階級別 スーパーバンタム

speed bump/TJドヘニー

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チャンスも金もなく、もう家族のためにボクシングを諦めかけていた男はまだここにいる。

元IBFスーパーバンタム級王者のTJドヘニーは、ダニー・ローマンとの統一戦に僅差で敗れた後の復帰戦でまさかの減速(敗北)を喫したが、まだ多くの力を残していると確信している。

ドヘニー(22勝16KO2敗)は3月にドバイでルーマニアのイオヌット・バルタにアップセットで敗北したが、前向きに、以前のような鋭さを取り戻すことに焦点を当てている。

現在、オーストラリアに居住しているアイリッシュのドヘニーは再び世界王者に輝くべく今まで以上に技を磨いている。

ドヘニー
「復帰して勝利することが全てだ。くだらない負け方をして、それが俺の記録にひどい傷を残しても取り戻すことは出来ない。勝てばいいんだ。勝って俺の才能をアピールしなければならない。決して謙虚になる必要はないが、印象的に勝つことで3月の敗北がただの「speed bump =減速」だったことを証明しなくてはならない。

俺の実力は誰もが知っている。昔と同じであることを証明しなければならない。あの試合ではスイッチが切れてしまって自分のパフォーマンスが発揮できなかった。MTKグルーバルが俺を復帰させてくれることを100%信じている。彼らは世界最高のマネジメントチームだ。俺を必ず再起させてくれる。コロナウィルス後のボクシングの舵取りをわかっている。

自宅のガレージにジムを作ったから今でもそれなりのコンディションを維持できている。自分を忙しくさせてトレーニングに集中し、いいコンディションを保つように心がけている。」

世界王者としては冴えない感じのもうひとりのテレンス、ドヘニーさんの話題でした。

彼が日本で岩佐からベルトを奪った試合は、逆ホームタウンデシジョンでラッキーな男だなと感じておりましたが、苦労人なので結構彼の記事を書いてきました。チャンスも金もなく、もう家族のためにボクシングを諦めかけていた男でした。

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それが岩佐に勝ってMTKグローバル、DAZNと契約し統一戦というアメリカンドリームを成し遂げました。日本の高橋との試合で、やっぱり次元の違う強さをみせつけ、ダニー・ローマンに対しても本来の能力では勝っているほどに見えました。

見た目以上のテクニシャンでありパンチが強い。しかしスタミナがなく後半失速する、ちょっと残念な本格派という個人的評価です。

日本にも、小国や和氣や勅使河原、久我、イケメンボクサー丸田だったっけ?など有望株が多い階級ですが、結局今は岩佐だけという状況、いや井上尚弥こそ本命か。そんなスーパーバンタム級で、ややおっさんでスタミナ不安だけど、かなり老練なTJドヘニーさんは再びチャンスを掴めるだろうか。

speed bumpという言葉を覚えたので書いておいた。
(車の速度を落とさせるための)道路上の段差)だそうです。

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プクー

プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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