今が旬か時期尚早か/ジェイソン・モロニーVS武居由樹

ジェイソン・モロニーVS武居由樹が決まったようです。東京ドームで行われる井上尚弥VSルイス・ネリに豪華な追加カードが欲しいが故の決定でしょう。モロニーも日本は大歓迎でしょう。

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ジェイソン・モロニーVS武居由樹

さらに恐らく

井上拓真/ビンセント・アストロラビオ

も決まるでしょう。

ジェイソン・モロニー 27勝19KO2敗 33歳

井上尚弥には完敗したが、WBSSでエマニュエル・ロドリゲスにあと一歩まで肉薄し、井上去り後、念願の世界王者になった実力者。教科書的なオーソドックスで突出した武器はないが総合力が高く気持ちも強い。

井上には負けたけど実際どうなのかなとその後も注目していますが、戴冠したビンセント・アストロラビオ戦、初防衛のサウル・サンチェス戦、共に2-0のマジョリティデシジョンでギリギリの勝利。気持ちが強いのでガンガン打ち合うが相手も力を発揮するので被弾も多い激闘となる。サウル・サンチェス戦ではパワーは挑戦者にあり、こんな試合ばかりしてると壊れるぞと心配にもなった。33歳、ちょっと勤続疲労とダメージが心配ですが、総合力は高い王者です。

つまり、モロニーくらいの世界王者は並レベルかなとおもう。

武居由樹 8勝8KO 27歳

K1の頃は知らないが絶対王者だったらしく、大橋ジムからプロ転向してから観た選手だ。色々なタイプをみてきたが、なかなか査定が難しいスタイルだ。Sバンタムでも大柄な方だとおもうが、井上尚弥の進出で階級を下げてきた。リングを広く使いゆったりと構え、プレスをかけるが距離をとり、接近戦での打ち合いはしない。フェイントを交えていきなり踏み込んで強打を叩き込む。そのタイミングが素晴らしいので相手は一撃でノックアウトされてしまう。

そんな試合ばかり、全KOなのでまだよくわからないところが多いが、ジャブで試合を組み立てたり、コンビネーションの打ち分けとかもあまり記憶にない。中間距離からいきなりズドンと一発というイメージしかなく、理詰めの組み立てとかピンチとか打ち合いを観たことがない。相手がどこまで強いのか、どこまでスキルがあるのか、耐久力があるのかよくわからない。普通のボクシングのセオリーと違う。

しかし八重樫がコーチしており、K1でのキャリアと実績があるので威風堂々、リング慣れしており、これはこれで勝負に出てもいいレベル、タイミングなのだろう。

若さと勢い、ホームという点で武居に有利な点は多く、モロニーは激戦続きの33歳で危ない印象だが、ボクサーとしての平均点がとても高いモロニーに通用するようであれば武居もモンスターだ。同じサウスポーの長身王者、中谷潤人がおり、同門には拓真がおり、日本にバンタム級の有望株が多い中でどのような存在感を示すことができるだろうか?

予想はやはり総合力の高いモロニーとなる。

どうせ日本人同士で戦わないのであれば、世界王者になっちゃえば、挑戦を受けざるを得ないからそっちの方がいいかもです。

今が旬か時期尚早か

明らかになります。

井上拓真/ビンセント・アストロラビオ

これは予想です。内容がよかった拓真も5/6に入れたいと言っていたので。

今フィリピンに世界王者はいないのかな。日本人が刈り取ってしまいました。
ドネア、アンカハスの仇としてアストロラビオはたたき上げですが、リゴンドーを下した実績もあるパワー型です。モロニーにも僅差負けでした。
フィリピンの仇となって気合を入れてくるでしょう。

※追記

アストロラビオではなく石田匠さんのようです。

ユーリ阿久井政悟VS桑原拓

もあるようですが再戦やん。大橋ジムの力技やん。

やっぱみんな大橋ジム行きたいよ。世界のチャンスが多い。

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