I want no surprises 未来のレジェンド/エマニュエル・ロドリゲス

色々未知数ながらも、エマニュエル・ロドリゲス、彼は極上のプエルトリカン、トリニダード、コットに連なる特別な存在であると仮定して楽しみたいとおもいます。

高度に完成されたプエルトリコのエマニュエル・ロドリゲスは今週土曜日、フロリダ州オーランドでWBSSバンタム級準々決勝、オーストラリアのジェイソン・モロニーと対戦する。これがロドリゲスのIBF王座の初防衛戦になる。

ロドリゲスはベストの挑戦者に対し、自分自身をテストすることを楽しみにしている。

ロドリゲス
「世界王者になる前から私はベストと戦いたいと常におもっていました。このトーナメントでそれが叶います。多くのファンに自分を知ってもらう機会になるし、誰が偉大なのか示すことができます。」

ロドリゲス(18勝12KO)は長い間IBFのトップコンテンダーでした。しかし、当時の王者、リー・ハスキンスがロドリゲスではなくライアン・バーネットとの戦いを優先しチャンスは巡ってこなかった。バーネットが勝利しWBAのザナト・ザキヤノフを下し王座を統一するまで、ロドリゲスは相手にされることはありませんでした。

IBFはようやくバーネットにロドリゲスとの対戦を指令しましたが、バーネットは王座を返上、ポール・バトラーとの間で王座決定戦が行われました。5月5日、ロドリゲスは失望することなく、英国人を12ラウンド大差判定で下しようやくこのタイトルを獲得しました。

ロドリゲス
「アウェーの英国でこんなに歓迎されるとはおもいませんでした。たくさんの人がサインや写真を求めてくれて驚きました。試合に関しては神のおかげでまずまずの内容でした。全てのラウンドで優勢だったので、私のスキルをそんなに多く出す必要はありませんでした。上手くいってるのに特に何かを変える必要もありませんでした。」

10週間にわたるサンファンのカイミトジムでのキャンプで、ロドリゲスは素晴らしいコンディションを作っています。10月初期の時点でわずか4ポンドオーバーです。(2キロ弱)

ロドリゲスは対戦相手のジェイソン・モロニーに100%集中している。この試合に勝てば、ファン・カルロス・パヤノをわずか1ラウンドで倒した、パウンドフォーパウンドに数えられる井上尚弥との対戦になることももちろん承知している。

ロドリゲス
「モロニーはこのトーナメントで唯一の指名挑戦者です。モロニー兄弟は偉大なボクサーとしてオーストラリアで有名です。110%の準備で臨みます。私は厳しいトレーニングをしています。モロニーにはスピード、インテリジェンスがあり、戦い方を知っています。全ての試合、相手は異なり、どんな可能性にも対処しなければなりません。私は意外性やアップセットを好みません。もちろん勝利は私の、プエルトリコの人々のものです。」

プロモーターのファン・イバン・オレンゴはロドリゲスの出来に太鼓判を押す。

オレンゴ
「ファンにとって素晴らしい試合になるでしょう。ロドリゲスは特別な選手なので、問題なく試合をクリアするでしょう。ロドリゲスがこのトーナメントで優勝して、パウンドフォーパウンドの10位以内に入る、彼はスーパースターのレベルであると、人々は気づくことになるでしょう。」

井上に言及した言葉はなかったですが、自信満々のよう。
そして予想通り、減量、コンディションも全く問題ないようです。

陣営の言葉だから鵜呑みにはできませんが、やはりエマニュエル・ロドリゲスというのは、ただの王者ではなく、スペシャルな選手、P4Pにランクするスーパースターレベルなのだという深い自信と信頼が感じられます。

井上の試合内容がどんなに脅威でも、試合、相手によってボクシングは毎回異なるという発言は、誰もが口にすることです。そう言うしかないでしょう。ゾラニ・テテはあわててフロイド・メイウェザーシニアにトレーニングを請うていました。

ポール・バトラーとの試合は余裕でコントロールしていたから、無理せず、余計なスキルも出す事無く流したような発言でしたが、ジェイソン・モロニー戦、あるいは井上尚弥戦ではそういう余裕が一切通じぬ極限の姿が観たいものです。フォームに無駄がなく、洗練されており、余計な力みもありません。ダイジェストを観る限り、確かに余裕で流して勝っているような風格がある。

I want no surprises

という言葉には、井上のようなミラクルな勝ち方を否定する、気にしない意味が込められているのかもしれません。

エマニュエル・ロドリゲスVS井上尚弥

これが事実上の決勝戦
まだ全く底をみせていない若き天才同士

だと考えています。
バーネットやドネア、テテは曲者と捉えています。

究極のハイレベルな戦いになるのか、一方的な結末となるのか・・・井上の最近のパフォーマンスを考えるとKOでの完全決着が予想されますが、どちらも、これから歴史に名を残す、現役バリバリにしてレジェンドクラスの激突であるといえよう。

煽りに煽るぞ。

https://boxvideo.sports-web.net/ko-samurai/5198

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