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負けて強くなったラストボーンスナイパー/ゾラニ・テテ インタビュー

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井上同様にゾラニ・テテのインタビューがあったので紹介します。

11秒KOという記録を持っていますが、その秘訣は?

テテ
「パンチをタイミングよく打つ。タイミングと距離が全てです。これはパンチ力より大事なことです。」

過去最も苦戦した試合は何ですか?

テテ
「接戦のSDで負けたアルゼンチンのロベルト・ドミンゴ・ソーサ戦だったようにおもいます。当時私の母は病気で試合に集中できていませんでした。難しい試合でした。」

あなたはスプリットで負けた事が何度かありますが、誤審でしたか?

テテ
「いいえ、言い訳はしません。色々な理由で試合に集中できていませんでした。ソーサ戦、メキシコのファン・アルベルト・ロサス戦共にそうでした。私自身を恥じたいです。」

もし、相手を選べたとしたら誰を指名しましたか

テテ
「興味をそそる勇敢なスタイルの持ち主としてファン・カルロス・パヤノを選んでいたでしょう。」

27勝21KO3敗

Last Born(天性最後の逸材)というニックネームのテテ
参加選手ではドネアに次いで歴史、キャリアのある選手です。2階級王者でもあります。

身長173センチ、リーチ182センチの恵まれた体躯から放たれる鋭利なジャブやストレート、えぐるようなアッパーはキレもパワーもあり大変な脅威です。11秒KOのパンチはショートの右フックでした。

南アフリカで試合を組みにくい立場で世界中を転戦し日本で試合をしたこともあります。
(帝里木下に何もさせず完勝)

キャリアの途中で、同国のムザラネに懐に入られTKO負けや前述したような敵地での不運なスプリット負けなどがありますが、そのような敗戦を経て、今の究極の鋭利なスナイパースタイルが確立されたともいえます。

キャリア序盤はフライ級の選手でしたが、井上同様かそれ以上に増量がフィットしスピードとパワーを生かせるようになったともいえそうです。

過去の敗戦やムザラネ戦があるから、テテの懐にさえ入れば倒せる、距離さえ攻略すれば大丈夫と考えていますが、それをさせない工夫と強烈なパンチ力がとても不気味です。負けて強くなった、己のスタイルを磨いて益々盤石に完成した王者といえそうです。

WBSSクルーザー級決勝は井上とポテトチップを食べながら観戦したそうです。
リングを降りたら優しい紳士です。

やっぱりテテも前に出てくるパヤノがよかったみたいです。相手の踏み込みに合わせるタイミング命のスナイパースタイルなので当然でしょう。アロイヤンはナルバエスのようにテテのまわりをダンスして終わるのか、踏み込み打ち合ってくるのか・・・

出場選手、皆強力ですが、テテの距離と強打を無効化しないと誰も勝てないかもしれません。
それくらい、このWBO王者は戦術と能力が特化しています。
自分の強みを一番よくわかっているともいえそうです。

なんで第3シードだったんだろう。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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