議論の余地のないウェルター級の世界王者/エロール・スペンスVSテレンス・クロフォード・・・とベナビデス

エロール・スペンスとテレンス・クロフォード、皆さんはどちらが勝つとおもいますか?

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エロール・スペンスは、クロフォードVSホーンにあまり感銘を受けませんでした。スペンスの視点でみれば、ボクシング能力が限られたホーンに対し、クロフォードは自分がやりたいようにやっただけに映りました。

ネブラスカ州オマハのクロフォード(33勝24KO)は9ラウンドTKOでホーンを止め、3階級制覇、WBOウェルター級王者になりました。

スペンス
「試合の一週間前に俺はクロフォードがホーンをストップするだろうと言いました。だから結果に驚いてはいない。ジェフ・ホーンは能力が限られたファイターにみえる。基本的には動きがなく打ち合うだけで、基礎が足りない。クロフォードはやりたい放題だった。」

テキサス州デソトの強力なサウスポーの王者スペンスに、この試合は貴殿のケル・ブルック戦やラモン・ピーターソン戦より印象的だったか尋ねたところ

スペンス
「正直、そんな事は考えたこともない。クロフォードはいいパフォーマンスをした。ジェフ・ホーンは王者だった。クロフォードはやりたいようにやった。いい試合だったかどうかはわからない。」

現在28歳のスペンスは今週の土曜日にカルロス・オカンポとの試合をクリアした場合、クロフォードと戦いたいとおもっています。キース・サーマン、ダニー・ガルシア、ショーン・ポーターらは、全てアル・ヘイモンが絡んでいるので、試合を組むのは難しくないが、スペンスは敢えてクロフォードに対して自分自身を証明したいと考えています。

スペンス
「将来確実に起きる戦いだろう。クロフォードはベルトを持った王者であり、いつも言っているように俺は議論の余地のないウェルター級の世界王者になりたい。だからクロフォードと戦って彼のベルトを奪わなければならない。確実にいつか実現する試合だ。」

ショータイムは今週の土曜日にトリプルヘッダーのメインイベントとして、エロール・スペンスVSカルロス・オカンポを放映します。

いいですね、スペンスVSクロフォードは、ロマチェンコVSマイキーと並ぶ、P4P争いにふさわしいメガマッチです。巧いだけでなく屈強といえるスペンスを推したいですが、P4Pの現ランクとなると、完璧なクロフォード、悩ましいです。共に負ける姿が想像できないほど強烈に強い。年齢はクロフォードが2つ上の30歳です。

共に、ビッグマッチを求め、相手から逃げる姿勢は微塵も感じませんが、だからといってすぐ試合が実現するわけではないでしょう。

ダニー・ガルシアVSショーン・ポーター

なんて需要があるのかな。けれどクロフォードVSポーターは少し気になります。ポーターが野蛮な肉弾野郎なので、対照的なクロフォードはもちろん、誰とやっても興味はあります。

個人的にはスペンスがやや好みですが、これらメガマッチの向こうには、世界のウェルターのトップ連中が控えています。

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ここまで見届けないとマニアとは言えませぬ。

そういえば同日にホセ・ベナビデスも快勝してました。

楽勝ですが、相手はここまで22戦全勝21KOでした。
彼も本来の才能はすごそうです。

パッとしない時期もありましたが、ウェルターで勝負していくなら見逃せません。
イケメン推しもあるでしょうし。

スペンスが言う
I wanna be undisputed welterweight champion of the world.

undisputed異議のない,明白な.

が大変気に入りました。

団体、王者はたくさんいますが、今こういう戦いが求められています。

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