こちら正規WBCバンタム級王者/ナルディーヌ・ウバーリVSラウシー・ウォーレン

ファンには耳にタコだろうが、この試合の勝者がWBCバンタム級王者であり、WBCスーパーバンタム級王者にもレイ・バルガスがいる。井上拓真と亀田和毅は正規王者ではない。彼らに勝ってはじめて王者である。

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ナルディーヌ・ウバーリは1月19日にWBCバンタム級タイトル戦で、アマチュア時代のライバル、ラウシー・ウォーレンと対戦する。

無敗のフランス人(モロッコ)ウバーリ(14勝11KO)は2102年ロンドン五輪でウォーレンに競り勝っている。ラスベガスMGMグランドのスポットライトを浴びたリングで再び返り討ちすることを確信している。

トレーニングキャンプでは、レジェンドのロイ・ジョーンズJrからアドバイスを受けている。

ウバーリ
「試合日程がかなり変更されてきました。けれど決まった日に順応します。煮詰めてきた戦略をリングで行使します。ウォーレンを倒して王者になります。世界中のどこでもリングは我が家のようなものです。」

ウバーリのトレーナーであり兄のアリ・ウバーリ
「我々のトレーニングキャンプは順調で、試合の延期にも適応しています。1月19日、ナルディーヌは最高のコンディションでリングに入り、ウォーレンよりも優れたファイターである事を証明してみせるでしょう。」

度々の試合の延期で1月19日も延期の噂がある試合ですが、両者の人気に問題があるのでしょうか。
しかしこの組み合わせが決まっていた以上、昨年末の

井上拓真VSペッチ・ソー・チットパタナ

は不要な決定戦であると言われても仕方がない。暫定王者であっても指名挑戦者程度なのだ。せめてしっかり勝者とただちに試合が組まれることを願うのみである。

プロでは元王者にしてその実力が知られたラウシー・ウォーレンよりも、未知のナルディーヌ・ウバーリの方が気になる存在だ。

身長163センチ
リーチ163センチ

世界的なトップアマではあるが、ライトフライ級、フライ級の選手である。
そこはラウシー・ウォーレンと変わらない。

北京五輪では2回戦で金メダルのゾウ・シミンに敗れるも3-3とある。
ロンドン五輪では2回戦でラウシー・ウォーレンを破る(19-18)も3回戦でマイケル・コンランに(18-22)で敗れている。その後コンランはウラジミール・ニキチンという選手に勝ちに等しい試合を負けにされ、論争を呼んだ。ニキチンはメダル確定するも準決勝で棄権した。つまりコンランは実質メダリストだ。

現在フェザー級のコンランとは体格差が顕著だったのではないかな。
それに肉薄するのだからやっぱりかなり強そうだ。

フランス(モロッコ人)であるが故、その実力はベールに包まれているが
14勝11KOとKO率も高く、この男をバンタム級の本命にあげるファンも欧州には多い。

キャリアも

イラン・ディアス(シーサケット直近の相手)
フリオ・セサール・ミランダ
アレハンドロ・エルナンデス
マーク・アンソニー・ヘラルド
ルイス・メレンデス

と最近はまずまず中身が濃い。
米国ではロイ・ジョーンズJrのサポートの他、ノニト・ドネアがサウスポーで相手をしているそうだ。

https://www.youtube.com/watch?v=4catn90JscQ
VSルイス・メレンデス

小さいので、アウトボクサーではなく踏み込んでフックアッパーの連打型ですが、なかなか力強いです。

https://www.youtube.com/watch?v=6CFb7I5mmB4
ナルディーヌ・ウバーリVSラウシー・ウォーレン

VSペッチ・ソー・チットパタナ戦でみた井上拓真よりは攻撃的でエキサイティングかなとおもっちゃいます。もう完成されたベテランでしょうが、彼ら(ウバーリ、ウォーレン)や拓真が必ずやWBCに優遇されて上がってくるだろうルイス・ネリーやカルロス・クアドラスを普通に倒してくれると願っています。

変なオクスリや当日の体重増加、超人的な肉体改造がなければ、彼ら(ウバーリ、ウォーレン、井上)の方が強くみえるのは気のせいかな。

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