階級別 バンタム

負の遺産を清算すべき時/ゾラニ・テテは逃げない

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皆さんご存じの内容かとおもいますが、はっきりと海外でこのように認識されているという再確認を込めて・・・井上には全てを背負って乗り越えてもらわねばならぬのだ。日本史上最高傑作なのだから。

WBOバンタム級王者ゾラニ・テテは、井上尚弥がバンタム級に移動してくるのであれば、対戦に興味を持っています。

井上尚弥がバンタム級に移動するタイミングは奇妙です。
ファンはSフライで、シーサケットやヤファイ、アンカハスのような王者との試合を期待していました。もしこのタイミングでバンタム級に移動するなら、彼らとの対戦を避けた事になります。井上はSフライ級在位3年間で決してビッグマッチをしなかった。唯一名のある相手はオマル・ナルバエスだが、既に40歳であった。

井上がバンタム級に進出してきたら戦う興味はあるかと聞かれてテテは

「バンタム級の誰とでも戦う準備が出来ている。私が探し求めている試合がまさにこれです。勇気ある挑戦を待っている。」

と答えた。

ナルバエスといえば、2月10日にテテへの挑戦が決まっています。ナルバエスはバンタム級に上げて3連勝してきましたが、相手はいずれもテテとは比較になりません。井上はLフライからSフライに階級アップし順調に来ていますが、3年間で名のある相手と戦ってこなかったのでどれほどの実力か不明瞭なところがあります。

40歳のナルバエスに井上は強すぎたかもしれませんが、それがそのまま、Sフライの他のファイター、シーサケット、エストラーダ、アンカハス、ゴンザレス、ヤファイにも当てはまるとは言えません。このタイミングでの階級移動は、井上が彼らとの対戦を避けるための計算されたものであるとみなされても仕方ありません。

もしバンタムに上げた井上がテテと戦わないのであれば失望します。Sフライ級のベストたちと戦わず、バンタムにシフトし、テテやネリといったこの階級のベストと戦わないのであれば、やっている事は同じです。他の日本人ボクサーと変わらないパターンといえます。

テテは本当はナルバエス戦をクリアした後は、2冠王者のライアン・バーネットとの試合を望んでいます。しかし、バーネットのプロモーターのエディ・ハーンはリスクの割に報酬が低すぎると対戦に消極的です。このエディ・ハーンの態度はテテへの誉め言葉と同義でありその価値をより高めていると言えます。

テテにとってはバーネットとの試合よりもネリとの試合が現実的でしょう。この若きメキシコの王者は、統一戦を恐れず、プロモーターの意向に沿うような事はしません。ネリのスタイルはエネルギッシュで観客を熱狂させるもので、恐らくバーネットより優れたファイターです。井上もテテとの試合を恐れないでほしい。皆がテテを恐れて対戦を避けるなら、バンタム級は死にます。

意外性のない記事ですが、海外でもこのようにおもわれているのです。
日本のマニアと変わりません。

戦いたくても、アンカハスもヤファイも逃げた・・・
ではなく井上が逃げたのだと・・・

悔しいじゃないですか、けれど、それを声を大にしてアピールせず、ボワイヨとやってバンタム級に上がりますでは、大橋ジムの計算、避けたとおもわれても仕方がないことです。

計算されたもの
日本人のパターン

などと書かれていますよ。

英国の記者かわかりませんが欧米でしょう。その割にバーネット(エディ・ハーン)に批判的で、テテを評価しているのは買えますが、個人的にはみる眼がないというか、ミーハーです。

ネリを高く評価している、いつも結果ばかり重視しています。

しかし、予想された事ですがこうもはっきり書かれているからには皆にそう思われているという事でもあるので、大橋さんは、山中に勝ったらネリと一番やりたいでしょうが、四の五のいわず、テテに挑む道を選んだ方がいい。交渉が簡単なのはわかり切っています。

そしていつか、Sフライから上げて来るであろう、アンカハスあたりを堂々待ち受けていればいいのです。もう、年3試合程度の格下で作られた無敗記録を伸ばすのは卒業しよう。

おまけ

個人的に井上がバンタムに上がって一番戦いたい相手はネリだとおもっています。
次に2冠のバーネット、やはりテテが一番不気味だろう。

しかし、ネリは山中が審判を下すであろうし、バーネット戦は難しいとおもわれる。
ヤファイと同じエディ・ハーンの選手ですから、金、金、金。

このバーネット、どこかで読んだうろ覚えによると

ユース時代ではありますが、アマで井上が2度負けたキューバのヨスバニー・ベイティアという選手に勝っています。その大会では田口に負けたロベルト・バレラやミニマムで売り出し中のフィリピンのリオ五輪代表、マーク・アンソニー・バリガなどにも勝っています。

翌年にはマイケル・コンランに負けていますが4-3という接戦だったようです。プロであっという間に2冠を制しましたが、内容は微妙で狡猾で強さを感じさせませんが、兄貴分のフランプトンより優秀なアマチュアであった事は間違いありません。テテとやっても案外負けないのではと勘繰っています。

テテは逆に、南アということもあるのか、国際舞台で目立つアマキャリアは見当たりません。400戦以上戦って3敗だけと自称してますが・・・

井上には、そろそろ、その実力を世界に知らしらしめて欲しい。
本人もそれを一番望んでいるはずです。
アマの格上や、金メダリスト、テテのように恐れられている選手をどんどん打ち破って、負の遺産を全部清算して欲しい。

逃げも隠れもしない。怖がらないで誰でもかかって来い
といえる状態になって欲しいものです。
それが出来る逸材であるのだから。

今年、格上を叩きのめしたといえるのは木村翔ただひとり・・・

こういう戦いが世界を震撼させる、痺れるのだ。
安パイな無敗記録や複数階級制覇では決してない。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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