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今年最後の打ち上げ花火 下から見るか横から見るか/井岡一翔VS田中恒成

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これだけ待たされちゃぁ、年末はこのくらいのカードを用意しないとねという起爆剤なのだろう。

幸いなことに、ボクシングが活気を取り戻し、致命的な挑戦者、コロナウィルスを打ち負かそうと、楽しみなニュースが続いている。ボクシングを取り戻し、生命を吹き込むために、ファイターは皆ステップを踏み出した。

今後も予想外のビッグマッチが発表されるかもしれないが、それらはみな無観客試合になるかもしれない。それでも、専門家もファンもサタデーナイトの渇きを潤す話にエキサイトしている。

軽量級の話だ。

WBOスーパーフライ級王者、井岡一翔(25勝14KO2敗)と元WBOフライ級王者、田中恒成(15勝9KO)の戦いがアナウンスされた。一体どんな戦いになるだろうか。

この組み合わせは長い間議論されてきた。2人は2019年12月に共演しファンにお披露目をした。両者共に勝利し、ファンは2人のビッグマッチの気配を感じていた。田中が王座を返上し、井岡と同じ階級に来た時にそのボルテージは高まった。

WBOは当初、両者の対戦交渉を2月に指令した。

コロナウィルスの影響で全てが吹き飛ぶまで、ファンは熱狂した。今ようやく試合実現が再燃した形だが、両者のキャリアを振り返ると、今年の締めくくり、12月31日の大晦日での決戦となる可能性が高い。

井岡は4階級王者であり、過去全勝のエディオン・アリーナでの対戦が有力視されていいる。

田中は現在P4Pといわれるワシル・ロマチェンコと同じ、最速で3階級を制した記録を持つ。井岡を破り4階級制覇を果たせば、男女通じて最短で4階級を制したファイターとして記録される。

コロナウィルスの影響で、試合から遠ざかったファイターはチューンナップ試合をこなす暇なくいきなりビッグマッチに向かう可能性が高いかもと妄想していたが、この両者もつまりはそういうことか。井岡が求めるエストラーダやロマゴン?が相思相愛で日本人は先送りされている感じなので、手っ取り早く話題と金になる日本人対決に決めたという流れだろうか。アイドル井岡も一度は引退し、30歳を過ぎ、もうプロのキャリアもラストスパートに近いといえる。相手を選んでいる時間も覚悟も決意も昔とは違う。

対する田中は記録ずくめの試合となるが、まだまだ若い。記録も内容も素晴らしいのだが、アンヘル・アコスタ以外に海外強豪を選ばず、日本人とばかり戦っている点が気になる。場所も名古屋や岐阜ばかり。昨年やっと東京に進出した。

エストラーダやロマゴン、シーサケットなどよりも、この二人の対決の方が日本のメディアやジム関係者が潤う、金になる試合だろう。それは辰吉VS薬師寺や畑山VS坂本と同じ構図だ。しかし、世界のファイターもマニアも、日本だけのビッグマッチは望んでいない。対抗王者や世界中の強豪との対戦が観たいとおもう。彼らの力関係に興味があるのだ。

けれど、決まったものは決まったのだ。割り切るしかない。

予想としては、今はスピードとパワーに勝る田中が井岡に引導を渡すのではないか。井岡は五輪2度出場のジェイビエール・シントロンを破るなど、底力を見せているが、かつてないほど被弾し疲弊した。

大橋会長は、井上の相手で最も怖いのは井岡だと言っていた。
それほど緻密で穴のない素晴らしいボクサーと褒めていた。

確かに井岡は教科書のように緻密で繊細で巧みだが、4階級目のスーパーフライ級では破壊的ではない。ナチュラルでは田中の方が重いのではないだろうか。田中の若さと上昇志向が一気に井岡を超えてしまうのではないかと予想する。

素晴らしい組み合わせだけども乗れないのは昔から同じ・・・

これだけ待たされちゃぁ、年末はこのくらいのカードを用意しないとねという起爆剤なのだろう。

両者の矜持に期待し、その時を待つ。
寺地VS京口とのダブルかもね。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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