いばらの道の向こう/井上尚弥 WBSSバンタム級優勝

井上家全勝でバンタム級制圧とはいかなかったボクシングの過酷な現実を受けて、虚脱状態ではありますが個人的感想を。

今月は23日にロドリゲスVSネリー、30日にはテテVSカシメロがあるのだ、終われない・・・

ノルディーヌ・ウバーリVS井上拓真

https://www.youtube.com/watch?v=mnVZtyqtFO0

たぶん削除されるでしょう。

試合前に井上拓真はひたすら「自分のボクシングをすれば大丈夫、自信がある」と言っていました。
私はこの「自分のボクシング」という言葉に懐疑的ですが、これは井上尚弥だろうと、ワシル・ロマチェンコだろうと4回戦のデビューボクサーでも使う言葉だろう。ボクシング以外の他のスポーツでも・・・

しかしひとたびその「自分のボクシング」が通じなかった時、ノルディーヌ・ウバーリの持つ「自分のボクシング」がうわ手だった時にはその殻を破らなければならない。「自分のボクシング」を捨ててでも相手に勝つためにガムシャラに何かをしていかなければならない。それが拓真には足りない。いつもそうだからきっと根強く染みついているものなのだろう。

拓真
「自分では勝っているとおもって公開採点を聞いて戸惑いがあった。ダウンもその他パンチも効いてはいない。」

この姿勢も違っているとおもう。ウバーリとの距離やタイミングの測定にはある程度成功していた序盤だが、ロープ、コーナーに下がり、積極性も手数もウバーリが上だった。挙句4回にはダウン。解説やゲストがなぜ拓真を褒めるのか意味がわからなかった。ダウン以降、やや開き直って挽回していかなければならなくなった時の拓真の方がまだよかった。

プロアマダウンしたことがないというキャリア豊富なウバーリのペースを後半逆転し、ましてノックアウトしなきゃいけないというのは絶望的に近い。10歳も若く経験で劣るのならば若さと勢いに任せ序盤を制したかった。兄はそれが出来る、後半勝負も。

ウバーリの完勝ではあるが、実は最後の方はボディが効いて苦しかったとおもう。遅すぎた。
ウバーリは肉体的にも技術的にももう完成されていた。変わらないだろう。

井上尚弥VSノニト・ドネア

https://www.youtube.com/watch?v=jV74PszEFLw

たぶん削除されるでしょう。

素晴らしい試合だったが主に賞賛されるべきはドネアであり、井上尚弥には課題も可能性もみえる試合となった。
有名人総出、日本人総出、このような試合は大絶賛しないと袋叩きに合いそうだから肩身が狭いが、ファンの本音、世界の本音は井上尚弥の圧倒的なノックアウト勝利だったはずだ。

ドネアのこの試合にかける執念、準備が素晴らしく、大きく動ける身体を作ってきたのと、キャリアの成せる技か、攻防ともにとても巧みだった。決して井上の強打をまともに貰わず、効果的に自分のパワーと圧力を生かしていた。身体全体のパワーはサイズの印象もあって井上尚弥より上にみえたほど。ドネアは昔から筋肉質ではないが打たれ強い。衝撃吸収、反射神経が素晴らしい。

それでも随所のスピードが違い、井上の俊敏さについてこれず、代わりにパワーに頼るなど、ピーク時とはスピードやキレは確実に落ちていた。ベテランの巧さ、強さで対抗していった。

井上尚弥の素晴らしいところは序盤を制し、要所を制し、終盤もしっかり見せ場を作ることだが、カットしてからは戦術変更を余儀なくされ、ヘッドハンターになっていった。

大きくて懐深く、左カウンターやアッパーの怖いドネアに対しボディが打てず、顔面への当たりも浅かった。ドネアは井上の上のパンチをかなり対策してなかなかまともに被弾させなかった。ほんのわずかに届かない井上のパンチも下半身、地面の蹴り、ふんばりがいつもより弱かったようにおもう。

井上尚弥の試合で中盤、後半までもつれ込むということ自体が、なんらかのトラブルやアクシデント、苦戦、上手くいってない証拠なのだ。

この日のドネアは近年では最高の仕上がりで、カール・フランプトンに負けた時とは別人のようだった。しかし明らかに、ギジェルモ・リゴンドーやニコラス・ウォータースの方がドネアにとっては強敵だった。

接戦のようにみえた。実際苦しい試合だった。血まみれになりトラブルにも陥った。しかし試合後のダメージをみると井上尚弥の完勝だ。ベテランにてこずっただけで要所をみれば勝ちは揺るがない。

それでも、体格、パワー、懐の深さ、いつも井上尚弥の強襲がスパークするわけじゃないことを思い知らされた。未知の領域、階級の壁というのは明らかに存在する。井上尚弥がはじめてテストされたと言っていい試合だった。

苦闘だったが色々なことが明らかになり大きな収穫があった。
日本で今後現れないだろう、宝物のようなこの才能が、つまらない怪我でキャリアを棒に振るようなことがないよう、こんなに打たれて血をみる試合はこれが最後にして欲しい。完治するまで静養してください。

予想通りのWBSS優勝、こんなトーナメントで日本人が参加、まして優勝するなんて夢だ。
生きているうちにこんな夢がみれるなんて夢の夢だ。

貴重な時間をありがとうござました。

書き忘れたから追記しますが、結果的にはウバーリもドネアも予想以上に手ごわかったことになるが、難しいだろうけど、ボディ、これが鍵でした。思った以上に手ごわいベテランにはボディが有効だ。顔面に気持ちがはやるのは仕方ないにしても・・・

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コメント一覧
  1. 技術で圧倒していたのは井上。
    キャリアで圧倒していたのはドネア。

    それが今回妙に噛み合ってしまった。井上は負ける条件が全て出揃っていたけれどドネアが負けた。
    度重なるアクシデントを冷静に処理し、ドネア相手には最も難しい左のボディーでダウンを奪った。

    ドネアは1R2Rで負けていたほうがまだマシだったね。
    今一番敗北感にまみれているのは他ならないドネアでしょう。

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  2. 井上の場合はこれまでの圧倒的な試合内容から、既にバンタムは通過点でありこの階級でどこまでやれるかじゃなくどこまでの階級を制するのか、ということにファンの期待値は既にシフトしていたことが今回多くにファンが落胆した原因であることは言うまでもありません。
    これを機にゴロフキンのようにひたすら階級に留まって長期政権を築く方向にシフトした方がいいのかもしれませんね。

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  3. 楽しく拝見させて頂いております。ドネアはウォータースとやる時は確かキャリアで最もモチベーションが落ちており、トレーニングにも支障があった時期かと記憶してましたが違いましたか?
    井上にも勿論、階級の壁は存在するでしょうが
    この一戦で急にややパワーレスかのような意見が散見されるのはやや浅慮かなと思います。
    マクドネルからロドリゲスの三戦を見ても攻撃力が突出している事は事実であり、今回は2Rのアクシデントでのプラン変更によりKOの確率が著しく試合中に下がった事は考慮すべきかと思います。メンタル的な影響は勿論、大幅にパンチの選択肢が減るとなれば、必然的にクリーンヒットも減る事になります。
    ドネアのタフネスは勿論の事、この試合展開やドネアのキャリアやそこからくる技術がこの試合を幾らか井上のスピードとドネアのパワーにフォーカスした物に見せたのかもしれません。
    ただ個人的には、両者共に全ての能力が満遍なく高く、大きな五角形を持つ物同士の試合であった、と思っています。ドネア自身、数年来のコンディションという自覚を持っていましたし、レジェンドと呼ばれる自身が37歳というこのタイミングでwbss決勝で、井上と戦えるという最高の舞台を手に入れた事を思えば、これ以上ないモチベーションであった事は想像に難くありません。
    自分としては、全盛期とまで言えるか定かではないにしても、若さとは違った物を上積みした後期のドネアとしてはベストな状態であったのではと思っています。レジェンドとしてのキャリアの集大成のような。
    井上に関して言えば階級をあげればパワーによるアドバンテージは目減りすると思いますが、バンタムやスーパーバンタムに今回のドネアがやったような事をより高次の次元で出来る選手がいるようには思えません。フェザー級においてはただ、井上も大きくスタイルが変わる事もあるようにも思います。
    今回の試合で曝け出された物は具体的な弱点や階級の壁というところよりも、何だかんだ最も大きいのは井上が決して沈まぬ船ではない、というこれまでの不沈艦のイメージが揺らいだ事ではないかと思います。
    この戦いを経てさらなる高みへ登ったとなるのか
    付け込まれる不安要素や限界を囁かれるきっかけの試合となってしまうのか
    今回の試合の意味、評価がより固まるのは今後数戦かと思います。既に日本のボクシング界ではレジェンドですが
    世界でもそうなれるだけの存在だと自分は信じています。
    見てくれのカリスマではなくそのボクシングを持ってして。
    書いてから思いましたが全部希望的観測ですみません汗
    しかし次また統一戦なのか…。。
    嬉しいんだけど、、少し心臓を休められる試合も欲しいような…。。長文失礼致しました。

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  4. 井上選手の評価が厳しい目になるのは散々注意すべきドネア選手の左フックをマトモに貰ったあげく右まぶたカットですからね
    井上選手も1R終了後、速いラウンドで終わると過信していたみたいだしその代償かな
    ボディーへのフェイントで井上選手の顔に左フックをマトモに当てたドネア選手は流石ですが

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  5. 井上選手が大苦戦したからといって井上選手が本調子じゃなかったとかみっともないコメント
    単純に今年37歳ドネア選手が予想より凄かっただけ
    ドネア選手は井上選手より不利になる要素が沢山あった訳だし

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  6. 尚弥って試合当日に頬こけてる事ありましたっけ?当日はもう少し戻して上がってるように思いましたが、陣営や本人はなにも言ってないけど調整が万全だったと思えないんですが

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    • ロドリゲス戦のほうが頬こけてましたよ
      前回も今回と同様数日前にリミットに到達してたからでしょうね

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  7. ウバーリが井上と良い勝負するみたいなコメントあったけどそうかな?
    筋肉みればパワーがあるのはわかるけど明らかにスピードが遅いし腹も弱そうだし
    そんなに強くは見えなかった

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  8. 皆さん井上に厳しいのは期待が大きい故の裏返しなのでしょうけど
    2Rのカット&ダブルビジョンは大アクシデントですよ
    その分は大いに割り引いてから評価しなければならないでしょう
    あの被弾自体は(井上には珍しくても一般の試合では)よくある一発で、
    特別効かされた訳でも無かったようですが、運が無かった
    それでも結果的には文句無しの判定勝ちで、耐久力も証明できた
    いい試合だったと思います

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  9. 井上尚弥はインターバル中に脚を気にしていたけど
    何があったのかな。踏み込んでパンチを打てていないから
    いつものような強打ではない気がした。

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  10. 5ラウンド位から、ドネアが大きく見え、ナオヤが小さく見えた。
    ドネアは打たれつつも、ラウンドを重ねるごとに無駄が削ぎ落とされていき、パフォーマンスを上げていった。
    ナオヤは心配していたアゴ上がりが顕著になり、ノックダウンの危機が、高まっていった。

    それでもナオヤが決定的なボディショットを打ち込んで勝ちをもぎ取った。
    脆さを垣間見せたが、それを上回る強さがあるボクサーどと思う。
    苦戦したが、文句のないナオヤの勝ちだ。

    一方、タクマは予想通りダメだった。
    手数が出なければまず負けることは想定通りだったが、期待していたカウンターで効かせることはできないだろうことが1ラウンドで分かった。

    理由。手打ちで、全く踏み込めないこと。
    左フックはまず脅威とならない。
    形だけは左フック。だが格好ばかりの手打ち。無威力だ。
    右ストレートはもともと射程が短いのに、踏み込まないからそもそも届かない。
    体重が、乗らないから効きもしない。
    加えてバックステップのギアだけが入ったステップ。

    これで五分のつもりだというのなら、感覚もズレている。
    予想通りの圧倒的な負けだった。

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  11. 尚弥の一夜明け会見を、フジ公式がノーカットでYoutubeにUPしていますね。尚弥自身も大橋会長も、2Rのドネアの左フックを被弾してWビジョンが生じるまでは、早い機会にKOできる手応えを感じていたようです。尚弥自身は「プランB」を発動しなければならなかったことに悔いがあるようです。

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  12. バンタムにもライバルはまだいるけど、これがスーパーバンタム、フェザーに上げた時の井上の現実じゃないかな。井上自身が問題なのではなく、相手がデカくてタフだとああなってしまうよ。小さいもん。

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  13. 試合中の大半、ドネアは前に出続けようとして、井上はそのプレッシャーに押されて、ほとんど下がり続けた。その結果、ドネアは善戦、井上のパンチの威力が半減したということでしょう。やはり、格闘技は下がったらほぼ、ダメですね。「下がるな!」と叫ばなければ・・それだけ、ドネアの戦略が上回ったということ。井上君の今回のような下がり方、その癖がついてしまうと、弱くなる・・・教訓にできるか、トラウマになってしまうか、やや心配。また、眼窩骨折はないようだけど、複視(二重に見える)の原因として、眼筋障害や網膜剝離などもきちんと精査しなければ・・・

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  14. 感想。
    2Rのパンチはあれで試合終了もあり得る一撃。あれを耐えつつも9Rの右ストで膝が揺れる。当たり方、タイミングもあるだろうけど、打たれ強いかはまだ不明。
    3R以降、ドネアが二重に見えていた中でも主導権を渡さないのはさすが。タラればだけど、カットがなかったらどうだったかなと思うところはあります。
    ドネアは衰えていたけど、相手が世界的評価がうなぎのぼりの井上ということでモチベーションが高く、質の高いトレーニングを積めたのでは。次の試合はここまでは仕上げられないんじゃないかな。
    あくまで個人の思いですけど、そんなことから結局、井上自身については、この試合では評価を上げることも下げることもできません。

    弟は……
    かつてジョーさんが「強いボクサーはやるべきときにやるべきことをやれる」と言ってましたが、その反対ですね。加えて致命的なパワーレスです。なにか劇的にモデルチェンジしないと今後は厳しいかな……。

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  15. 長谷川が井上はこの試合で3試合分ぐらいの経験をしたと言ってましたが、ほんとに良かったと思いますよ。効かされたり、切って流血した時の経験はこれから活きると思います。ドネアの顔のボコボコはほとんどジャブのダメージだと思うんですけど、これからは前半は無理にKO狙わずに、内山みたいにジャブでなぶり殺しにしてから、後半で仕留めればいい。それなら無敵状態になるんじゃないですかね。普通にポイントアウトもできるボクサーなんでこれから楽しみです

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  16. 拓真は一回KOされて自分のボクシングを全否定されたほうがいい気がする、このまま僅差の判定で負け続けたら自分のボクシングは間違ってないと思ってずっと同じボクシングスタイルで戦い続けそう。

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  17. 私の個人的な感想です。

    この日のドネア選手は鬼気迫る迫力で、本気で勝ちに来ていた。タフな上に物凄い集中力だった。
    ただ、それでもやはり全盛期と比べればスピード、反応、被弾しても仕留めに行くアグレッシブさは無かったです。ドネア選手があと5歳若ければ、井上選手を倒せていたかもしれません。

    逆に井上選手は少し底が見えたように感じました。
    もちろん世界トップクラスの選手ではあるが、「モンスター」「p4p 上位」は怪しく思いました。
    体が小さい分、強打が通じない相手だとバンタムでも厳しいのでは、という印象。
    この日は被弾も多く、ピンチの時間帯ではKO負けの雰囲気も感じました。

    中でも私が一番厳しく見たのは、井上選手がダメージを受け、攻め手を欠き、嫌な雰囲気が続いた時間帯に出した「雑な大振り」です。
    所謂タイトルを獲れない系ハードパンチャーと同じで、最後に頼ったのが冷静さやインテリジェンスではなく、運頼みのお祈りパンチ。相当苦しかったのでしょうが、これは悪い癖になりそうです。
    今後ピンチでまたあれを出すようでは、本場に行って本物の強豪達(全盛期ドネアが戦っていたレベルの相手達)にはトドメを刺されるでしょう。
    苦しくても、ダウンを取った時の様に丁寧にコンビネーションを重ねるような戦い方をしてもらいたいです。

    一方、
    弟の拓真選手は「並みの選手」だと思いました。良くて東洋太平洋レベルではないかなと。
    一番の欠点は、う~ん。「心の問題」もありそうですが、「頭脳」ですかね。
    今後も恐らく、テレビや世間の期待から世界戦レベルの試合を組まされるのでしょうが、このボクシング頭脳だと実力と試合レベルがマッチせず、無理をする中で拓真選手は潰れるかもしれませんね。一人の人間としての彼が心配です。

    昨日の大会は、派手な連続KO勝利の中で見えなくなってた欠点が浮き彫りになり、逆に良かったと思います。完璧な選手はいません。井上選手は井上選手の個性を最大限に活かし、本場で活躍してもらいたいです。応援しています。

    長くなりましたが、以上のような事を想った次第です。
    意見を述べる場をありがとうございました。

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    • >>もちろん世界トップクラスの選手ではあるが、「モンスター」「p4p 上位」は怪し  く思いました

      同感です。
      WBSS優勝、レジェンドのドネアに勝利、無敗の継続、バンタム級年間最高試合候補、それでもPFPトップ5は無いなと思いました。

      >>中でも私が一番厳しく見たのは、井上選手がダメージを受け、攻め手を欠き、嫌な雰  囲気が続いた時間帯に出した「雑な大振り」です。

      井上のメンタルの強さを称えるコメントも多く見られますが、私は逆にあの大振りは「今まで打たれていない者のメンタルの弱さ」と感じました。
      極端な話、あたふたしている感さえしました。
      打たれ慣れてる激闘型メキシコ人ファイターのように、相手を食い殺してやろうというくらいの負けん気からくるそれじゃなく怖さからくる大ぶりに感じました。

      井上がこの経験を活かして、打たれても眉一つ動かさず自分のボクシングを淡々と続けられるくらい一皮むけるかどうか、次戦以降に期待です。

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  18. ディフェンスはいいよ。スリッピングでパンチ殺してる。この試合後の二人で撮った画像をみれば分かる
    https://twitter.com/krmr_511/status/1192441187602288640

    ドネアは顔面ボコボコ状態なのに井上は切った目の上以外は綺麗な顔してるでしょ?打たれてるように見えても左はほとんど殺してた。右のパンチで効いてピンチもあったけどね

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  19. 井上選手でさえ、いつか試される時が来るのかなと思ってましたが、まさかその相手がドネアであるとは。
    そこにある種神がかったものを感じずにはいられませんでした。
    あの右目のアクシデントがなければ…とか考えても仕方ありませんね。
    きっとあの一撃も必然の出来事だったように思うので。
    これからどんな風に強くなってくれるのかが本当に楽しみです。
    強くなってほしい。

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  20. 親父さんは井上家の家長としてのメンタル部分のトレーナーに一歩下がっていただいて、攻守の技術的な指導はその道のプロに頼みませんか?顎上がるし、まっすぐ下がるし、特にディフェンスヤバいでしょ。
    誰がいいかは分からんけど。

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    • 確かに、海外の名トレーナーとのコンビが見たい、でもそんな事したらまた親父が家出して大変でしょうね

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  21. なんか11Rのレフェリーについてばかりコメントがありますけど
    ジャッジ1者の117-109も大概可笑しいと何故誰も指摘コメントがないのだろうか?
    しかもそのジャッジはダウンがなくそこまで一方的にドネア選手が打たれていないのに5Rドネア8井上10と付けています
    あの試合でドネア選手が3Rしか取れていないのもかなり井上選手贔屓な採点だと思います

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    • 井上が速いラウンドでKOすると予想してた私はラウンド毎のスコアは付けずにながら見してたのであくまで12ラウンド通しての印象ですが、
      11ラウンドのダウンが無く、仮にそのラウンドをドネアが取ってたとしたら僅差の判定でドネアが勝ってたとしても何ら不思議ではない内容だったと思います。

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  22. クリンチの練習をしていたというのを見ましたが
    もしドネアさんがカウンターをやめて仕留めに来ていたら本当にやばかった。
    こちらの前前回のブログのにピンチの想定のことを言わせていただきましたが
    やはり考えながら戦っていて非常に危険だと思いました。
    勝ちはしましたが準備が足りなかった(相手を過小評価?)のでしょう。
    もしドネアさんが若かったら?
    もし相手がネリさんだったら?
    あと、ビッグパンチを持っていることの利点をすごく感じた試合でした。
    2人とも素晴らしかった。お疲れ様でした。

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  23. それにしてもボディが少なかったですね。いつもの井上とは思えないヘッドハンターぶりでした。
    やっぱ距離感わかんないと難しいんですかね?

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  24. それにしてもボディが少なかったですね。いつもの井上とは思えないヘッドハンターぶりでした。
    距離感わかんないとやっぱ難しいんですかね?

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  25. 井上の未知数だった耐久力もあるのが分かった。かなり打たれ強いほうだと思います。あと目は切れて鼻血も出てましたが、試合後はドネアの方が顔がボコボコ状態だった。井上はスリッピングとかしてたので、案外とドネアの威力を殺してたような気がします。

    井上はポイントを考えて8~9Rは捨てたとインタビューで言ってましたが、あの状況で冷静に判断してるクレバーさも凄い。これがボクシングIQの高さでしょうか。そこを拓真は見誤ってましたが。

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  26. ここでの井上選手が圧勝みたいな予想は全く宛にならないことが分かりました
    何故なら衰えたドネア選手なら3R以内にKOする予想コメントが殆どでしたから

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    • ここだけじゃなく、世界的にそういう予想でしたが、年寄りだからとか最近の試合内容で判断してもいいですが極端なんですよね。ミスリードです。

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  27. そういえば井上選手ならフェザー級でも無双出来るなどのコメントがありましたね
    ドネア戦を見た後ならそんな楽観的な考えは無くなったことでしょう
    井上選手がフェザー級に上がれば恐らく並程度の選手でしょう
    井上選手を大苦戦させた全盛期付近のドネア選手でさえフェザー級では通用せず王者を獲得した対戦相手も並程度の実力者で5R開始の負傷判定勝ちですから
    井上選手によってパッキャオを選手のキャリアが引き立ち凄まじさを改めて感じました
    やはりパッキャオ選手に並べるアジア人はこの先何十年は出現しないように思えます

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  28. ドネアが本日付のインタビューで11ラウンドダウンしたボディに「あれは効きましたねw」と強がらずに言ってることから、井上のパワーに対して「人々が言うほどでもなかった」というコメントも多分正直な感想なんだろう。
    序盤の探り合いで多少被弾してもいけるという感触を持たなければあれほど強いプレスはかけられないと思う。

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  29. 初めて書き込みさせていただきます。
    僕も現地観戦しましたが、ウバーリは思ったよりスピードも無く評判以下の感想を持ちました。
    拓真選手も単発の右を合わせるだけでコンビで打たないから怖さがなかった。
    左フックまで返せば当たりそうでしたけど… 尚弥選手なら問題無く倒せそうな印象でした。

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    • 私はテレビ観戦でしたが逆の印象を持ちました。
      拓真のコンパクトなパンチに対して強振したしたウバーリの方が大方において後の先をとってるような印象でステップインもハンドスピードもはえーなー、しかもパンチ硬そうだから対戦相手やだろうなぁと思いました。

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      • 確かにステップインは印象的でしたが、拓真選手のバックステップも真っ直ぐ下がるので余計にウバーリのステップインが早く見えたように感じました。
        動画で見たときは過小評価されている怖いボクサーだなと思いましたが、ボディを打たれたときにあからさまに効いてましたし、尚弥選手ならそんなに難しい相手には思えなかったです。
        まあ、なれない日本でコンディションも完璧ではなかったかもしれませんが…

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  30. 井上の強打をもってしてもドネアのプレスを止められなかったのがこの試合である意味一番の衝撃でした
    上の階級への試金石としては価値ある試合でしたが、これではっきりバンタムにとどまるべきであることが分かったはず
    井上のサイズではこれ以上は無理だ

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  31. ドネアのトランクスやブーツってどこかで見たなと思ったらドラゴンボールモチーフだったんですね

    拓真は正直、今のバンタムでは勝てる見込みがなさそうですね。強いのが揃ってるし。カウンターも何発か当たってたけど、やっぱパワーレスだなあ。他の方と意見は違いますが、ウバーリは思ったほど大したことはなかったという印象です。体つきを見てもタフですが兄なら楽にKOするだろうなと思いました。ドネアにも負けると思います。正直、兄には美味しい相手です。解説でも言ってましたがそれほどスピードはないですし、攻撃時に不用意に前に出るので拓真のカウンターを食らってましたから。ただサウスポーなんでやりにくさもありそうですけどね。

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  32. そもそもドネア選手はフェザー級からわざわざこのWBSSバンタム級に参加する為に2階級も落としている
    余程の自信がなければ出来ないこと
    そして大会ではどの試合でもドネア選手がしっかり存在感と爪痕を残した
    バーネット選手とテテ選手はドネア選手というビックネームだから念入りにトレーニングした結果、バーネット選手は試合中にテテ選手はトレーニングで共に負傷させKO負けがないヤング選手をKO
    井上選手に深い傷と鼻血を出させ右ストレートをクリーンヒットさせ大きくふらつかせた

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  33. リゴやウォルタースとやった時のドネアは反射神経が半端じゃなかったと思いますし、そんな彼に勝ったキューバ人やジャマイカ人はすごいと思いました。ただあの頃のドネアと比べたら今のドネアはもっと駆け引きなどが豊富で違う強さをもってるような気もするし。

    井上のあの目の傷、これから再発しないでもらいたいですね。
    僕はウバーリも井上(兄)とやったら井上にとってやっかいな相手だと思いますわ。見かけ以上の強さを感じました。試合前の記者会見から一番奥に座って目立たなかったこのウバーリが一番最後に残るダークホークスになるかもなと思ったけど。

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  34. 予想は思い切りはずれました。
    しかし幸運にも観戦する事ができたので長文ですが感想をいくつか。
    ドネアの衰えが本当に顕著だったこと、目に見えてアクションに対して動き出しが遅く被弾前提でスイングを当てていくプランを組み立てているのはわかりましたが
    そんなボクサーではなかったはずです。そして意外に身体が小さく見え力感に乏しかったこと。
    そんな状態で気持ちで戦い抜いたのは見事ですが。

    他の格闘技と違ってボクシングはパンチのみで頭部への打撃主体ですからパワーはある程度維持できてもスピードの衰えは大変危険で
    やはり30代後半というのは身体への負担が大きく劣化が激しくなるのでしょう。
    プクーさんの意見とは異なりますがやはり全盛期なら勝っていたのではと思います。
    今とは比べ物にならないほど美しく強いボクサーでしたから。

    尚弥の方は打ちぬいたパンチではなく小突いた様なストレートでも意外に効いてしまっていてやはり耐久力は並だと感じました。
    攻撃は最大の防御という良さが出せないと苦戦しますね。
    どう見てもドネアが良かったのではなく井上の出来が悪かった。でも言い訳しないのは流石です!
    今回の結果が減量苦によるものならばなおさら早くSバンタムに上げて本人も望むもっと上のステージで活躍して欲しいです。
    時間はあまりありません。

    ウバーリに関してはもし尚弥もやるなら弟が闘っているのですからこれ程最高の研究環境はないでしょう。
    かつ日本でやるなら相当有利で勝って当然でしょうからやる必要も無いと思います。
    拓真のリベンジに期待しましょう!

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    • 皆が言う「この日のドネアより強かった全盛期のドネア」、というのがいまいちピンときません。
      ドネアがむちゃくちゃに速いのはハンドスピードであって、足ではありません。
      ドネアがボクシング界を震撼させたシドレンコやモンティエル戦だって、常にアグレッサー(狩る側)ですから足を使ったりなんてしていません。
      彼のKO率を見てもわかるとおり、正直言って昔のドネアが、マクドネル・ロドリゲス・パヤノを1~2R葬できるとは思いません。勝つでしょうけど。

      なので井上は全盛期レベルに戻してきたドネアと戦い、そのうえで勝ったという評価は与えてやるべきだと思います。
      ケガしてもプランBで戦える引き出しがあるのは強い。
      一方で井上のカットは被弾によるもだし、ジャブに右をあわされて腰が落ちた場面もあったのでダメージは一方的にドネアだけという管理人さんの評価は疑問ですけどね。

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