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決戦は9月/ワシル・ロマチェンコVSテオフィモ・ロペスとカネロのP4Pにモノ申す

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ナチョはお金と縁のない多くの偉大な軽量級を育てた。
価値観が違うのだろう。

ボブ・アラムはコロナウィルスのパンデミックで予定が狂った、ワシル・ロマチェンコVSテオフィモ・ロペスの両者に対して、別の戦いを提案したが、両者はどちらも興味を示すことはなかった。

なので両者の統一戦をそのまま9月にセットしたいと考えている。

アラム
「本当は、確実に観客の入るライブの時まで時間稼ぎをしたかったんだが、各々が対戦を望んでいるので、観客の有無にかかわらず9月の対戦を予定している。」

コロナウィルスの規制により、少なくとも2020年末まではアメリカで観客試合ができない可能性がある。苦渋の選択だが、そこまで待つことができないプロモーターとしては、犠牲を厭わなければならない。100万ドル~150万ドルといわれるチケット収入は諦める必要がある。

アラム
「もちろん、大勢の観客の前で試合がやりたい。しかし、それがどれほど現実的なことと言えるだろうか、いつになったら出来るというんだ。観客がいなくても試合はできる。いつまでもボクシングファンを待たせるわけにはいかない。」

彼らの試合が9月に行われるとすれば、現在32歳のロマチェンコは1年以上試合から遠ざかることになる。ウクライナのサウスポーが最後に戦ったのは2019年8月31日、ロンドンO2アリーナでルーク・キャンベルを判定で下しWBCライト級王者になった試合以来となる。

9月の根拠は、ウクライナのロマチェンコがアメリカに渡航できる目安だからだ。ウクライナはアメリカの入国禁止対象国ではないのでさほど困難な問題ではない。

アラム
「ビザがなければ運が悪い。領事館が閉鎖されていてビザの発給が遅れるから。アメリカに入国できる国のファイターが対象です。イギリス人は入国できませんが旧ロシア圏の国は違います。ロマチェンコはモスクワ経由でこっちに来ればいい。彼はグリーンカードも持っているからね。」

少なくとも2020年末まではアメリカで観客試合ができない可能性がある。
ロマチェンコはグリーンカードを持っている。

井上尚弥VSジョン・リエル・カシメロ、アメリカ開催は無理かもな。
コロナはなぜか、発展した大都市で流行だ。

メキシコの殿堂入りトレーナー、ナチョ・ベリスタインは、カネロ・アルバレスをP4Pとはみなしておらず、メキシコのベストファイターの一人ともおもっていない。

カネロは現在、アメリカでは最大のスター、ボクシング界の頂点に君臨している。

人気トレーナーのロベルト・ガルシアはカネロがメキシコのベストファイターだと認めている。しかしナチョはその意見に同意しない。

ナチョ
「ロベルトとは意見が異なる。尊重はするが同意はしない。確かにカネロはいいファイターです。特にボクシングテクニックは魅力的だ。」

しかし、ナチョはカネロは特定のファイターを避け、守られていると指摘する。

ナチョ
「カネロに危害を加える可能性がある一部のミドル級のファイターを巧みに回避しているとおもうし、彼のキャリアを大事にしているのは、彼や取り巻きが大金を稼いでいるからだ。ある程度までは認めるが、私はカネロがベストだとはおもわない。」

私もナチョに同意する。

昔は打ち合いのメキシカンらしいタフなファイターで好きなスタイルだった。
メイウェザー戦を経て、ディフェンスが向上し巧さに磨きがかかった。

危害を加える可能性のある相手とはジャモール・チャーロであり、デメトリアス・アンドラーデであり、その他無名の強豪たちだ。ロッキー・フィールディングやセルゲイ・コバレフとは別の王者たちのことも示す。

セルゲイ・コバレフ戦のカネロがP4Pだなんて虚しい、実に変な試合だった。ずっと小さな井上尚弥VSノニト・ドネアの方が何倍もハイレベルでエキサイティングだ。
ロマチェンコやクロフォードを凌ぐボクシングの頂点があの程度でいいはずがない。

金これ全て。ナチョはお金と縁のない多くの偉大な軽量級を育てた。

価値観が違うのだろう。

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プクー

プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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