階級別 ライブ ウェルター レジェンド

マニー・パッキャオVSヨルデニス・ウガス LIVE他

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エロール・スペンスならやばいとおもっていたこの試合も、ウガスに変更となると、パッキャオのミラクルはまだ続くかもしれない。ウガスは最近は安定感を増しているが、取りこぼしが痛かった元キューバのトップアマ。悲願の世界王者となったが、まだトップ選手とはいいがたく2番手の王者。この試合がボクシング人生の頂点だろう。

123456789101112R
パッキャオ
10
9
10
9
10
9
10
9
9
9
10
9
113
ウガス
9
10
9
10
9
10
9
10
10
10
9
10
115

すべてはパッキャオの反応速度、運動量、スタミナ次第。前戦並のコンディションであればパッキャオのミラクルがまだ続きそうだ。

Sライト時代もあったウガスだがサイズは圧倒的に大きい。

1R

やはりパッキャオから積極的に打ち込んでいく。
ウガスの長い打ち下ろしのジャブもいいが、パッキャオが詰めていく。
ラスト、足が絡まってパッキャオが倒れるがウガスのフィジカルが強そう。

積極性でパッキャオ
ダメージは互いにまだなし

パッキャオ10-9

2R

ウガスのリーチとジャブに手を焼くパッキャオ。
ウガスはジャブを軸に入ってくるパッキャオを迎え撃つ作戦を徹底。

パッキャオがいろんなタイミング、フェイントから手を出すが弾き返すウガスが大きな壁となっている。

ウガス10-9

3R

ウガスのシンプルにして堅牢なファイト。
接近するとパッキャオの回転力が勝るがウガスは打ち合わず長い腕でブロック。

距離があるとウガスがロングフック
中に入ると完全ブロック、パッキャオがなかなか打開できない。

拮抗したファイトだが、積極性で

パッキャオ10-9

4R

ロングでは明らかにウガスに分があり
強い右を振ってくるがショートになるとウガスは守備に専念。
ブロックで封じているがボディには入っている。

ウガスのローブロー。注意が入る。

体格差を生かしたパッキャオ攻略のシンプルにして効果的な戦い方をウガスはしている。
パッキャオにはやや難しい展開

ウガス10-9

5R

フレディ・ローチとイスマエル・サラスの戦いでもあるんだな。
隙をみせず守備的でいてロングでは強震してくるウガスは崩しにくい。

ウガスもエキサイトしあまりジャブが出なくなってきた。

まだどっちのペースともいえないし、ウガスのパンチの方が強そうだが

積極性で

パッキャオ10-9

6R

階級の壁は当然感じる。
しかもウガスは手堅いファイトをしている。

パッキャオが終盤揺さぶるも、終始ウガスの距離でファイト

ウガス10-9

7R

ウガスのブロックが固くてなかなか打開できないパッキャオ。
しかしウガスも散発で守備的でパッキャオからクリーンヒットは奪えない。

積極性で

パッキャオ10-9

8R

ジャブでのヒット数ではウガスが上か。
積極的なのはパッキャオだがウガスの壁に跳ね返される。

パッキャオのパンチは浅くウガスは深い。
ウガスもヒートアップして勝負には出ている。

ダメージがあるのはパッキャオの方かな。

ウガス10-9

9R

どちらに転んでもおかしくないラウンド
パッキャオが入るのに苦労しているのに対し
ウガスは堅実なファイトを続ける。

ウガス10-9

10R

パッキャオがなんとかこじ開けようとガンガン手を出すも
堅牢にカバーして打ち返すウガス。

パッキャオの先制攻撃よりもウガスの反撃の方が効果的にみえる。

引き分けか勝ちに近いファイトをしているのはウガスだとおもうが
この程度の差で人気者のパッキャオから勝てるのだろうか?

ウガス10-9

11R

パッキャオの積極性は素晴らしいが
ウガスの右のロングフックが強い。

パッキャオがなんとかしようとかなり積極的に手を出した。

パッキャオ10-9

12R

最後にダウンかはっきりとした差をみせつけた方を勝ちとしたい。
それ以外なら勝敗はつけたくない。そんな拮抗した内容。

ジャッジの好みでどっちにつくかわからないラウンドばかりに終始した。

パッキャオが最後まであきらめず攻めるも、最後だからかウガスの
一発がいつもより重く力が籠っていた。

うーん、わからない。

ウガス10-9

積極的だったのはパッキャオだが、ウガスがパッキャオに勝つために堅実で効果的なファイトをしたとおもう。
本音では引き分けだが採点はこうなった。

115-113
116-112
116-112

ウガス

キューバの苦労人、ウガスがパッキャオを破り歴史に名を残したのは感慨深い。
とても公平なジャッジが出た。

しかし、体格差や堅牢さを生かし切って結果を最優先したのであり、パッキャオのファイトが霞むものではなかった。

パッキャオとしては序盤にペースを掴めず、見せ場を作れなかったのが敗因か。
この負け方では人気も評価も落ちないだろう。

何よりも体格差、フィジカル差を感じる残念な内容と言えた。

しかしもう十分です。

注目の前座もかなり霞んだが、試合はファンタスティックでエキサイティングなエンディングばかり。

ビクター・オルティスVSロバート・ゲレロのコメントはやめとく。

マーク・マグサヨVSフリオ・セハ

マグサヨはかつてのような天才の煌めきを残してるのか。セハは打ち合う選手なので真価が問われるちょうどいい相手だ。フィリピンのプロスペクトはこのあたりにひとつの壁がある。

マグサヨが鋭い。
いきなりの左フックでセハからダウンを奪う。立ち上がったセハはプレスしてボディを狙う。前に出て重いボディを打つセハ。押されながらもマグサヨの左フックやアッパーは鋭い。マグサヨの鋭いパンチか、セハの経験と重さか。やはりセハの経験値、重いプレスがやや上回ってきたか。体重も重いだろう。

上手くて速いのはマグサヨ、重くて力強いのはセハ。

マグサヨのいいパンチが入ってもセハはなんでもないように向かってくる。よほどのタイミング、カウンターでないと倒せないだろう。セハのボディがきつく、ボディで腰を丸めたところに左フックが顔面にヒットしマグサヨダウン、鼻血。

天才肌が頑丈、屈強なメキシカンに試練を迎えている。
全体的にもポイントはセハだろう。

体重超過のフィゲロア戦あたりから、セハがやたら頑丈で力強い。マグサヨが必死に手を出しても、プレスして重いボディを打ち込んでいく。最高の立ち上がりだったマグサヨも徐々にセハのパワーにのみこまれていく。接近戦のボディ、プレス以外はマグサヨの方が勝っているので、距離をとってボクシングが出来ないものか。

屈強だが単調なセハの攻撃パターンにマグサヨが徐々に対応しスキルでポイントをピックアップしてきた。しかしマグサヨをしても、もはやパンチが軽く感じる。両者強いがゲイリー・ラッセルには通じないだろうな。

9回、まだどっちが優勢とはいえない。セハのプレスも捌かれつつある。セハが入ってくるところにマグサヨのカウンターが当たるも、セハは効かない。

10回、前に出てはマグサヨのカウンターを食うセハが同じパターンにはまり、2度の右ストレートを食い、失神ノックアウト負け。最初のパンチで終わっていたのに、もう一度食ってしまった。

マグサヨが厳しい戦いを生き残った。
セハはダメージが深刻。

前試合のカストロVSエスカンドンと似た展開だった。

カルロス・カストロVSオスカー・エスカンドン

注目プロスペクトのカストロ。教科書的でシャープな選手だが突貫小僧のようなエスカンドンのアタックに手を焼いている。初回に重い右を食い腰を落とす。エスカンドン、まだまだ強く、前進し重いパンチを繰り出す。カストロはコンパクトな相打ちや打ち終わりのカウンターで迎え撃つが、内容としてはエスカンドンの土俵。エスカンドンのパワーパンチががさく裂するか、スタミナ、ボディが効いて逆転されるか。

トップレベルに連敗しているものの、直近の試合でフィリピンの無敗元王者、ジャック・テポラをKOしているエスカンドンは、カストロのパワーには耐えられるようだ。しかし6回、丁寧に応戦していたカストロの反撃の前にエスカンドンまとめうちされる。7回、カストロが仕留めにかかりエスカンドンダウン。しかしエスカンドンは執念で反撃。

最終10回、丁寧でシャープなカストロの右でエスカンドンがよろめきダウン。かなり効いているのをみてレフリーがストップ。

エスカンドン、負けたけどまた呼ばれるだろう魂のこもったナイスファイト。カストロは本当に教科書的で美しく、欠点のないファイトをするが、突き抜けた強さは感じない。

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プクー

プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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