階級別 フェザー プロスペクト

エマニュエル・ナバレッテVSルーベン・ヴィラLIVE

投稿日:

5

ナバレッテは100発のパンチを打ち込むアグレッシブな男だ。俺には彼を攻略するスタイルがある。
ナバレッテのフェザー級初戦は、KO勝ちだが、大味でスタミナ不足な面もみえた。

たしかに、エマニュエル・ナバレッテにとり、ひとつの疑問といえるスタイルをヴィラは持っているようにおもわれるが、フェザー級でもバケロの快進撃は続くのか。

123456789101112R
ナバレッテ
10
10
9
10
10
10
9
9
9
9
9
9
113
ヴィラ
8
9
10
8
9
9
10
10
10
10
10
10
113

1R

体格は互角。
リーチはナバレッテが長く、ゆったりしたリズムからジャブやストレートを突いていく。
サウスポーのヴィラは教科書的に出入りで踏み込んだ右ジャブを突く。
ヴィラの方がコンパクトで速いが、ナバレッテの変則の左が一発当たった。

ナバレッテのいきなりの左アッパーでヴィラダウン。
ナバレッテのリズムは読みにくく、パンチは重そうだ。

ナバレッテ10-8

2R

ヴィラのコンパクトで丁寧なファイトに対し
ナバレッテはゆったりしてパンチも大振りだが、全然遅れてもなく苦にもしていない感じだ。
ヴィラはかなり顔が紅潮している。
ナバレッテの長いリーチが邪魔で全てを避けきれない。

ヴィラのパワーではナバレッテはなんともない感じ。

技術的には拮抗しているが、ダメージパンチで

ナバレッテ10-9

3R

ナバレッテの遠距離からの大振りを避けて
コンパクトに打ち返すヴィラ。

技術的にはヴィラの方が巧いくらいだが
ナバレッテのボクシングの方がスケールが大きく狂暴。

空振りしまくりでも大胆に大きなパンチを振っていく。
ヴィラはそれらを外してコツコツ打ち返す。

迫力はナバレッテだが、外してコンパクトに当てたのは

ヴィラ10-9

4R

ヴィラは被弾を避け、コツコツ外して当てていくしかない。
ナバレッテは全然効かない感じだが、ヴィラがすばしこいので
空振りが多く、外されてコツコツ当てられている。

この大振りボクシングが後半疲れて落ちれば面白いが
どこかでヴィラを捕まえそうな予感。

ヴィラはナバレッテの変則と大きなボクシングに慣れてきたが
打ち合いでアッパーを打とうとしたところに左フックをカウンターされダウン。効いた。
ちょっとありえないようなカウンター。

ナバレッテの変則でどこから飛んでくるかわからないパンチが怖い。

ナバレッテ10-8

5R

この試合に限ってはナバレッテのフィジカルが大きく凌駕している。
ヴィラのきれいなファイトを変則と一撃で全て相殺してしまうナバレッテのパワー。

基本的にはナバレッテの大振りを外してヴィラがコツコツ当てているのだが
予想外のナバレッテのパンチでひっくり返されてしまう。

ヴィラも健闘してるが、ナバレッテは全然効かないで襲い掛かっていく。

ヴィラのヒットが上回ったか
ダメージはナバレッテの方が与えている。

ナバレッテ10-9

6R

ここまで完全にナバレッテのペースだが
大振りで空振りも多く、かなりスタミナロスする戦い方だ。
コーナーでもスタミナはきつそうだ。

対するヴィラは2度のダウンで劣勢だが、スタミナ的には効率的なファイトといえる。

相変わらずナバレッテがプレッシャーをかけてヴィラを追いかけていくが
外してコンパクトに当てるのはヴィラ。

しかしパンチの狂暴さ、威力が違う。
少しづつヴィラのペースになってきたが

まだ

ナバレッテ10-9

7R

ヴィラが逆転するにはここからだ。
ナバレッテはさらに大振りで雑なファイトになってきた。
パンチを外されての被弾も増えている。

しかし相変わらず変則で危険なパンチを飛ばしてくる。

ヴィラは強いパンチを返したいが、ナバレッテのフィジカルが強く
もみ合いでも押し負けてフラつかされている。

ナバレッテに疲れがみえ、下がったり、頭を気にする場面がみえる。
圧倒的優勢のナバレッテも苦しそうだ。

ヴィラ10-9

8R

ナバレッテは自身の大振りファイトでかなり疲れている。
機動力とスピードを駆使すればヴィラに逆転の可能性はある。

ナバレッテが狂暴、変則的に攻めてきても
そこがヴィラにとっては大きなチャンスになるだろう。
かなり身体が流れて雑になってきている。

ヴィラの方が明らかに機敏でヒット率が高いが
効かせるほどのパンチはない。

当たらないけどノシノシ向かってくる牛をヴィラが捌く展開。

ヴィラ10-9

9R

ポイント差を無視すれば
今の状況は互角といえるかもしれない。

ナバレッテはスピードと精度が落ち、ヴィラはスキルを駆使して丁寧に戦っている。
ナバレッテは前に出て来るだけだから、ヴィラは強いパンチをカウンターしたい。

それでもドッグボゥ戦のようにナバレッテには底なしの体力があり
攻めは狂暴だが、それを外してヴィラが打ち返すパンチの方が的確。

ヴィラ10-9

10R

ナバレッテはしんどいのか、倒すだけと余裕なのか
明らかにヴィラの方が動きが落ちていないが
前半の失点を挽回するほどの印象は与えていない。

私の採点ではヴィラが迫ってきたが、逆転の印象はない。

ナバレッテが攻勢を強めてきたが、いいパンチを当てているのはヴィラの方だろう。
普通ならダウンしてもおかしくないタイミングだが、ナバレッテはなんでもないように
攻めてくる。

ヴィラ10-9

11R

ラウンドマストではヴィラのポイント逆転の可能性も出てきたが
全体の印象としては前半圧倒的だったナバレッテの試合。

前半狂暴で変則で強いナバレッテ、スタミナもあるが、後半は明らかに雑。
いいパンチをカウンターされているが打たれ強い。

やはり、狂暴なアタックを外していいパンチを入れているのはヴィラの方。
しかしナバレテッテは効いたそぶりは全くみせない。

ヴィラ10-9

LAST

私の採点は拮抗してきたが、このままではナバレッテの勝利だろう。
後半全部ヴィラにしたいくつかがナバレッテだろう。

最後だからナバレッテが攻めを強め、勝利を確実にしようとしている。
捌いてコントロールするのが精いっぱいのヴィラ。

いいパンチをカウンターで当てているがナバレッテには効かない。

ヴィラが後半を抑えたとおもうが、逆転には至らないだろう。

ヴィラ10-9

114-112
114-112
115-111

ナバレッテ

個人的にラウンドマストにすると7回から全てをとったヴィラが引き分けに持ち込んだ結果になったが、劣勢だったヴィラに肩入れしていたからかもしれない。前半の圧倒的強さと拮抗した後半を考慮するとナバレッテの勝利だろう。

ヴィラは前半が痛かった。
ナバレッテは教科書にない変則が強烈だった。

しかしそのパワーとやりにくさに慣れた後半になると
ナバレッテは変わらなく、疲れて雑になるので、対処できるようになってくる。

ヴィラにはパワーと耐久力が足りなかったが、もう一回やれば勝てるかもしれない。

これが、ゲイリー・ラッセルJrやシャクール・スティーブンソンならば
ナバレッテは最後まで空回りさせられただろう。

ジョシュ・ウォーリントンのような正直な手数地獄でも、ナバレッテは苦労するかもしれない。

ナバレッテは独自の馬力、体力、スタイルを持ったスケールの大きなファイターだが、無敵ではない。弱点がある。
それにしても前半の2つのダウンは、メキシカンならではというか、サルバドール・サンチェスみたいな得体のしれない強さを感じるものだった。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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