荒れるが勝ちか/ジェフホーンVSテレンス・クロフォード

実現まで随分長かった気がする。間違えてはいけないのはこの試合は王者はホーン、挑戦者がクロフォードである事だ。多くのメディアでクロフォードが3階級目をゲットする試合と言われていますが、実際はどうなるでしょうか?

今まで、とても多くの話題がありましたが、試合こそが真実なので、最新のものだけいくつかピックアップ

パッキャオ戦の勝利が誰もが納得する試合でなかったので、様々な批評の対象にされてしんどくなってしまったようなホーン陣営。パッキャオ戦は強盗だとも言われました。試合ペースもグッと落ちてしまいました。

ホーン
「これは全ての批評家を黙らせる試合です。クロフォードは偉大なファイターでP4Pナンバーワンだ。だから彼に勝てば己を証明できる。皆を黙らせることがね。」

クロフォードはオージーのホーンにとってあまりにも速く、正確です。

ホーン
「クロフォードのような美しい動きは出来ないかもしれないが、ファイトはできる。喧嘩にする必要があればルールの中で喧嘩にしてやります。」

ホーンのトレーナー
「初回が終われば、クロフォードはこう言うはずさ「チクショウ、思ってたよりホーンはすげぇ」と。」

ホーン陣営は、クロフォードが王者になる試合と言われ、会場や世論のムードに反発し、ジャッジやグローブについて色々と注文をつけているといいます。

クロフォード
「土曜の夜にすべてはっきりさせるよ。試合前から一晩中、グローブやジャッジの事ばかり聞かされてウンザリだよ。試合でホーンを倒すだけさ。」

数値的なものは変わらないが、ホーンはパッキャオを体格で潰し勝ちしたように、必要とあらば体格の利を生かして、階級をあげてくるクロフォードを潰しにかかるのではと言われている。

クロフォード
「そのへんは調整するさ、デカい相手も経験済みだし。注意しないといけないのは、ホーンのバッティングや肘打ち。そして、わかるよね、もうひとつの戦いさ(it’s simple, you know, another fight.)」

今までこの試合にあまり注目していなかったので、両者の駆け引きについてはよく知りません。アンダードッグであるホーンの方が王者でボブ・アラムの所有選手なので、色々な駆け引きをしているのでしょう。

なので、クロフォードが言うanother fightというのが何なのかわかりません。ジャッジとの戦い?ホーンの荒っぽいダーティーファイトとの戦い?

当然、P4Pトップクラスのクロフォードが断然有利とおもわれる試合ですが、ホーンも立派な五輪代表トップアマであり、普段の試合ではゴチャゴチャと素早いのが特徴です。それに加え、パッキャオ戦でみせたような体格と反則スレスレを生かすダーティー、勝つために手段を選ばぬタックルのような事もやります。

恐らく当日はクロフォードよりかなり重いだろう。それがひとつの活路だろう。

クロフォードにしても、これまで、技術点は満点ですが、体格とパワーに秀でたものがないこのクラスで、どういうボクシングを披露するのか未知数です。P4Pトップクラスの選手ですがこの階級には明らかにクロフォードよりパワフルで階級適正のあるエロール・スペンスがいます。

スペンスVSクロフォードの頂上決戦のためにも、ここはクロフォードが勝ち上がって欲しいですが、ホーンは簡単に引き下がるタイプではなさそうです。

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