日本時間明日のS・ウェルター級トリプル戦
日本じゃ誰も知らんだろうがマニア心を掴む試合ばかりです。
内容かぶるとおもいますが2度目の展望を。
WBA世界S・ウェルター級戦
エリスランディ・ララVSバネス・マルティロスヤン
世界選手権2度金のララとアテネ(古いなぁ)五輪代表マルティロスヤン
負傷引き分けからの再戦だが、ララがコントロールしている内容であった。
マルティロスヤンはアマでブラッドリー、ベルト、トラウトらに勝っており
この男こそザ・フレディ・ローチの選手といえるのだが、サウスポーのテクニシャンタイプにあと一歩で世界に届かない。
オーソドックスのジャメール・チャーロに負けたのも痛い。
テクニシャンでやりにくいララをKOしないとマルティロスヤンの戴冠はないだろう。
40戦目、2度目の世界戦だが、日本だったら最短記録を狙うような逸材がこんなに苦労している状況では応援せずにはいられない。
アルメニア移民というバックボーンも好みだ。
カネロばっかり大金持ちなのも納得いかない。どちらも苦労人で好きだがマルティロスヤンを応援する。
IBF世界S・ウェルター級戦
ジャモール・チャーロVSオースティン・トラウト
めちゃわかりにくいがKO率が高く正規王者の兄がモである。
弟のメより少し背が高く、タトゥーが多い。
戴冠した試合も防衛戦も圧倒的なKOでスピードもパワーもいいものをみせつけたが
相手がコーネリアス・バントレイジとかだからまだ真価のほどはわからない。
対するトラウトも過去の人にするにはまだ早い。
カネロにダウン差で負け(ポイントで負けたとおもわない)
似たタイプのララには完敗したが、そこから4連勝とちゃんと結果を出している。
KOでチャーロ、判定でトラウトか?
WBC世界S・ウェルター級王座決定戦
ジャメール・チャーロVSジョン・ジャクソン
全勝のジャメールと2敗のジャクソン
兄も無敗の世界王者とあってジャメールが有利なのだろう。
チャーリー太田にダウンを食った試合ではたいしたことないとおもっていたが
マルティロスヤンやヨアキム・アルシンに勝ってきているしなぁ。やや慎重な技巧派である。
ジャクソンは恐怖の強打者ジュリアン・ジャクソンの息子。
父ちゃんほどではないがアンディ・リー戦では強打でほぼ勝ちかけていたからなぁ。
衝撃の逆転KOで失神した。
やや、オープンブロー気味で独特のリズム、打ち方のジャクソンだが勢いとパワーはジャメール以上だろう。
技術とスピードで劣るだろうが、兄弟揃って無敗の王者じゃつまらんのでジャクソンを応援する。
リー戦の内容をみても父と同じくガラスの強打者といったところか。
非常にスリリングな試合の数々
この中でとびぬけたパフォーマンスをする男がいれば
そいつこそカネロより強いんじゃないかな?
話題はそれるが本日こんな試合があった。
WBAクルーザー級王者決定戦
ジュニエール・ドルティコスVSユーリ・カレンガ
https://youtu.be/EYz0QLKM73I
キューバVSコンゴ(フランスで活動)の世界戦だ。
共に強打者で無名のクルーザーといえど、マルコ・フックの台頭以来かなりエキサイティングな試合が増えた。
フックが負けた試合が個人的には昨年の年間最高試合だ。
この試合も三浦VSバルガスにも劣らぬとても面白い試合になった。
これぞ決定戦にふさわしいキャリアの両雄だが、WBAなんだね。
こんなにいい試合組めるのになぜ、フライ級だけ正規とスーパー王者の統一戦指令をださないのか。
絶対怪しい、裏がありそうだ。
河野にはVSコンセプションの指令が出たが、田口は相変わらず宮崎だ、田中だ、拳四朗だ・・・そんなの日本王座でいい。
都内で予定とのことだが、大田区も都内か、石田、宮崎のセット、そこに大阪の王子様もタイ人連れて絡み、WI 東京VS大阪祭り。
そんな結末になったりして。
内山の復帰も大晦日、それまでコラレス試合枯れ?
ワタナベクオリティだとそれが関の山です。
最高です。
https://youtu.be/YJm3gclqbuQ