないが)
何度も王座に返り咲き怖い左の一発を誇ったダニエル・サントスから王座を奪い各国のトップ選手を尽くしりぞけ磐石の王座を築いている。

そのボクシングに派手さは一切ないがコンパクトで引きの早い右ジャブを軸にコツコツ当てて相手の戦意をくじきじわじわ差を広げていく。
徹底的に訓練されたボクシングを貫く。ジャブの大事さをこれほど感じさせる選手はいない。ジャブ以外のパンチも全部コンパクト。決して無謀なビッグパンチは打たずゆっくり相手を痛めつけていくタイプだ。

同じリズム、ペースで戦ったら絶対に勝てないとおもわせるほどマイペースで正確なボクシングだ。
Sミドル級のルシアン・ブーテに似ている気がするがもっと隙がないような完成度。

暫定王者のアルフレッド・アングロはかなりタフでいかついボクシングをするし、仕上がりはわからないがアメリカの悪童ジェームズ・カークランドはこういうボクシングをおもいきり破壊しそうであるのでそれらとの対戦がこのパーフェクト王者の試金石となる。

新鋭、サウル・アルバレスは勢いがあるしより強そうだが本人がウェルターに下がりたいらしくもしかしたらジンジラクのような隙のないボクサーにはまだ敵わないと感じているのかもしれない。

完成度の高いボクシングだが日本人が参考にすべき点がたくさんあるきれいなボクシングだと関心している。

我らが西岡のボクシングが最近変わってきたように感じる。相変わらず左の決定力はすさまじいが狙った左ではなく自然なタイミングの左、右はまだ少ないが体幹、バランス感覚を重視したコンパクトなボクシング、基本的にはこのジンジラクのボクシングに似てきたような気がするのは気のせいか。こういうボクシングが構築できれば身体能力、センスに秀でた黒人的ボクシングにだって対応できるのだ。

いよいよアメリカデビューし黒人中心に有望選手が多いこの階級でどんな存在感をみせるか楽しみだ。

ロマン・マルチネス

Roman Martinez

WBO/Latino/S・フェザー級王者
WBO/Inter-Continental/S・フェザー級王者
NABO北米S・フェザー級王者
第16代WBO世界S・フェザー級王者
ロマン・マルチネス(プエルトリコ)
Roman Martinez
24戦23勝(14KO)1分

WBOだから対戦できないが内山の対立王者。
無敗のまま王者となり粟生とも戦ったファイデル・ビロリアをノックアウトした。

ファイデル・ビロリアはディフェンスが巧みな印象があるのでこれをきれいに倒すところは粟生より説得力がある。

なかなか安定感がありKO率も悪くないが内山の方がパンチは硬質な印象だ。
プエルトリカンらしく技術とパワーが共存しているがスピードは標準的で内山とおおいにかみあいそうだ。
きっと面白い試合になるはずだ。

Sフェザーはリナレスが負けソトが階級上げて今ビッグネームがいない状況だが
このくらいの相手を破れば内山の名前が世界に轟くだろう。

Sフェザーで誰が勝ち残るか、内山の次の試合の相手は誰か、静かに見届けたい。

Boxing News