いよいよ迫って来ました。アンケートは偏るだろうからやりません。サッカーでAbemaTVが躍進したようにdTVもこれを起爆剤にと考えていることだろう。しかし、プロデューサー、ディレクター、デザイナー等、各種スタッフの仕事をみているとミスや恥ずかしいキャッチコピーなどが目立つ。普段ボクシングなどに興味のない人々なのだろう。バトラーはスルタンに3-2で勝った男だそうです。サッカーかい・・・
ポール・バトラー
人生最大の試合と全てを賭けて向かってくるだろう。34勝15KO2敗。ロドリゲスとテテ以外はひとつも取りこぼしがないのは、しっかりした実力があるという事だろう。井上尚弥がキャリアを終えるまで、37戦も出来るだろうかと考えると立派な戦績だ。
しかし、小さくまとまったスタイルという印象はどうしても拭えず。
ファン・カルロス・パヤノあたりと拮抗した実力ではないかな。
この試合はコンディションが悪かったのか、自身が体重超過したにも関わらず、ロドリゲスの左で初回に2度もダウンを奪われている。井上のそれはロドリゲスをはるかに上回るものだ。
どんなに丁寧に戦っても、井上の左、ボディで悶絶する姿しか、今は思い浮かばない。
ジャイアント・キリングとして、ダグラスがタイソンに勝ったことを例えているが、あれはタイソンのコンディションに問題があり、井上尚弥にそれはない。
井上尚弥
歴史的な4冠統一戦、バンタム級の最後ということもあって、完璧なパフォーマンスをする意気込みだろう。井上の弱点はディフェンス、ドネア初戦にありと言われ続けているが、アクシデントがない限りそのあたりも鉄壁なのだ。ドネアは「井上は前に出て、同じ位置から連打しすぎる、攻撃的すぎるところが弱点(かも)」と言っていた。
井上本人も
「まわりが評価してくれるほど自分自身では強いとおもっていない」
と言っていた。
ひとつのミスもなく、パーフェクトにじっくり戦い、長期戦を視野に入れていると言われているが、いけるとおもったら瞬殺、初回KOでもいいとおもう。それこそが井上の魅力であり、世界を震撼させてきたのであり、Sバンタムに上がる上でライバルに畏怖の念を抱かせる。
フルマーク判定でも、後半KOでも井上尚弥の評価を落とすことになるのだ。
いざ、ネクストステージへ