階級別 バンタム

ブギーマンと呼ばれて/井上尚弥の物語がはじまる

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カネロのドーピングを食肉で済ますわけにはいかないムードになってきましたね。ネリも含め、正直に暴露して欲しいものです。急激な増量とパワー化は不自然です。

話題変わって、我らが井上尚弥、Sフライから逃げた、強いのとやってないという批判を少しは覆すような記事が出ていました。

5月25日に東京でジェイミー・マクドネルとの試合が決定している2階級制覇の井上尚弥。P4Pランクトップ10に入る選手です。

スパーリングパートナーのジェネシス・セルバニアによると、バンタム級転向にあたって、特に変わった準備はしていないとの事です。井上とジェネシスは横浜のジムでスパーリングをしています。

ボクサーが階級を上げる時はパワーをいかに上げるかが問題となるが、井上の場合には当てはまらないようだ。

セルバニア
「特にスタイルを変えるような事はない。彼はパワーも進化している。」

ジェネシスは、昨年9月にフェザー級王者のオスカー・バルデスと激闘を演じたので、井上のパワーがどの程度なのかを肌で知っている。この点についてはジェネシスは井上の父親に代わる権威といえるかもしれません。昨年、井上尚弥は父親の持つミットを打ち、父の手首を骨折させました。それ以来、父は息子のミットを持っていません。

井上尚弥は以前から大柄なスーパーフライ級でした。当時無敗の帝拳所属のスター選手、ロマン・ゴンザレスと統一戦をするために、予定より長くスーパーフライ級の体重を維持していました。ロマン・ゴンザレスがシーサケットに敗れたため、予定が狂いました。その結果、井上は別の対戦相手をさがすことになりました。

米国のSuperFlyでHBOは井上を後援していたことからも、相応しい対戦者を探していました。IBF王者のジェルウィン・アンカハスと交渉するも、彼はHBOではなくトップランクと契約しESPNという別の道を選択しました。

井上のスーパーフライ級のタイムリミットは迫っており、WBA王者のカリ・ヤファイが残された最後の大物でした。ヤファイもプロモーターのエディ・ハーンも大きな舞台で統一戦をしたいと表明していました。エディ・ハーンはHBOと繋がりがあるので実現は可能におもわれたが、ハーンは若く無敗で勢いのある井上ではなく、古いビッグネームで2度のショッキングな敗戦をしたロマン・ゴンザレスを選びました。

はっきりと彼らがそう言ったわけではありませんが、恐らく井上のような新たな怪物と戦うリスクの代償としてSuperFlyのステージでは小さすぎる(マネーが安すぎる)とハーンはヤファイを値踏みしたのでしょう。

ヤファイは昨年10月以来試合をしておらず、アメリカデビューと統一戦を一応はアピールしています。しかしまずは「ロマン・ゴンザレスとやってそれから統一戦などのビッグファイトがしたい。アメリカで名を売りたい」のだそうです。

しかしそれでは井上と戦うには遅すぎます。小心者の遠吠えです。アミル・カーンがメイウェザーと戦いたいと言っていたのと同じ白々しい言い訳です。井上の視界はもはや、3つ目の階級でより大きな相手に対して、自身のサイズや能力の優位性がない階級での勝負に向いています。もし、セルバニアの言葉が指標になるならば、井上のエキサイティングなノックアウト劇はバンタム級でも続くことになるでしょう。

ブギーマン”モンスター”井上は5月25日に勝利が予想されますが、それはマクドネルよりもパワフルだからではありません。(2人のKO率は異なりますが)マクドネルは元々階級アップを予定していたので、計量さえクリアしたらかなり体重を戻すでしょう。井上が未知のクラスで計量するのとは違い、同じ体重でリングに上がることはないでしょう。

難しい英語は私の想いとニュアンスで訳しました。
アンカハスもヤファイも井上とやるのは怖い、リスキーだから、やるならもっと大金が欲しいという解釈で間違いないでしょう。少なくとも彼らの取り巻きはそう考えているようです。

井上が「ブギーマン」と書かれていました。
ブギーマンとは怪物のことです。

なぜこれほどまでに評価されているのかといえば、試合内容が圧倒的だからでしょう。別の意味でロマチェンコやクロフォードやエロール・スペンスより強烈でわかりやすく圧倒的に強くみえる試合をみせている、特に米国でのアントニオ・ニエベス戦で世界中に知らしめた。その後のボワイヨ戦のyoutubeでもやっぱりすげぇやと・・・

この圧倒感は、比嘉のそれよりも上にみえます。速さ、華麗さ、センス・・・これは別格であると・・・
しかし対戦者レベルは比嘉と同等かそれにも劣る程度です。

この、対戦者レベルを無視すれば、超強そうという唯一の懸念をこれから払拭、強さを証明していくことを期待しましょう。

マクドネルの決意や体格の優位は想像通りかそれ以上かもしれませんが、結局はバンタムでもやっていたニエベスやボワイヨと大きく変わることはなく、ここでも井上の圧倒的なノックアウト勝利を予想しています。ストーリーはその先です。

ここまで書いて、いや、まてよ、じゃぁ、英国同士のマクドネルとヤファイが戦ったらどうなるのよ、アンカハスがマクドネルとやったらどうなのよ、という素朴な疑問も湧きあがりましたが、マクドネルの体格と体力に優位性はあっても、やっぱりヤファイやアンカハスが勝ち抜くくらいのレベルではないかと妄想しております。少なくとも個人的にはアンカハスの方が怖い、パワフルな対抗馬です。今でも。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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