マイアミのかめはめ波/ジョン・リエル・カシメロ

ノニトは偉大なレジェンドであり、ベテランの強さで井上の能力(欠点)をさらけ出してくれました。我々とカシメロはあの試合を深く研究し、井上が犯したミスに基づいて戦略を練っています。私とロケがカシメロの勝利を全面的にサポートします。

WBOバンタム級王者、ジョン・リエル・カシメロは井上尚弥との大事な統一戦に備え、トレーニングキャンプ地にマイアミを選んだ。WBA、IBF王者の井上尚弥は「モンスター」として世界的な評価を得ている大物だ。

カシメロ
「とても素晴らしい試合になるだろう。全てのファン必見の試合だ。決して見逃してはなりません。これは私にとって人生最大の戦いです。長い間ずっと願ってきたものだから絶対に勝ってみせます。」

井上はバンタム級で驚異的なパワーでファンの注目を集めてきたが、テクニック、ハンドスピードにも優れている。ノニト・ドネアとの試合ではタフに打ち合い、激闘にも耐えうることを証明した。

マイアミではカシメロは2人の専門家にサポートされている。キューバのトレーナー、ペドロ・ロケと、筋力、コンディショニングトレーナーのメモ・ヘレディアだ。

ヘレディア
「ノニトは偉大なレジェンドであり、ベテランの強さで井上の能力(欠点)をさらけ出してくれました。我々とカシメロはあの試合を深く研究し、井上が犯したミスに基づいて戦略を練っています。私とロケがカシメロの勝利を全面的にサポートします。」

カシメロも井上同様に非常に危険なパンチを持っている。WBOタイトル戦では、ゾラニ・テテを軽くノックアウトして証明した。カシメロは人生最大の戦いに向けて、マイアミは完璧な場所だと考えている。

カシメロ
「マイアミは多くの点でフィリピンを思い起こさせます。環境、気候も似ています。さらに、ロケという優秀なトレーナーが私をさらにパワフルに変えてくれました。同時にディフェンス向上にも努めています。居心地が最高なのでラスベガスには行きたくないほどです。」

ペドロ・ロケはペドロ・ディアスとは別人ですが数々の有名なボクサーを手掛け、マイアミに名門ジムを持っている人です。

カシメロが最高の準備をしてくることは間違いないだろう。
彼の強み、弱点は何だろう、距離とディフェンスが鍵、掴みどころがない印象だ。
WBSSは何だったんだという、優勝候補の一角でもあったテテを圧倒・・・これをどう捉えよう。

ロケじゃなく、ペドロ・ディアスは中国の徐などを成功させているが、最近だと田中恒成VSウラン・トロハツの試合で来日しトロハツのコーナーにいたはずだ。

しかしあの試合は田中の良さだけが目立った。
何よりの違いはスピード、トロハツは何もできなかった。

トロハツとカシメロを一緒にしてはいけないが、井上とカシメロにも、田中とトロハツのような努力や研究だけではどうすることもできない能力差があると信じ、試合の実現を願い、見届けよう。

それにしても、カシメロの亀マーク
面白い怪物君だな。期待を裏切らない。

悟空気取りか
似合い過ぎ。

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コメント一覧
  1. >キッチリドーピングチェックをしてほしいですね

    界王拳(薬物)抜きならベジータの圧勝ですからね。

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  2. キッチリドーピングチェックをしてほしいですね。世界の至宝井上尚弥がサイボーグに潰されるのだけは勘弁!

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  3. プロスポーツの微細な世界だと生まれ持ってしまったかのような悪癖、拭い難い癖、冷静な内は対処できるがラウンドが進むと結局元に戻ってしまうもの等どうしても繰り返してしまうミスがあると思います。
    例えば拓真が積極的になれないのも刷り込まれた恐怖故かもしれません。
    打つときガードを上げろって頭で分かってても打ち合いではきっと出来なくなっちゃうんですよね。

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  4. こういうのって、セカンド以下だと、
    相手の欠点は変わらず進化も変化もせずに、同じ様にやるし同じミスも犯して、自分だけ進化すると仮定していますよね。それなら相当の確率で勝てるに決まっているわ。
    鼓舞や牽制ならともかく、カシメロ陣営は本気でそう思っている様に見えてならない。フィジカル以外は???と思います。

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    • でもドネア戦の前の井上を研究、対策しても無理なわけで、ドネアが色々みせてくれたのを頼りにするのは当然かと。パヤノ戦のどこに勝機を見出せるというのか。

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    • 少なくともカシメロは井上よりキャリアが長く、様々な国で色んなタイプと戦ってを積きた31歳のファイターであり、バンタムでもパワーに秀でた堂々たる3階級王者だということです。

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  5. 尚弥さんにとって嫌なタイプは
    パワーがあって距離を潰しながら手数がでてくるしつこいタイプか
    ポイントアウトできればいいと割り切ってくる足を使った逃げのタッチボクサー。
    カシメロさんはどちらでもないので一番やりやすいタイプ。
    心配は攻めに行く時にガードががら空きになるところが治ってない事。

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  6. パッキャオみたいな覚醒君だったらヤバいですが、それでも井上が勝つんじゃないかな。ちょっと、レドワバVSパッキャオ以来の試合っぽいですね。

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  7. フィリピンのボクサーは覚醒すると言うか、時に大化けをしますから不気味で侮れませんね。タイプとしては私の好きなブンブン丸ですが、井上チャンプからしたらある意味では、おいしいタイプでしょうかね?

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