井上尚弥が焼け野原、荒野にしたバンタム級、
WBAは井上拓真VSリボリオ・ソリス
WBCはノニト・ドネアVSアレクサンドロ・サンチャゴ
IBFはエマニュエル・ロドリゲスVSビンセント・アストロラビオ
WBOはジェイソン・モロニーVSビンセント・アストロラビオかレイマート・ガバリョ
あたりで決定戦が行われそうです。
新鮮味はありませんが、ドネアとロドリゲスあたりは立派な王者級でしょう。
ノニト・ドネアVSアレクサンドロ・サンチャゴ
日程はまだ未定だが、この試合が決まったとのこと。
アレクサンドロ・サンチャゴって聞いたことあるなとおもったら、この男でした。
https://boxrec.com/en/box-pro/637333
27勝14KO3敗5分
戦績は平凡、身長が159センチしかないバンタム級ですが、覚えています。
ゲイリー・アントニオ・ラッセル戦、判定で負けはしましたが、まるで、ホルヘ・カストロかとおもうほどの風貌とタフネスで、何か得体のしれない怪物感を醸し出していました。個人的にはサンチャゴの勝ちにみえました。
その後3連勝、直近ではデビッド・カルモナとアントニオ・ニエベスに勝っています。
ドネアはSフライ級も示唆してましたが、年齢も考慮するとバンタムの減量が適正とおもえ、ここを一掃していく模様、さらには現役にして若手育成も手掛けているとのことで、残りの時間もわずかでしょう。
コンディションのいいドネアなら、閃光のようなパンチ、左フックカウンターという武器を持つので鈍くて突進してくるだけのサンチャゴは問題ない、相性は悪くないとおもいます。
しかしサンチャゴの猪突猛進ぶり、得体のしれないタフネスは相当です。
こういう猛者こそ、判定職人の道を突き進んでいそうな拓真とやって欲しかったけど・・・
井上尚弥と拳を交えた、名の知れた方が順当に勝ちそうなバンタム級決定戦ですが、若手や初挑戦のランカーの台頭にも期待してしまいます。
ビンセント・アストロラビオ