どの世界戦より楽しみと不安の大きい長谷川とのこの試合
Boxingnewsにちょこっと記事があったので紹介。
ガルシアはなんとカール・フランプトンのスパーリングパートナーとして英国に行っていたそうだ。
パワーファイターのクリス・アバロスの仮想相手としては理想的だったろう。さすが英国、豪華だな。
フランプトンと言えば長谷川を破ったキコ・マルチネスに連勝、今人気も勢いもある選手。
小さなファイターかとおもえばキコ・マルチネス相手には闘牛士のようなアウトボクシングもできる。
リコンドー>ドネア>サンタクルス=フランプトン>クイッグ
くらいに評価している。
しかし本質的には小柄なファイターであり、全盛期の長谷川なら勝てる、
誰とでもかみ合う好戦的な選手という印象。
そんなフランプトンを相手にガルシアはどんな手ごたえだったんだろう?
あぁ俺も今すぐ王者になれるな、あるいはまだまだフランプトンには敵わない?
ガルシアの現在の戦力がすごく気になります。
戦績、倒しっぷり、男前ぶりをみるとメキシコの次世代のスターのようにもみえ
その正直なボクシングスタイルを見ると古臭く愚直にもみえ
長谷川のコンディション次第では楽勝かもなんておもえてきたりもする。
全盛期の頃のエリック・モラレスやラファエル・マルケス的な強さを感じるが
技術より体格、パワー勝ちのようにも見え、こういうメキシカンスタイルは
ゲイリー・ラッセルJrのようなアスリートには弱いのだ。
この日、相棒のカネロVSカークランドのため、メイントレーナーは来日しないみたいですが
日本でおなじみのオスカー・ラリオスがガルシアを連れて来日します。
時期、タイミング、今の状況みると完全にガルシアに追い風、通過点の試合ですが
はるばる敵地に来日、彼にとっても人生一番の勝負です。
モンティエル戦のような動きができればガルシアはモンティエルほど頭脳的ではないが、
ブルゴスやジョニゴンみたいに大きな選手で距離が狂うと危うい。
しかしどんな展開となっても信頼して見届けよう。
長谷川の見事なホープ狩りを期待します。