
WBSSシーズン2、3つ目の階級はおろか、一番クリアなバンタム級もなかなか参加選手確定しませんね。色んな選手が出場を志願しているようです。
バンタム級のホープ、マイケル・ダスマリナスは9月29日にシンガポールで試合を予定しているが、その試合は予備的なものです。ダスマリナスのプロモーターはWBSSバンタム級トーナメントに出場したいと考えています。WBSSは事実上バンタム級の主要な王者が参加するポスト山中慎介時代の頂上決戦です。
スコット・パトリック・ファレル(ダスマリナスのプロモーター)
「WBSSと話をしました。ダスマリナスはバンタム級トップ5に入る選手です。確実に参加する権利があるとおもいます。」ダスマリナス
「もしWBSSに参加できるなら、バンタム級のトップと戦う良い経験になるでしょう。」28勝19KO2敗のダスマリナスは言いました。
25歳のダスマリナスは2017年の夏にシンガポールのRingstarと契約し、フィリピンのマニラ周辺で小規模の試合をこなしている。4月にはフランスのカリム・ゲルフィを4ラウンドKOしている。
ファレルはダスマリナスとゾラニ・テテを戦わせたいとおもっている。テテは長身強打のやりにくいサウスポーとしてWBSSのブギーマンとされています。また、彼は無敗のオーストラリア人、ジェイソン・モロニーにも声をかけている。
ファレル
「ゾラニ・テテのチームにメッセージを残しました。最近ではIBOタイトルを賭けてジェイソン・モロニーにも声をかけました。しかしOKはもらえませんでした。皆ダスマリナスのパワーを恐れているのです。」ダスマリナス
「テテやモロニーと戦いたい。一生懸命トレーニングして、ベストを披露します。私はエキサイトしています。」フィリピンのバレンズエラ市のジョニー・モインズにトレーニングされているダスマリナスは言いました。
17分44秒あたり、左フック一撃で完璧なKO。
カリム・ゲルフィという選手もトップランカーでした。
いい選手と一目でわかる。技術では拮抗していました。
フィリピンでこのKO率ですとかなりのパンチャーでしょう。無名の強豪といえるでしょう。
残り、4人枠、フランスのナルディーヌ・ウバーリはタイのペッチとの試合が延期になり不透明。ドネアはビッグネームなので恐らく当確でしょうか、しかも初戦で井上尚弥?
恐らく、初戦は王者とランカー対決でしょうから、テテも望むバーネットや井上戦はなさそうで、そうであればこのダスマリナスがいいチューンナップになりそうですが、無名すぎて嫌なのかな。
WBC5位につけるダスマリナス、念願の出場は叶うでしょうか?