全てのレベルを知る男、ようこそ/ファン・カルロス・パヤノ

Welcome to the world boxing super series、単純明快にして崇高なWBSS、ある意味この写真が用意されてはじめて確定となる。井上もそろそろ、確かにバーネットだけは単体でこの写真はまだ用意されていない。

元WBAバンタム級世界王者のファン・カルロス・パヤノがWBSSバンタム級トーナメントに正式にエントリーしました。

パヤノ
「このトーナメントに加わることが出来て大変光栄です、世界トップへの地位を回復する素晴らしいチャンスを楽しみにしています。ベストと言われる戦いを経て、最終的にクラス最高の選手と認められることは素晴らしいことです。」

ドミニカ共和国の34歳パヤノ(20勝9KO1敗)は元WBAとIBOのバンタム級王者です。

「ベビーパッキャオ」というニックネームのパヤノはこう言いました。
「疑うことなきベストと認められたい。私こそベストである事を証明したいです。」

ケイル・サザーランド(WBSSプロモーター)
「バンタム級トーナメントは特別なものとなりました。パヤノは元王者であり、経験豊富で素早いパンチャーです。彼の追加はトーナメントをより盛り上げます。」

実績から十分な候補だったが、地味な存在だったパヤノが加わるのは感慨深いです。

アテネと北京の五輪代表です。
全て勝利ではないですがアマ時代の知られた名前は

ユリオルキス・ガンボア
マックジョー・アローヨ
マックウィリアム・アローヨ
ヨーンドリ・サリナス
ラウシー・ウォーレン
レイ・バルガス
アムナット・ルエンロエン

などとの対戦があります。

今時、アテネ代表ですから、ゴロフキンと並ぶ古豪といえます。

プロでは一時亀〇の挑戦者として浮上もしましたが、当然破談となり、難攻不落のモレノを攻略。ほとんどを、ライバル、ラウシー・ウォーレンとの連戦で消耗してしまったようなキャリアです。初戦が2-1で勝利、再戦が2-0で負け。

直近ではフィリピンの無敗ホープのマイク・プラニアが彼の名声を奪おうとしましたが返り討ちにしました。モレノ戦やウォーレン戦では、バッティングありの荒れ模様な試合になってしまいましたが、本来、正直に筋がよく強いです。

これなんか相手も強くて苦戦しましたが、見事な逆転KO勝利です。

ウォーレンとこのハイペースでやりあえる事実も見逃せません。
他のどのボクサーもウォーレンとやった事はないので対比できません。

WBSS試合時は35歳と高齢で試合数も多くないので、優勝候補とはいいませんがプロ、アマ含め、一番経験豊富で強い相手と戦ってきたともいえるパヤノは決して侮れません。ネームバリューからしても初戦で井上の相手となる可能性だってありそうです。

こういうチャンスの少ない選手に光を当てるWBSSはナイスです。

現状だとこれに井上を加えて6人なのです。
悩ましい。

もう期待値MAXですが、最後に井上をWelcomeと追加して大会をビッグなものに持ち上げるんですかね。

Welcome Japanese MONSTER

世界中が君を待ち望んでいたよ。大歓迎さ。

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