スーパー王者に井上尚弥が君臨するWBAバンタム級の正規王者決定戦。リゴンドーは五輪2度の金メダル、アマチュアの至宝。チャンスを求め、井上と戦うために階級を下げてきた。39歳と37歳の対決。
ソリスと関わった日本人は皆引退した。情報なかったがしっかり準備してきたようだ。息が長いな。このタイミングでリゴンドーと戦うことになろうとは・・・
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リゴンドー | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 9 | 116 |
ソリス | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 | 10 | 8 | 10 | 9 | 9 | 9 | 10 | 111 |
ソリスはマクドネルとの再戦から5連勝中だが、地元で格下相手なのでよくわからない。
1R
ソリスのインファイトに巻き込まれているのか
自らの意思かわからないが、リゴンドーは接近戦の打ち合いで
やばいタイミングでパンチを食っている。効いたのでは
ソリス10-9
2R
セコンドに言われたか、リゴンドーがジャブを軸に距離をとる。
この方が格段に安全だが、ソリスの方が元気でリゴンドーはやや受け身。
リゴンドーは初回に失敗し仕切り直しか。
リゴンドー10-9
3R
ソリスに攻めさせてカウンターを狙うリゴンドー。
昔の慎重なスタイルに戻したが、昔ほどスピードや勘の良さが消えたか。
大きな差はみせられない。
ソリスがおもったより強くて面食らってやり直しを余儀なくされている感じ。
ソリスはリゴンドー来いよとおちょくる。
リゴンドー10-9
4R
ポイントはリゴンドーにつけたが、ペースはソリスだ。
リゴンドーは安全圏でやり直し、こんなはずではなかったという感じ。
リゴンドーが守備的で会場はブーイングが飛び交う。
今度はリゴンドーが来いよとおちょくりかえす。
リゴンドーが消極スタイルになったが、ポイントゲームのクオリティでは
リゴンドー10-9
5R
最初はフリオ・セハ戦の再現でファイトしようとしたリゴンドーだが
あっけなく跳ね返されて昔のスタイルに戻した。
会場はずっとブーイング。
ソリスに攻めさせて隙を伺うリゴンドーのスタイルにファンが納得していない。
リゴンドーにポイントを振るほどの明確なヒット、差も見いだせない。
ソリスは初回のリゴンドーじゃないと当てられない。
リゴンドー10-9
6R
ソリスはパンチを当てられず
リゴンドーは逃げてひっかけるようなファイトしなできていない。
共にヒットが少なすぎる。このままでは判定か。
会場は積極性のソリスが1ポイントリード。
消極的で打たれないことを第一とするリゴンドーを支持しづらい。
リゴンドーはバックギアばかりで攻めていかない。
ソリスはここまで無傷。ノーダメージ。
ソリス10-9
7R
リゴンドーは未だに英語が出来ないのか
セコンドが通訳込みでややこしい。
何か変えないとまた評価を下げる展開。
リゴンドーが強い左アッパーで
ソリス腰砕け、効いた。レフリーがスタンディングダウンをとる。
こんなのありか。
一気に襲い掛かって仕留めにいくリゴンドーだが強い一撃を狙ってまた消極策。
実質リゴンドーのTKO勝ちだが、ソリスが生き延びた。
リゴンドー10-8
8R
必死に抵抗するソリスに警戒してるのか
仕留められそうなのに慎重に対処するリゴンドー。
理詰めで効かせたのではなく一撃なのでまだ完全に試合を支配したとは言い難い。
また強い一撃を当てないと変わらないだろう。
リゴンドーが流して終わった。
積極性の
ソリス10-9
9R
ソリスが積極的に前に出るも捌かれる。
リゴンドーはバックギア全開で一撃の強いパンチを狙っているだけ。
消極性でポイントを失いそうだが
左ストレートがいいタイミングで交錯した。(クリーンヒットはしていない)
微妙だが
リゴンドー10-9
10R
どんな結末であれ、リゴンドーは評価を下げただろう。
初回で失敗し、慎重、臆病な性格が試合にモロに出てしまっている。
会場は85-85でドロー。
ソリスは攻めても当たらず
逃げながら強い左を放つリゴンドーの一撃でソリスヨロヨロ
また一撃でソリスを効かせたが仕留めることはできず。
リゴンドー10-9
11R
左強打で2度ソリスを効かせたリゴンドーだが
強打をヒットしただけなので試合を支配しているとはいえない。
遊びの動きをいれて余裕なリゴンドーだが、このままでは競った判定勝利がいいところだろう。
ソリスは初回以外は積極的なだけでパンチが当たらない。
リゴンドー10-9
12R
リゴンドーの判定勝ちで正規王者は近いかもだが
会場はブーイング。内容が悪すぎる。
倒しにいく気持ちをみせるのか、流すのか。
流すっぽい。リゴンドーがシャッフルなどで遊んでいる。
攻める、倒す気配は一切ない。
すごいブーイング。
両者パンチが当たらず、リゴンドーはシャッフルしていただけなので
ソリス10-9
115-112 リゴンドー
115-112 ソリス
116-111 リゴンドー
リゴンドーの特徴がよく出てしまった。
2回からの超守備的なファイトでないと井上尚弥に通じないだろう。
ファイター化は見事に失敗した。
バックギア全開のリゴンドーは左を強振するだけで基本逃げなので
相手を削っているとはいえず退屈だ。
ソリスに振ったジャッジはリゴンドーの消極性が嫌いなのだろう。
結局、逃げて一撃のスタイルしか通じない。
しかしディフェンスに徹すると当てるのは本当に難しい。
勝利後のインタビューでさえブーイング。
ジェイソン・ベレスVSジャイミー・アルボレダ
ホープのサバイバル戦。ベレスは29勝21KO5敗のランカー。ライアン・ガルシアに踏み台にされてから3連続KO中。キャリア豊富も王座に届かない。アルボレダはパナマの15勝13KO1敗の選手。背が高く、パナマらしく柔軟なパンチャー。両者互角の打ち合いもアルボレダの方がパンチが強いかな。両者そんなに速くないのがトップに届かない故か。序盤ベレス、中盤アルボレダ、後半ベレスな激戦。最後にベレスがダウンを奪って判定も劇的な大逆転勝利だろう。2-1でアルボレダの勝利。WBAのエリミネーターだった。アルボレダを称えたベレスだが、勝ちに等しい勇敢な試合だった。