階級別 バンタム

ふりむけばメキシコ/井上尚弥VSファン・フランシスコ・エストラーダ

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リングマガジンで井上尚弥がP4Pの3位になったそうだ。しかし1位はカネロだという。ここが一応権威というだけでヨーロッパ系のサイトでは10位に入っていないものもある。BOXRECではドネアに勝って、井上がやっとルイス・ネリーを抜いて1位評価されたくらいだ。だから全くこういう評価は気にしない。マイP4Pで充分だ。

しかしそれだけ世界中の関心の的、同じボクサーとしても意識せずにはいられない存在なのだというのが頼もしい。以前からアントニオ・ターバーは、名前も知らないけど日本のキッズが最強だと言っていた。今回は現WBA&IBFスーパーウェルター級王者、ジュリアン・ウィリアムスだ。

I love Inoue
私はイノウエを愛している。凄まじいファイターだ。しかし、私のお気に入りのファイターの1人であるノニト・ドネアが2009年をフラッシュバックさせるところも見たかった。
118ポンド(バンタム級)でエストラーダ対イノウエ。そうだ。私はこの試合のためならどこにだって飛んでいく。スキル、スピード、パワー。思うに、ボクシング界で実現できる最高のファイトかもしれない。

スーパーウェルター級の2冠王者も井上のファイトに夢中なのだ。

全く個人的な感想としては、ドネアVS井上は井上にとって素晴らしい経験になったが出来は悪かったとおもっている。それを主張するつもりはないが、試合が中盤、後半、判定になること自体が井上らしくない、なんらかの失敗、苦戦だと考える。

あれだけの強打とタイミング、ハイテンポな持続性と積極性は、本人の意思を問わず、ノックアウトアーティストそのものだ。若いから出来る芸当のようにみえる、だから今が肉体的には全盛期だ。

ドネア戦も、初回が良すぎたとのことで2回に早くもいつもの井上らしくドネアを倒してしまうんではないかという場面があったがそんなに甘いものではなかった。

それはさておき、様々な対戦候補がいる中で、ファン・フランシスコ・エストラーダ

現在は一階級下のスーパーフライ級の王者にして、メキシコ軽量級を代表する29歳の2階級王者。エストラーダはWBCがフランチャイズ王者候補の一人にリストしているだろう特別な存在で、100万ドルファイトにふさわしいメキシコの顔といえる。

そんなエストラーダもバンタム級への進出や井上戦への野心を口にしている。まずはスーパーフライ級の統一、その後バンタム級に上げてビッグマッチをしていきたいと・・・

普通なら、こんな可能性の薄い話などスルーでいいとおもうが、エストラーダだけは利用可能な気がする。

メキシカン、カネロに象徴される彼らはなぜか階級の壁を易々と超える。バレラもモラレスもマルケスも。相手の質は低いがサンタクルスもそうだ。そしてエストラーダもそれに続こうとしている。

そこには尊敬とは違うある種の違和感がある。
(先日、レイ・バルガスとフリオ・セサール・マルチネスに牛肉ドーピングが発覚した)

KKさん
選手に問題がないとは言いませんが、一番のガンは、やはり認定団体とプロモーターでしょう。特にWBCはもうダメだ。ドーピング黙認とランキング操作、もはや八百長団体と大差ない。WBA以下です

jさん
アメリカで人気獲得とメキシコ人を黙らせる為にもエストラーダ戦を見てみたい。

エストラーダは小さい
パワーレス
バンタムじゃ無理

そういう話ではなく、腐敗したWBC、メキシコごとぶっ潰す意味で、エストラーダは格好のビッグネームであり、ルイス・ネリーなんかよりもずっと実績と名声がある。エストラーダを倒し、ルイス・ネリーを破壊し、エマニュエル・ナバレッテやサンタクルス、オスカー・バルデス狩りへ・・・

決して個人的に望むストーリーという訳ではないが、やっぱり井上尚弥の第2章、本場アメリカのボクシングストーリーは、打倒メキシカン、それがビッグマネー、ファンの熱狂を生み出すビジネスだ。ウバーリやテテ、リゴンドー、アフマダリエフじゃないんだ。

ふりむけばメキシコ

ボクシングの文化、歴史、ビジネスそのものがメキシコと深い繋がりがある。今、頂点に君臨すると言われるカネロを倒せないなら、せめてミニカネロのような存在のメキシコの人気者を叩く価値は大いにある。

ボクシング、特に軽量級はメキシコを中心に回っているという常識を破壊する、WBCを解体することがひねくれマニアのカタルシスだ。

カレ・ザワーランド
イノウエこそが現時点のPFPのキングです。ロマチェンコとカネロはもちろん偉大なファイターです。ウシクも素晴らしい。ですが、最終的にはどんなレベルの相手をどう倒しているのか。そこが重要視されるべきだと思います。
カネロに関していえば、結局のところ、彼が戦いたい相手を選んでいるのです。イノウエはそうではない。相手を選んでいない。勝ち上がってきた相手と戦っている。そこには大きな違いがあります。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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