Prime Video Boxing11/中谷VSクエジャル/那須川VSモロニー/堤VS比嘉

昨日も世界ではビッグマッチが行われ、ベテルビエフ初黒星なんて個人的仰天ニュースがあったが、ビボルとベテルビエフは実力伯仲ですな。まだ観れていません。自分の目で確かめてみます。バコレとかジャンはスタミナとかボディとかコンディションとか危うい点がたくさんありますね。

さて大注目の今晩です。

WBC世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦

王者・中谷潤人(MT) × ダビド・クエジャル(メキシコ)

ネクストモンスター化しつつある中谷の圧勝を予想しますが、挑戦者としては最上級で侮れないのがクエジャルです。体格で劣らず、顔良し、態度良し、ムードよしのメキシカンです。きっと勇敢に向かってくるだろう。そして正直に強いだろう。昨今の中谷の相手としては一番強力で見ごたえがあります。何が起きても驚きません。

12R
中谷
10
10
20
クエジャル
9
9
18

1R
中谷の左が浅く入るがクエジャルデカく圧があるので慎重。クエジャルは背は高いがリーチは短い。体力はありそう。
2R
ポイントは中谷だがクエジャルは身体が強そうでプレッシャーは強い
3R
クエジャルに振ろうかなというくらい奮闘していたが、最後の中谷の一瞬の上下のコンビネーションにクエジャル一気に崩れ落ちる。再開も大きな左フックで終了

クエジャルもパワーがあり中谷の右の眉間を赤く腫らしたが、中谷の一瞬の爆発で流血ダウンし甚大なダメージを残した。

中谷には本当に色々な角度のパンチがある。

井上尚弥同様に一瞬の爆発で相手が崩れる、すごい技術とパワーを宿した。昔はこんなにパワーはなかったはずだが・・・

西田リングイン、対戦を約束

天心とかでなく、一番高い頂に挑む(といっても王者同士だが)西田もかっこいい。

10回戦

那須川天心(帝拳) × ジェイソン・モロニー(豪州)

バンタム級リミットの試合ではなく、119ポンドのキャッチウェイトだそうです。なぜ?
モロニーの状態がいいのか既に落ち目なのかで内容が大きく変わる。教科書的ないい選手だが、アストロラビオやサウル・サンチェスと同じようなレベルなのだ。そしてダメージたまる激闘が多かった。キャリア、年齢的には落ち目なのは明らかだ。那須川が本当の天才ならば軽く乗り越えるだろうが、ここで苦戦するようだと本当にまだ早かったということになる。予想はスピード差で那須川の判定勝利だが、モロニーを応援している。せめて言葉通り、熱いファイトをして欲しい。武居戦のように手が出ないとがっかりだ。

12345678910R
天心
9
10
10
10
10
9
9
10
9
9
95
モロニー
10
9
9
9
9
10
10
9
10
10
95

1R
那須川の方が速く動きがいいようにみえるが、パンチが軽いからモロニーは臆さず打ち返し、効いたパンチを当てた。
2R
日本開催なので速い那須川の技術に振るが、内容的には互角
3R
前に出るのはモロニーだが、空回り、那須川が手をだし細かく当てている
4R
同じ展開、見栄えで那須川だが、大差ない
5R
追うだけでパンチが出ないモロニー。那須川のスピードが冴える
6R
モロニーが勝負に出て那須川を倒しかける。ボディはモロニーが効いているが顔面は那須川が効いている
7R
見栄えは那須川だが鼻血、モロニーの方がパワーがあるようにみえる
8R
那須川が足を使ってさばく
9R
かわす那須川と攻めるモロニー。那須川当てると湧くがモロニーだとシーンとしている
10R
那須川当てると湧くがクリーンヒット、ダメージ、モロニーが上では

解説が那須川を褒めまくっているが、個人的には互角かモロニー
モロニーはたぶん逃げ切りを許しただろう

技術と反射神経は素晴らしいが、パワーがなく12回であればどうだったか・・・
モロニーは倒したくて必死だったが、もう少し離れてみたり、ボディ打ってみたり、工夫がなかった。

WBA世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦

王者・堤聖也(角海老宝石) × 比嘉大吾(志成)

勢いと根性がすさまじい堤のKO勝利を予想するが、ちょっと前までは穴口のテクニックにダウン以外はポイント負けしていたくらいのスキルなので比嘉のパワーファイトの舞台でガチャガチャやるとどう転ぶかはわからない。

筋書き通りにいけば堤の時代となるのだが、そんなムードを崖っぷちの比嘉がぶち壊すことだってありうる。

試合

中盤からなんとなくしか観れていないが、堤流血で比嘉の方が冷静にファイト出来ている印象。8回まで比嘉有利か。
9回比嘉が左でダウンを奪い、仕留めにいくところに堤の右で比嘉ダウン。比嘉の方が効いている。比嘉は単発大振りなので冷静に防御固めて左だけ狙い撃ちすればいいのに。

両者ダウン後は最後まで堤が優勢

前半次第だが、後半は堤がポイントを抑えた。
しかし武居戦同様引き分け相当の差のない内容。

114×114×3

ドロー

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