不完全ガイド:メキシコ

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軽量級を中心に時代を作ってきた主役の国のひとつだが、アマではあまり奮わない。キューバや欧州などのアマが軽量級まで解禁されたなら少し状況は変わるのではないか?
メキシカンも正攻法の打ち合いが大好きだが、フックやボディなど、身体全体を使って深く、えぐるように伸びるのが共通だ。ボディ打ちが上手いのが伝統。

Antonio Orozco
アントニオ・オロズコ
25勝16KO
ウェルター級

アメリカで活躍するメキシカン。
とても完成度の高いエネルギッシュなファイターボクサー。
挑戦するにふさわしい。グイグイ攻めての接近戦が活路みたいだ。

Luis Nery
ルイス・ネリー
22勝16KO
バンタム級

非常に好戦的だが色黒でひげをたくわえメキシカンらしくない風貌。
ボクシングもエキサイティングで長い左右パンチをグングン伸ばす。やや黒人的だ。
山中の好敵手

Moises Flores
モイセス・フローレス
25勝17KO
スーパーバンタム級

既に暫定王者になっており、オスカー・エスカンドンにも勝っているので王者の力はある。
でも次がリコンドー戦だ。
175センチの長身から射程の長いパンチをビュンビュン振り回す。体力もパワーもある。
接近戦でもこの長い腕から放たれるアッパーやボディが強烈。
しかしリコンドーとはスピード差が激しい。一発でも当たればという可能性だけ。

Carlos Ocampo
カルロス・オカンポ
21勝12KO
ウェルター級

背が高いけどメキシカンらしく打ち合う。
だがオロズコに比べスピードがなく階級的に厳しいだろうな。

Jorge Lara
ホルヘ・ララ
28勝20KO 2分
フェザー級

モンティエルに初回KOで名をあげたサウスポー。
あの試合は速攻だったが、負傷引き分けのこの試合が生きてモンチ戦につながったのかな。
割とセンスがあり、低いガードで相手を見切ろうとするが、攻撃時はおもいきり強振。パワーがあるわけだ。
技術はたいした事ないがセンスとパワーはすごく、逸材かもしれない。でも現状は番狂わせ要員か。

Diego De La Hoya
ディエゴ・デラホーヤ
16勝9KO
スーパーバンタム級

オスカーの甥っ子。トップアマでもある。
ゴールデン・キッドの名の通り、非常に俊敏でバネの利いたエリート的なボクサーファイター。
能力は高い。これだけ動ける日本人Sバンタムはいない。
オスカー・バルデスとそん色ない気がするが、ややパワーレスか。

Pedro Campa
ペドロ・カンパ
24勝18KO
ウェルター級

相手がロマゴンみたいだなとおもったらホセ・アルファロだった。アルファロはすごい裏街道になってきたな。
明らかにアルファロより的確に好打して優位に試合を進めているが、結構接戦。
華やかさはないが確かな実力者。

Carlos Diaz Ramirez
カルルス・ディアス・ラミレス
22勝10KO
ライト級

若いのに手堅いボクシングをする。ガードが高く古風なメキシカンスタイルで多くの過去の選手に似た構え。
顔も含めてウンベルト・ソトっぽいかな。こういうボクシングは今のライト級だと厳しいとおもう。

Aaron Alameda
アーロン・アラメダ
18勝10KO
バンタム級

まだローカルボクサーかとおもっていたが意外と完成度が高い。
ガードがとても堅牢なサウスポー。でも出すパンチは長く深いのがメキシカンらしい。
この試合だけじゃわからないが結構強そうだ。

Jaime Munguia
ジャイム・ムングイア
19勝16KO
ミドル級

カネロやヒルベルト・ラミレスのような例があるからメキシコのミドル級もあなどれないが村田あたりが対戦するメキシカンよりはずっと骨がある。
基礎はしっかりしている。やや大振りでスピードもないが本格派。

Jose Miguel Borrego
ホセ・ミゲル・ボレゴ
10勝9KO
スーパーライト級

ローカルファイターで特筆すべきものはないがまだ18歳でスイッチヒッターだ。
18歳にしてはKO率が高く成長したら面白い。

選手がとても多くて適当にチョイスしただけである。
評判通り、すぐ王者に通用しそうなのは

アントニオ・オロズコ
ルイス・ネリー
モイセス・フローレス
ディエゴ・デラホーヤ

だ。ゴールデン・キッド、ディエゴ・デラホーヤが一番速く華麗かな。
ルイス・ネリーは期待されているとおもうが山中の方が強くみえる。
ただ、好試合必至だ。

無印では荒っぽく雑だが、人として強そうな

ホルヘ・ララ
アーロン・アラメダの堅牢なボクシングも気に入った。

ホルヘ・ララはモンティエル戦までは裏街道の雑草系だったとおもいますが
狂暴なボクシングをするんで観てて楽しいです。
超絶エリートじゃなくて裏社会のケンカ屋みたいなララを応援します。

メキシコ、過去の栄光に比べ未来の見通しは若干暗いかも・・・
ややボクシングが前時代的な気がします。

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12件のコメント

  • 百済

    オロズコはウンベルト・ソトとの試合を最近見て、いい選手だなと思いました。若さと勢いでグイグイいくタイプで、ドネアを破って新王者になったマグダレノとも似た印象を受けます。
    デラホーヤは上手さは感じましたけど、まだ魅せる選手って印象はないです。ルイス・ネリーは評判がいいので動画をチェックしてみようと思います。

  • クッパ

    マルケスやモンティエルみたいにつなぎが早く、惚れ惚れするコンビネーションを打つイメージが強い国です。
    サッカーもそうですが、体格や身体能力など日本人と近いものがあり、日本のボクサーは学ぶべきことが多い国だと思います。

  • 百済さん

    プロがたくさんいて層が厚かったです。
    これで20戦、30戦やって出てくるんだからそりゃ強いわけです。
    でもとびきりの選手はいませんでした。

    クッパさん

    リーチがない選手は回転力勝負ですが
    ほとんどのメキシカンは肩を入れて大砲ばかり打つのでパンチの繋ぎは速いとはいえないかと。
    皆、エネルギッシュでエキサイティングなコンビネーション型でいなすようなテクニシャンは非常に少ないですね。

  • クッパ

    たしかに無骨なファイターの方が多く、華麗なボクサーは少ないですね(^_^;)
    打ち合いを好むのは国民性なのですかね?それとも体格、身体能力からその作戦があっているのか?両方かな?

  • ジュー

    ルイスネリー前から注目してます。攻撃的な選手で山中選手とかみ合いそうですね。
    ホルヘララ初めて見ましたが、面構えとパワーファイターぶりに惚れました。世界王者は厳しいですが、番狂わせを起こしそうな雰囲気を確かに持ってます。
    フローレスは強くなさそうに見えて、確かな実力を持っている。個人的にはペドラサとかぶるんですね。次戦はボクシングの神が相手なので厳しいとは思いますが、爪痕ぐらいは残してもらいたいです。
    いつも詳しい情報ありがとうございます。アメリカ篇期待してます。ここのサイトがあれば毎年恒例の世界ボクシングパーフェクトガイド買わなくて済みそうです。

  • ジュー

    すみません。追記で山中選手次戦はこのネリ―かパヤノを選ぶような気がするんですが、どうなるやら。

  • れい れなーど

    待ってましたメキシコ。エキサイトマッチでララをみて相当危険な選手だとおもいました。
    ネリーはブローナーみたいな風貌して黒人にしかみえないですがスタイルはブルファイターですねパンチはなさそう。山中がやるなら私としてはパヤノのほうが恐いです。38戦無敗のタイ人かネリー、パヤノ辺りですかね。
    今月末いよいよ三浦VS3人のメキシカン!楽しみすぎます。

  • クッパさん

    マチズモ?か何か知らないけど
    伝統的にそういうボクシングが根付いてますね。

    ジューさん

    ネリー・パヤノあたりなら面白そうですね。
    ネリーはSフライでもやってたので小さいですが
    KO必至な攻撃型ですね。山中なら勝てるとおもいますが
    リスキーな相手だともおもいます。

    れい れなーどさん

    ララはいい環境でボクシング教えれば伸びそうですね。
    荒っぽいけど随所に魅力があります。
    初期のポンセみたいかな。

    アマエリートボクシングばかりだと絶望的なので
    個性的な選手を応援します。

  • 一瞬のマ夏?

    やはりメキシコボクシング、一時代を築きましたよね。その名王者達が色褪せない限り層が厚いでしょうね。そしてボクシング自体始めるのにお金を多く描けないで済みますし決して裕福な国では無いメキシコですしアマよりもジムに入門してプロ、そして目が出れば有名ジム、例えばロマンサジムなどに移籍して、、、というパターンのようですね。そしてそこには現役王者がいてナッチョ・べリスタインみたいな名トレーナーがいて。ボクシングの夢が凝縮されていますよね。あと私はメキシコシティが標高2200mに位置している事もメキシカンスタイルに影響しているように思っています。
    *トランプさんの影響がボクシングには無関係でありますように。

  • 一瞬のマ夏

    あと、緑のベルトWBC本部はメキシコにありますよね。何というか私のイメージする強いメキシコボクシングが緑のベルトにぴったりです。

  • あな

    上の方同様に日本人と体が似てるので参考にすべき国だと思ってます 日本は打ち合いの技術が特に低く奥脚過重に傾倒しメキシコは前足に乗った状態でよく体を振るタイプ
    ただ特徴的なのがメキシコのトップ選手らはむしろ打ち合いを制するタイプというよりは間合いを制する日本風のボクサーパンチャーが多く、むしろメキシコスタイルを洗練したものがゴロフキンに代表される最近の中東ということでしょうか
    アメリカの黒人クラシックスタイルが駆逐されてきているように常に伝統や基礎に捕らわれず進化する必要があるのかもしれませんね

  • g1j2p5i5

    ボクシング王国に影をさすWBCのデタラメ運営・・・   王者乱立に加え 引退選手のランクインと 俺が億万長者ならWBAを束にして訴訟したいレベル・・・
    時折「ファンです」といった話が聞かれるが 昔はいざしらずどのような思考になればそう思うのだろう・・・
    それでも「ヒジでいいから目にいれよ」ファン=杉浦大介、大魔神等に比べればマシなのではあるが・・・

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