サプライズの一人はまさかのドネア?6月9日にしれっと試合予定のネリはWBCに怒られ試合をキャンセル?などの話題の他目ぼしいものがないので遊んでみました。
結構注目しているのはロマチェンコが空けた王座の決定戦
クリストファー・ディアスVS伊藤雅雪
でしょうか?
伊藤、尾川、内藤・・・
このような未来が待っていたとは想像もできませんでした。
尾川はノーコンテストの1年活動停止だそうで、王者になった記録も抹消されるのでしょうか。残念・・・
WBSS有力選手のアマチュア時代を調べてみました。
エマニュエル・ロドリゲス
アマ
171勝11敗
2010年のAIBAユース五輪では井上やバーネットの一階級上、51キロ級(フライ級)で銀メダル。
同年のシンガポールでのユース五輪で51キロ級で金メダル。
しかしアマチュア戦績は眉唾で、確認できる最後の13試合で9勝4敗です。
五輪行きを決める2012年におおきくつまづいて2連敗していますが、RSCIとWOとあります。
これはつまり負傷と棄権です。何があったのでしょう。
ライアン・バーネット
アマ
94勝4敗
ロドリゲスにとてもよく似たキャリアです。
2010年のAIBAユース五輪銀メダル48キロのライトフライ級でした。
(田口とやったロベルト・バレラ、マーク・アンソニー・バリガ、井上に勝ったベイティアへの勝利含む)
同年のシンガポールでのユース五輪で48キロ級で金メダル
エマニュエル・ロドリゲスとは同世代で同じ世界大会に出て同じような結果を出してきたが常に一階級下でありました。
公称によると身長163センチとプロでは井上尚弥より小さなバンタム級になります。
井上尚弥
アマ
75勝6敗
こちらも上記2人と同じような国際大会の舞台を踏んできた。
2010年のAIBAユース五輪、48キロのライトフライ級では3回戦で負けてしまいました。ライアン・バーネットもエントリーしており、対戦の可能性もあったのです。そしてエマニュエル・ロドリゲスもこの時みているかもしれません。
同年のシンガポールのユース五輪には出ていません。
2011年に10年と同じアゼルバイジャンのバクーでの大会に出ていますが、昨年と同じキューバ人に肉薄するも連敗してしまいました。
アジアから五輪代表の座を争いましたが、恐らく不可解な判定もあり、惜しくも逃しています。
彼らは年齢も近く、多くの国際大会の舞台でニアミスしていたのです。
まだ10代の頃の話ですが、その頃はロドリゲスがひとつ上の階級だったというわけです。
そしてもうひとり
ノルディン・オウバーリ
プロ
14勝11KO
WSBでの試合もあるのでもう少し多いはずです。
ニャンバヤルにも勝っていました。
ネリがはく奪されたWBCの王座をタイのペッチと争うフランス人(モロッコ人)です。6月23日です。
ペッチというのが46戦全勝31KOというメイウェザーばりの戦績です。けれどこの試合が初アウェー(フランス)です。
他のサイトでは
ナルディーヌ・ウバーリ
とも書かれているのでそっちが正解かもしれません。
上記3人が10代、ユースのトップを争っていた時期に、年齢が上のオウバーリはノンユースで五輪はじめ国際大会で活躍していました。
北京とロンドンの五輪代表です。それぞれ、ゾウ・シミンとマイケル・コンランに敗れています。(ラウシー・ウォーレンを撃破)
五輪メダルは縁がなかったですが、世界選手権などでは銅メダルの実績があります。
アマチュアではユースで終わった彼らより上の実績ともいえます。
すごいアマチュアキャリアですが、何度やっても
ゾウ・シミン
ミーシャ・アロイヤン
マイケル・コンラン
が壁であったようです。
気の毒なほど同じ相手に苦杯をなめています。
この男がWBSSに出場するかわかりませんが侮れない相手です。
31歳とやや高齢なのと、かなり小さなバンタム級なので本命視されないとはおもいますが
出るにしても出ないにしてもWBCの緑のベルトを巻く、山中の後継者になる可能性は高いです。
46戦全勝31KOというペッチが勝っちゃったりしたらびっくりですが
彼が勝てば24歳という若さです。
レイマート・ガバリョもまだ21歳です。
ゾラニ・テテはアマ400戦以上で負けたのは3回だけとか言ってましたが、わかる記録はないです。
誰が出るのかわかりませんが、ドネアはもういいでしょう。敬意を込めて・・・
https://www.youtube.com/watch?v=pkfEX8Rg718
河野に勝った彼も候補か・・・