今の状況では日本人の世界戦がなかなか組まれないのは仕方がない。豪華なエキシビジョンがあるようだが、そういうものに興味がないのは枯れたマニア故か。しかしアマとプロの邂逅はめでたいことです。こうあるべきです。五輪はないぞ、プロに来い。
特別な話題はないので、ボヤキ
ムロジョン・アフマダリエフ
「世界王者になってからは統一戦は常に大歓迎さ。岩佐との指名試合をクリアしたらWBO王者、スティーブン・フルトンやWBC王者ルイス・ネリーとの統一戦を楽しみにしているよ。」
序盤に若きアフマダリエフのパワーが炸裂したらあっけないかもしれないが、岩佐に十分勝機があると考えている。全部、岩佐がかっさらえ。岩佐に負けてもアフマダリエフはWBAスーパー王者なのかな?
ルイス・ネリー、エディ・レイノソチームを離れる。
詳しい事情はわからないが、レイノソは金になる有望な選手をたくさん抱えているのでネリーの面倒をみきれないとのことだが、それはネリーの性格や行動が合わないからかな。フレディ・ローチとも速攻別れた。かなり扱いの難しいファイターなのだろう。
テオフィモ・ロペスVSデビン・ヘイニー
ジョージ・カンボソスとの試合が流れたら、ロペスはヘイニーと戦いたいと言ってくれているが、実はギャラを1000万ドル要求しているらしい。ロマチェンコ戦のおよそ10倍だ。だからアメリカのライト級ウォーズは決まらない。ライアン・ガルシアだったら5000万ドルか。これだけのギャラを求めるということはかなりハイリスクであると認めている証。
エルウィン・ソトVSフェリックス・アルバラード
Lフライ級の統一戦が4月か5月に計画されているらしい。メキシコVSプエルトリコの伝統を考えると妥当だが、日本人世界王者が国内でチマチマしている間にこっちが先に決まりそう。ああやっぱり。
オスカー・バルデス
「フェザー級時代からシャクール・スティーブンソンから逃げているという声を耳にするが、俺は誰も恐れていない。逃げてなんかいない。ミゲル・ベルチェルトはシャクールよりタフな相手だとおもっている。そんな相手に勝ったら次こそ喜んでシャクールと戦おうじゃないか。」
その言葉が実現しますように。ベルチェルトを応援してるけど。
エディ・レイノソ
「ライアン・ガルシアVSパッキャオの話題が持ち切りだ。トレーナーとしては決まればしっかり準備するしかないが、私はこの試合のアイデアは好きじゃない。パッキャオにはキャリアがあり今はウェルター級だ。私としては、ガルシアの相手としてはジャーボンティー・デービスの方が遥かに興味深い。こっちの試合の方が本当のファンは観たいでしょう。」
その通りです。しかしパッキャオは引退しないのなら相手がいないな。
何か想定外の世界からの特別な相手しかもう釣り合わないだろう。
何もしてないヨルデニス・ウガスがスーパー王者、ジャマル・ジェームズが正規王者に収まったようだ。
クリストファー・ディアス
「コロナの影響で試合が出来ず、トレーニング費用で借金が出来て火の車だ。友人のサポートで今は洗車ビジネスをしている。家族を食わせていかねばならないからね。でも本業はあくまでボクサーだから、トレーニングは続けている。春に試合が出来ればとおもっている。」
コロナの現実。
ブライアン・カスターニョ
「WBAには振り回され暫定王者、正規王者になっても冷遇されつづけた。だからWBOのパトリック・ティシェイラと戦ってWBAから卒業したい。」
ソースを忘れてしまったが、そんなニュアンスの記事だった。
未だ無敗、エリスランディ・ララとも引き分けた。アルゼンチンのカスターニョはアクション満載の素晴らしいファイターだが、全く無名のまま、今の立場もわからない。暫定王者という肩書のミシェル・ソロも同様。
こういうファイターを私は見守っていく。