
決まったようですが、堤聖也VSアントニオ・バルガスというのはどこかの記事でみかけたが確認は出来なかった。
中谷潤人VS西田凌佑
王者同士の統一戦、西田も背が高いので体格差はあまりないとおもわれる。中谷が試合ごとにインパクトを増し、P4Pにも入るめちゃくちゃ強い王者というのはわかるが、西田がどんな選手か、まだ全貌がわかりにくい。
やっぱり強くて武居や堤と互角の比嘉を明白に下しているし、一流の世界王者、エマニュエル・ロドリゲスに勝って戴冠、初防衛戦のタイ人相手にはやや手を焼いたものの、KO率低いのにKOなど、実力の底がわかりづらい、日本のメイウェザーと言われてた(っけ)くらいディフェンス勘のいい選手だが、私が観た試合はそれなりに激闘で打たれていた。
西田が強く望んだ試合なので、自信も作戦も、自分を試す大勝負なのだろうが、やはり攻守に隙がなく、スケールとパワーが突出している中谷の勝利を推す。普通に強いんじゃなく変則に強い、中谷は難解だ。
僅差となるのかどちらかの圧勝かで、両者の全貌も明らかになるだろう。
そして両者サウスポー、中谷としては井上尚弥戦のテストマッチにはならないので、これが最後のバンタム級だろう。西田も極度の減量苦で、バンタムで最高峰の相手との試合、エマロド戦で勝っても負けても引退のつもりだったといっていたので少なくともバンタム最後の試合だろう。
堤聖也VSアントニオ・バルガス
これは組み込まれていないかもしれない。しかし何かの記事に出ていたので・・・
堤のハートとしぶといファイトスタイルは明らかに突出しているが、これが本当の世界戦だ。海外一流選手に勝てるのかどうか、アントニオ・バルガスは五輪にも出ていたトップアマ出身なので、これに勝てれば本当の意味で世界王者といえるだろう。
坪井智也VSバン・タオ・トラン
2戦目で地域タイトル。29歳の坪井は最短距離で世界を目指すだろう。
デビュー戦は風格すら感じさせたが、プロ適正があるのかはまだよくわからない。相手のタイ人がわざと倒れたようにもみえたから。
バン・タオ・トランという選手はボクシングでは無名なベトナムの選手だからって弱くはない。
https://boxrec.com/en/box-pro/741003
昔からこんな選手いるんだなとチェックはしていました。
レイマート・ガバリョ、KJカタラハを連覇している健文トーレスに勝利している。敗北はビリー・ディブのみ。バンタム級の試合とのことで坪井より大きく、アマ歴はないがプロの叩き上げだろう。楽な相手ではない。
たぶん坪井は帝拳では那須川よりも格上の存在なんじゃないかなとおもう。ボクシングのキャリアが違う。しかも同じバンタム級、帝拳にはトップアマがたくさんいるが、その中で誰が出てくるか、埋もれるか、興味深いです。
那須川天心VSビクトル・サンティリャン
これに勝っていよいよ世界戦か、中谷潤人VS西田凌佑でひとつの決着がつき、両者ともにバンタム級は最後だろう。つまりバンタム級の王座が空く。
ビクトル・サンティリャンは石田匠に1-2で負けた過去があるが物議を醸す内容だったとか。
明らかにいい選手だが、KO率は低く最近は試合枯れ気味。
那須川が勝利を手に出来ても倒すことは難しそうだ。ドミニカの選手は柔らかい。