エストラーダは流れても、おおみそかは外せないとのことで決まったようです。
WBA世界Sフライ級タイトルマッチ 12回戦
王者・井岡一翔(志成)VS8位・ホスベル・ペレス(ベネズエラ)
ホスベル・ペレスというのは20勝18KO3敗でKO率が高いが、過去にダラキアンに完敗。
組み立てはなく、いきなり強打を振ってくるタイプなので判定で井岡は手堅いところか。エストラーダが無理でも上位ランカーに魅力的な選手がおり(KJカタラハとか)1位のジョン・ラミレスはアメリカでプチ人気で井岡に対戦アピールもしていたので丁度いいとおもっていたが、また昔のTBS時代に戻ったようなマッチメイクだ。
志成ジムというのは他のマッチメイクをみても、勝ちに徹する主義のようだ。日本勢全勝という絵が浮かぶ。
10回戦
WBOバンタム級5位・比嘉大吾(志成)VSWBC9位・ナワポーン・カイカンハ(タイ)
ナワポーンは58勝48KO3敗と戦績はすごいが、世界レベルでは通じず、前戦もビンセント・アストラビオにKO負けしたばかりだ。アストラビオの戦績は19勝4敗だ。つまりナワポーンのそれは筋金の入った戦績ではない。それなりに強豪だが、上を目指すには丁度いい選手といったところか。バンタムも王者が揃い、中谷もやってくるだろう。比嘉の戴冠は今のところ厳しいとおもう。
10回戦
東洋太平洋フェザー級王者・堤駿斗(志成)VSWBA15位・ルイス・モンシオン・ベンチュラ(ドミニカ)
デビューから強豪相手に勝ち続けている堤駿斗のキャリアは濃いが、アマチュア時代の凄さは感じない。相手は以下で紹介した、強くない方のルイス。
遠路はるばる日本にやってきたが、堤が病気で試合が流れ、また再びの日本。
「2日間かけて日本に来たのに…」と困惑の表情を浮かべた。母国からスペインのマドリード、UAEドバイを経由して来日。
これをもう一回やるんだな。
個人的には
井上尚弥VSマーロン・タパレス
が今年の見納め、ゴールなので、その他は気にしないが、弟のアンカハス戦やユーリ阿久井VSダラキアンはどうなるのだろう。結構日本側の都合、やらかしも多いです。
井上尚弥VSマーロン・タパレスは圧倒的に井上が有利で井上には一分の隙もないと確信していますが、それを踏まえてのタパレスの戦い方です。
非の打ちどころのない、手を抜くことを知らぬ天才(井上)と、家族が出来てチャンスを掴み、最近本気になった天才(タパレス)の試合
というテーマで無理やり楽しんでいます。
果たしてタパレスはフルトンより手ごわいのだろうか?