あわせて読みたい。ミドル級ロワイヤル
これも加えていいかな。
[st-card id=31406 ]これも加えていいかな。ロブ・ブラントだったりして・・・
[st-card id=31638 ]WBOミドル級王者のビリー・ジョー・ソーンダース(26勝12KO)は10月20日ボストンのTDアリーナでデメトリアス・アンドラーデ(25勝16KO)と防衛戦を行う。
プロモーターのエディ・ハーンは最近DAZNと大型契約をし米国のアンドラーデと契約を結んだ。元々、ハーンはアンドラーデのために2試合ほどのチューンナップ戦を行うつもりでしたが、WBOがソーンダースとの対戦を指令したためにこの戦いを選択した。
アンドラーデがソーンダースに勝てば彼は運命を変えることができます。単なる勝利、WBO王者の称号だけでなく9月15日に行われるカネロVSGGGの勝者と戦う可能性をも得られるからだ。この試合が実現することになれば、大金が動き、それだけでエディ・ハーンの勝利のようなものだ。
エディ・ハーン
「この試合はミドル級で最高のものです。50-50の戦いです。アンドラーデと契約したのは彼に2試合させてから世界戦を組むことでしたが、WBOに強制的な試合を命じられました。アンドラーデは準備はOKさ、早く決まってよかった。ボストンで戦うと言ってました。」アンドラーデがソーンダースのようなスリックなサウスポーを打ち負かすのは簡単な事ではない。ソーンダースの方が高いレベルで戦っている。元IBF王者のデビッド・レミューに大差で勝って自信を深めている。その後ソーンダースはマーティン・マレーと防衛戦を予定していたが2度の負傷で延期、中止となった。多くのファンはソーンダースの負傷に疑問を抱いている。カネロVSGGGの再戦が決まらなければ彼の出番の可能性があったので、マレーを回避したのではないかと。
アンドラーデは昨年10月以来試合をしていません。ソーンダース戦まで1年以上のブランクを作ることになります。
ソーンダースにとってもアンドラーデ戦は困難なものかもしれません。レミューに対しては素晴らしいパフォーマンスをみせたが、レミューはアンドラーデのような素晴らしいアマチュアのバックグランドがなく、リーチも短いボクサーでした。アンドラーデの背の高さ、リーチ、サウスポースタイルはソーンダースに有利な面はなにもありません。
こちら同様にすんなり決まりました。すんなりと言っても両者ともブランクかちで久々の試合です。金と無敗記録に拘り相手を吟味するボクサー同士です。ビッグマネーをいつまでも待っている場合ではなくなりました。
個人的な予想はKOでアンドラーデ、判定でソーンダースです。どちらもサウスポーの技巧派で判定型なところがありますが、強い意志さえあれば倒す拳を持つのはアンドラーデの方です。互いに五輪代表の経験もある技巧派ですが、プロらしい倒す打ち合いを決意して欲しいです、が当て逃げ合戦になる可能性も高いです。
ハーンは、ダニエル・ジェイコブスとも契約しており、詰め将棋をしているかのようにどちらの選手が勝ってもいいような保険をかけています。上記のとおり、カネロVSGGGの勝者と手駒の選手が対戦できればある意味勝ちといえる魂胆なので
個人的にはどちらもその前に負けてしまえばいいじゃん
なんておもいもあります。
けどもソーンダースのスタイルも姿勢も好きじゃないので、それを払しょくする試合をみせてくれないと応援まではできない。どちらに転んでもKO決着がみたいからです。最強を目指す、GGGの尻を追うミドル級ならば必然です。