セコンドが変わるそうだが、ピンチでもタオルを投げないだけでなく、戦術面でも的確なものを導いて欲しい。
前WBCバンタム級王者山中慎介は3月1日のルイス”パンテラ”ネリーとの再戦にこれまにないほど周到な準備をしています。
山中は8月に京都で4ラウンドTKOでネリーに敗れ、13度目の王座の防衛に失敗しましたがこの魅力的なカードを宣伝するために記者会見に出席しました。山中は12度の防衛で6年間日本のボクシング界の顔でした。
より挑戦的な姿勢で日本のベテラン、山中は強調します。山中
「もし、ネリーによって破壊されたのであれば、私はキャンバスに倒れ、グローブを吊るした事でしょう。しかしあのような負け方では私を納得させる事はできません。最高のコンディションでしたが、あの夜の結果は納得できません。戦いを退く理由がみつかりません。あのような納得できない結末でキャリアを終えるなど考えられません。私はまだ終わりません。再起する決意は大きなものです。全ての力を注いで緑と金のベルトを取り戻します。」
ネリーはその後11月に地元メキシコティファナで、フィリピンのアーサー・ビラヌエバ相手に6ラウンドTKO勝利しました。ネリーは「決着をつける」fate did the rest と山中との再戦を受け入れました。
WBCは山中VSネリーの初戦でネリーに薬物違反が出て問題を残しましたが、メキシコで汚染された肉の摂取の可能性と判断しネリーのタイトル維持を容認するとともに、山中との再戦を命じた。
知られた内容ですが、海外記事ではこのように書かれています。マナーの国日本なので、ドーピングネリに対しても過剰なブーイングを浴びせずに平和に試合が行われることを願います。
日本の関係各位には
きちんとメディカルチェックをせよ
(前回ドーピングだから今回はないだろうと何もしないとおもわれます。今回は汚染された肉は食ってないだろうというのも当てはまりません。)
元々Sフライにもクレジットされていたネリーはバンタムでさえ減量が過酷そうでした。にも拘わらず、牛肉を食っているとは考えにくく、計量後のリバウンドも激しい。何か違和感があるのです。元々ドーピングっぽいボクシングなのだ。異様に攻撃的で、ダウン食っても効いたそぶりなく立ってくる。興奮している。
今回はそれを見逃さないで欲しい。
いや、その辺、何も改善してないんだろうな。
今回も興奮ネリーであろう。
時流は完全にネリーだが、この試合に関しては
[st-card id=13175 ]これです。
ビラヌエバ戦がネリの特徴です。
ひたすら攻撃の手を緩めない。
それに対し守勢になりすぎてはいけない。
こういう相手は脳を揺らすかボディで地を這わせねばならない。