目前に迫ってきました。AMAZONプライムは加入しているが、さらに有料なのかな?
39歳と36歳の戦いだから、共に全盛期は過ぎているだろうが、消耗度と肉体の劣化でいえば3歳差といえど村田がかなり有利だろう。この程度の年齢差でアマチュアでの邂逅は一度もなかったのかな。
しかしやはり、過去の実績、試合内容、凄み、突出度からしてゴロフキンが圧倒的に強いとおもわれる。
海外でもそのような予想だがゴロフキン自身は
「五輪金メダリストの日本のスーパースターと日本で戦うのだから決して油断しない」
とのこと。
対する村田は
「前半、初回が鍵」
のようなコメントが見られた。
相手はあのゴロフキンなのだ。何か特別な奇襲や奇策で勝負しないと勝利は遠い。過去一度もダウンのないゴロフキンだが、判定で勝つのも不可能に近いだろう。
なので恐らく最近の村田のスタイル、ロブ・ブラントを再戦でKOしたような序盤からの積極スタイルの進化形でいくものとおもわれる。序盤KOもしくはひどくダメージを与えない限り、かなり厳しい結果しか考えられない。
しかしながらデレビヤンチェンコ戦のゴロフキンは負けでもおかしくないほどに苦労し、デレビヤンチェンコはその後も勝てていない。ジョナサン・バンクス・トレーナーに変わってからは不安定さをみせている。
個人的にはどちらを応援することもなく(どっちかといえばゴロフキン)両者共に尊敬に値する人物としてこの試合を見届けたい。
やはりゴロフキンの偉大なキャリアとボクシングに捧げた献身に比べると、2年以上も試合をせず、強敵とも戦わず、16勝2敗程度のキャリアで、こんな大きな試合が日本で出来る村田は恵まれており、最初からこの日のためのプロキャリアだったと判断せざるをえない。
この試合に勝った方は、さらなる巨額のカネロ戦の権利を得るだろうが、ゴロフキンがそのつもりでも、村田にはこれが最後であるようにおもえてしまう。ゴロフキンが圧倒的に有利だとおもうが、タイミング、地の利や時の運は村田にある。
死に物狂いの村田と、とりこぼせないゴロフキン
浜田や平仲の時のような展開だけが希望か・・・