階級別 バンタム

そして寡黙な統一王者/ライアン・バーネット

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タイトル通り、寡黙な彼の発言はございません。バンタム級の話題をどうぞ・・・

注目度の高いボクサーがまた一人、WBOバンタム級王者のゾラニ・テテを回避しました。
日本のスター井上尚弥は元WBOSフライ級王者でWBOでテテへの筆頭挑戦者ランクであり、対戦をほのめかしてはいたものの、別の方向でタイトルを求める事に決めました。井上は5月25日に日本でWBAレギュラー王者のジェイミー・マクドネルに挑む事が決まりました。

これはWBOでトップランクに保証され、テテとの対戦を早い時期から優遇された彼にとっては大きな心変わりです。去る12月、井上は過保護な試合といえたフランスのヨアン・ボワイヨを下した後、南アフリカのサウスポー、ゾラニ・テテがターゲットだと言っていました。テテはかつてIBFSフライ級タイトルを2014年に日本の帝里木下を破って獲得しました。同じ日本の井上との対戦の種はその時植え付けられたはずです。その後IBF王座を開けて、バンタム級にシフトしたテテは、2度目の防衛戦を4月21日に井上が過去に破ったオマル・ナルバエス相手に戦うことが決まっています。

ナルバエスに対して防衛した後、テテは井上との対戦を受け入れていました。

テテのマネージャー
「井上がマクドネルのベルトを追いかけると聞いて我々は驚きました。」

対戦交渉をしていた両陣営ですが、ボクシングファンは彼らの対戦を少し待たねばならないようです。テテは井上がまだ自分との闘いに関心を持って戻ってきてくれる事を願っている。

テテ
「井上陣営は戦略的な計算をしているようだが、まだ私との対戦の可能性が開かれていることを願う。」

しかし、テテは他の王者からも盾のように避けられているので、いつまでも息を潜めて待っているわけにはいきません。彼は既にザナト・ザキヤノフとの試合の可能性がなくなっていくのを実感しました。彼の今の関心はIBF王座を返上しWBA王者にとどまっているライアン・バーネットです。

テテは間もなく、ライアンバーネットへのラブコールのために2度目のベルファストに向かいます。最初のベルファストでは世界最速の11秒ノックアウトでシボニソ・ゴニャを下しました。

バーネットはテテに絡むことを拒否しただけでなく、交渉の門前にさえ姿をみせる事はありませんでした。

テテ
「バーネットがファンの期待に屈するまで、私は彼の裏庭で戦い続けます。」

テテは最近、歴史的な勝利となったゴニャ戦では不在であった、チーフトレーナーのロイソ・ムティハと再会、合流しました。

テテが怪我してナルバエス戦が延期になったからこうなったとも言えるし、いきなりテテは怖かったともいえるし、いつまでもテテだけのタイミングを待っているわけにはいきません。タイミング的に空いてる王者がマクドネルだけだったという話を信じたいとおもいます。ただ、テテだけはやる気マンマンのようで交渉は難しくないはずです。

公言通り、年3試合、日本2試合、アメリカ(海外)1試合ペースを予定しているという大橋陣営。日本に呼ぶ対戦者交渉も格下以外、海外での交渉も簡単ではなさそうです。

減量苦とつきあいながらも気づけば7度も防衛していたSフライ級、望んだ相手と望んだ試合ができないからバンタム級に上げる、ここでは13度の日本記録を目指す・・・と言ってますのでいつかこの階級の大物と絡む日は来ると信じます。

しかし、このブログの金平糖氏のコメント

シーサケから逃げて、
今度は穴王者ですか。
亀や井岡と変わらんね。

こんな本音もファンにはあるのが事実、海外でも同じように見られています。
いつか、バンタム級で、夢を夢で終わらせぬ事を期待します。

一般的なボクサーのピークは30歳、3試合×5年で15試合、その時井上は29だか30歳・・・いずれにしてもこの大器の活躍もあと5年位なのかもしれません。アクシデントなくスムーズにいっても・・・

「バーネットがファンの期待に屈するまで、私は彼の裏庭で戦い続けます。」

テテのこの言葉は重い。

テテよ、あまりに強すぎる勝ちっぷりをすると誰も貴方にかまってくれなくなるよ。ナルバエス戦では気をつけて。よもや負けたりしないでね。

シーサケットは激闘王だから需要があるが、Sフライで相手がいなくなったら上げてくる可能性もあり、NEXTパッキャオとおだてられ、結構減量きつそうなムチムチなアンカハスあたりが、然るべきタイミングでバンタムに来そうな気がするが、彼の陣営も計算高いからなぁ。

空いたWBC王座の行方も気になります。
WBSSバンタムでもういいのではないかな。

そして今日も、ライアン・バーネットからは何も聴かれない・・・
こんなに寡黙な統一王者がかつていただろうか?
決して実力を過小評価しているわけじゃないのに・・・

彼が何か言及する事があれば取り上げたいとおもいます。
エディ・ハーンの言葉じゃなく彼自身の・・・



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プクー

プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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