階級別 フライ プロスペクト

田中恒成の置き土産/中谷潤人VSジーメル・マグラモ

投稿日:

19

明日はヘイニーVSガンボアです。
人気薄のヘイニーですが、なかなか負けにくい素質を備えています。そして抜群に若い。

中谷VSマグラモはLIVEで観れませんでしたが、直後に動画が上がっていました。おもった以上に中谷の圧勝でした。

22歳で無敗で戴冠、西岡、長谷川、山中らの頃よりずっと若く将来性豊かです。

日本人の長身細身のプロスペクトの特徴として、世界レベルのフィジカル、パワー、接近戦に脆いという印象があり、古くは井岡弘樹、八尋、最近では和氣あたりにそれを感じます。岩佐がムロジョンに勝てるかどうかも、分厚いフィジカルパワーに屈せずファイトできるかにかかっている。

中谷は、日本のパンチャー、ユーリ阿久井政悟との対戦時から、接近戦での逞しさを発揮していました。ワイドスタンスで踏ん張り、左右に動いて下からのアッパーが巧い、接近戦でのブロッキング、いなしも達者です。ここが、世界の壁を打ち破る秘訣だったとおもいます。

しかし一番の持ち味は遠距離からの打ち下ろしのストレートやロングフック、結構忙しく手を出し相手を休ませません。この長身と距離は大きな武器だろう。今後も相手はパワーとプレスで中谷を潰しにくる、それはわかりきっています。それを跳ね返し続けるのが宿命だ。

21勝16KO無敗の22歳、パーフェクトレコードで有望な世界王者が誕生しましたが、フライ級には井岡、田中の置き土産、強い対抗王者が君臨しています。

③IBF王者 モルティ・ムザラネ


②WBA王者 アーテム・ダラキアン

①WBC王者 フリオ・セサール・マルチネス

この順番で驚異だと感じていますが、中谷は彼らと対戦し勝てることができるか。ここがスターへの道、若さと体格があるから、将来の階級アップはあるだろうが、是非、田中が戦わなかった王者たちとの統一戦を望みます。

ミニマム、ライトフライ級はスカスカですが、フライ級にはいい王者が揃っています。特にフリオ・セサール・マルチネスは、小さなロベルト・デュランと言われているほどの恰好のライバル、主流のメキシカン、とても小さいが異様なフィジカルパワー全開です。

ダラキアンやマルチネスと日本人は戦わないのかなぁ・・・
なんておもっていたので、中谷の圧倒的な戴冠で今後の楽しみが増えました。

日本の矢吹なる選手が挑戦表明するらしいですが、みんな身近なところを狙わないで世界に羽ばたいて欲しい。西岡利晃、井上尚弥が切り開いた道に続かねば、本当の世界ではありません。井上尚弥の異次元の強さに、もうマニアも具志堅の記録なんて気にしなくなりました。ビッグネーム、ビッグマッチの方が意義がある。

まだ無名の存在だろうけど、現在の日本人世界王者たちは一流です。
昔を偲ぶのもいいが、今の方がレベルが高い本格的な世界王者たちといえるだろう。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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