モンスターではなく怪物君な2人/ゾラニ・テテVSジョンリエル・カシメロ

11月30日のゾラニ・テテVSジョンリエル・カシメロ、テテが勝ってバンタム級統一バトルに参戦するのが本来の筋のような気がしますが、ノニト・ドネアという同胞、先輩に感化されたのはカシメロの方じゃないか、スパーリングなどをしたことはあるのだろうか。でも今は脇役のカシメロの言葉は見当たりません。ずっと前に、ゾラニ・テテを破って本当の王者になりたい。それからバンタム級のその他のビッグネームに絡んでいきたいというような記事をみかけた気がするくらい・・・

個人的にカシメロに一票いれたのは万馬券狙いだ。天然の素質、パッキャオっぽさが少しある。パンチ山下だかが日本人で初めてカシメロに挑みましたがやはり圧倒されました。テテとやってもあそこまで一方的かというほど・・・カシメロは面白い選手です。3階級王者でもあります。ドネア、カシメロ、ガバリョ・・・フィリピンは凄い、団体戦なら勝てないな。

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テテ
「カシメロの試合をたくさんみたけど最近の3試合で改善している。でも昔の悪いクセも残っているからその傾向に対処したい。カシメロは攻撃的で決して楽な戦いをさせてくれない。十分危険なファイターだ。

怪我でWBSSを辞退した時は失望なんて言葉では言い尽くせないくらい悲しくて、悔しくてヒステリックに泣いた。決勝にいきたかったことは言うまでもなく、自分のキャリアのためにも是非ドネアと戦いたかった。

怪我は肩の使い過ぎによるものでした。医者の言うことを聞いて今は練習時から注意している。紹介された理学療法士による治療で手術は回避できました。13か月のブランクは長すぎましたが完全に治りました。

井上VSドネアは何年もボクシングをみてきた中でも最高の戦いでした。ドネアは勇猛果敢に立ち向かい、リングで将軍になりました。井上は勇気を出して全力で対処せねばなりませんでした。井上は決して無敵ではない。勝てない相手ではない。カシメロに勝ったら、できればアメリカで、いや、井上が戦いたいというところならどこでもいいから戦いたいです。」

フランク・ウォーレン
「ゾラニに最大の戦いを与えてやりたい。彼にベルトを統一してもらいたい。井上はとても激しい戦いでドネアという伝説に素晴らしい勝利をした。準決勝でテテとドネアを戦わせたかった。テテも同様にドネアを破っただろう。来年にはベストの2人が出会うことになるだろう。残った勝者には必然の戦いが待っている。」

チャンス少なく、その少ないチャンスも自ら逃し、不憫で遠回りな道を歩んでいるとおもいますが、真っ当に全てに対処して、誰からも相応しいといわれる立場になってバンタム級の頂上を目指したいというテテ、その決意、態度は間違ってはいないとおもう。

しかし取りこぼしを恐れて、かなり慎重なファイトをしそうだな。

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