主役が抜けてもちゃんとやる/井岡一翔VSマクウィリアム・アローヨ/ファン・エストラーダVSフェリペ・オルクタ他

主役が抜けてもちゃんとやる。敏腕トム・ロフラーは偉いです。が、メキシコファン頼りの興行といえるかもしれません。アンカハス、ヤファイは持ってこれません。何といっても井岡VSアローヨ。これが我々にとっては朗報でしょう。

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トム・ロフラーの360プロモーションはスーパーフライ3のトリプルヘッダーの詳細を発表しました。9月8日、ロサンゼルスのファビュラスフォーラムでHBOでライブ中継されます。

ノンタイトル
ファン・フランシスコ・エストラーダ(36-3-0,25 KO)VSフェリペ・オルクタ(36-4-0,30 KO)

ザンファー・プロモーションとの共同推進で行われます。

WBOスーパーフライ級王座決定戦
ドニー・ニエテス(41-1-4,23 KO)VSアストン・パリクテ(24-2-0,20 KO)

興行のオープニングファイト(10ラウンド)

井岡一翔 (22-1-0, 13 KO),VSマクウィリアム・アローヨ(17-3-0, 14 KO)

ロフラー
「今日、スーパーフライ3の発表ができて光栄です。昨年2度のこの興行は世界中のボクシングファンに好評でした。スーパーフライ2以降、次はいつどこで行われるのか多くの人に聞かれました。このシリーズで提供される戦いはノンストップアクション、比類なき熱狂の元行われてきました。

エストラーダとシーサケットの試合は最も勇敢な最高の2人による戦いであることが証明されました。ハードパンチャーのオルクタ戦は、世界挑戦権をかけた決定的な試合になるでしょう。

ドニー・ニエテスの4階級をかけた戦いも大会に花火を打ち上げるでしょう。

3階級制覇をし引退した井岡を呼び戻し、マクウィリアム・アローヨと戦わせることはスーパーフライのブランドに重みをもたせるものです。これらのトリプルヘッダーはノンストップアクションのスーパーフライイベントがもはや「ゴールドスタンダード」と言えるほど定着したものと捉えられます。」

エストラーダ
「この興行に再び参加できて光栄です。ファンには新たなスリリングな試合を提供します。オルクタに勝ってシーサケットと再戦します。試合に備えてメキシコシティの高地でトレーニングしています。」

オルクタ
「エストラーダはメキシコで最高のボクサーの一人です。彼と戦うことは名誉であり、勝利の準備は整っています。」

井岡一翔VSマクウィリアム・アローヨ

共にフライ級上がりなので体格面での優劣はないとおもうが、同じ対戦相手、アムナット戦を比較するとアローヨの方がダウンを奪う善戦でしたし、カルロス・クアドラスに勝った勢いもあります。明らかに井岡にとっては過去最強レベルの相手といえるでしょう。技術で対抗できそうだが、ロマゴンよりもフィジカル不安がみえる井岡にスーパーフライでいきなりこの相手は厳しいように映るが果たして・・・どこでどのようなトレーニングをしているかでしょう。SANKYOと言われてもピンときません。

井岡が3冠王者でアローヨは無冠・・・2人にそんな実力差はないはずだ。

ニエテスVSパリクテはフィリピン開催のはずでしたが、こちらに組み込まれるのでしょうか。アンカハスVSスルタンに続く米国でのフィリピン人による世界戦です。キャリア、総合力はニエテスですが、パリクテは体格がよく危険なパワーの持ち主です。

エストラーダの相手が以外でしたが、オルクタというのはナルバエスにSD MDで負けはしたもののその他試合では異様に高い勝率とKO率を誇る不気味な選手です。32歳でスピードが並なのでエストラーダ有利でしょうが素晴らしい戦績です。

シーサケットに最も迫ったエストラーダ
エリミネーターのクアドラス戦を乗り越えたアローヨ

この2人の王座決定戦かとおもいましたが、ヤファイもアンカハスもシーサケットも出ない以上、ベルトに空きはないんだな。
厳しい遠回りを余儀なくされた二人を応援してしまいそうです。

キャリアは違うがニエテスと井岡は共に4階級目のチャレンジです。

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コメント一覧
  1. 井岡のスキルは疑いないと思います
    強者相手に内容や結果を残す事が真の実績と呼べるものだと思うので楽しみにしたいです

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  2. 富士山氏
    個人的にはこの役割はやらかした比嘉に期待してたんですが、日本の需要を持った日本選手としては初めてジム制の制約を外れたボクサーとなりましたね
    プロテクト云々チャレンジ云々は分からないしはっきり言ってどうでもいいんですけどアローヨ戦後どうキャリアを歩むのか実際のマッチメークやトレーニングの障壁はメリットはどうなのかか発信してほしいですね こういう役目が露出も多い選手が担うのならその発信力によっては今後の有力日本人ボクサー、もしかしたら日本のジム自体にも影響するかもしれません
    ところでアローヨ有利との声が多いようなので井岡圧勝に今のうちにかけておきます 井岡の相手が弱いのでなく相手になにもさせなかっただけということを証明してほしいですね
    個人的な井岡の今後の理想はアローヨ戦後、米で一海外選手として一定の脚光をあびたのち、キャリアの総決算として両者衰えない内にニエテス戦→記念としてのロマゴン戦を日本で→田中の初渡米&世代交代もかねて田中でko負けで引退
    となれば完全無欠ですね 体重があわないのでシーサケエスト比嘉はやらなくていいです

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  3. うぉーこれは楽しみな試合が決まりましたね〜!井岡不利だと思いますが頑張って欲しいです。

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  4. やっぱり来てたんですね。
    ストーリーがありますし
    八重樫はロマゴンとも死闘を演じた3階級王者なので
    筋としてはあるなぁと。

    でもまず日本の向井でしたっけ。

    八重樫が壊れたとはおもいませんが
    今のシーサケットはやめといたほうがよさそうです。

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  5. もし海鮭からオファー来てるとしたら タイで暫定王座を獲った江藤光かもしれません
    来月 岩佐の前座で比国人と調整試合

    少し前に 八重樫に海鮭からオファーが来たって記事ありましたよ
    大金でジェイミーは呼んでも 八重樫は一歩も外へ出ないんでしょうか?

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  6. 井岡がさんざん酷い言われようだったのは、当時はしっかりプロテクトされ、且つ酷い内容だったので何を言われても当然でしょう。
    今回のように言い訳できない環境に飛び込むのはそうせざるを得ない立場からでしょうが、
    まだ始まってもいません。これからが見せ場です。
    アローヨ相手にどこまでできるか楽しみですね。

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  7. これで引退に見せた親父と離別準備だったとはっきりしましたね。
    SANKYO所属なのもジム移籍だと日本の悪習で移籍金で揉めそうだから
    フリーでって感じなんですかね。

    いきなりアローヨは驚きました。1戦挟むと思ってたので。
    不安があるとすると最後にまともな相手とやったのが15年のレベコなので
    試合勘ともどもそのあたりがどうなるか。

    元々持ってる能力は負けてないと思いますがいかに。

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  8. アローヨとやるなら見直しますね。クアドラスに勝ってるしなー、、
    これからもハード路線でお願いします、という感じです!

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  9. シーサケットには誰が挑戦するのでしょうね。
    日本にもオファーくらい来てるかな。
    因縁の八重樫とか・・・今はやばいな。

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  10. 井岡選手凄いですね。
    日本ボクシングコミッションとは全く関係のないところでボクシングをやる。日本のジムにも所属しない。
    そして相手は強豪選手。
    アンチのみなさん、お久しぶりです。日本のテレビ局やプロモーション抜きなんで、好きな相手とやらしてもらいます。
    井岡選手の試合の解説に呼ばれ、散々ひどいことを言っていた元王者なんかもいましたが、井岡選手のチャレンジのほうが上ですね。

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