今週末の注目試合の展望
日本人にとってはかなり未知なる世界であるが・・・
マイリス・ブリエディス(ラトビア)
22勝18KO
https://www.youtube.com/watch?v=BuMMKC-yOqI
ラトビア初の世界王者だろう。それだけでファンで応援してるのだがよくわからないところもある。クルーザー級の標準体型でありながらヘビー級を失神させるパンチを持つ。マヌエル・チャー戦のパンチは右アッパーが決め手かな。別段速くもないが、攻防そつなく過去の名王者マルコ・フックも大差で下した。ダウンもみたことがなく、屈強そうであるが先日のドルティコス戦がそうであるようにまともに食ったら終わりなパンチを誰もが持つ階級なのでやはりディフェンスが大事だろう。
マイク・ペレス(キューバ→アイルランド)
22勝14KO2敗1分
ドルティコスに続くキューバのダークホースともいえる存在。戦績に傷があるがヘビー級でのものだ。唯一のKO負けがポペドキン戦だが、その後をみるとポペドキンの薬物が怪しい。
タイソンみたいな小柄な体躯からテクニカルにもパワフルにも勝ち続け、大柄なヘビー級でも堂々たる試合ぶりをみせていた。アマではルイス・オルティスにも勝っている。
昔ヘビー級B級トーナメントみたいのも制しており、王者になるんじゃないかとおもったほどだ。ポペドキンに倒されるまでは耐久力も全然普通にみえた。
負けは巨人のジェニングスとポペドキンだけで、そのショックからなぜか寒いアイルランドに拠点を移し階級を下げてきた。昔からやってるので不遇な立場であることは間違いない。クルーザーでの初戦は一方的な初回KO
この試合はオラが国のヒーロー、ブリエディスの地元、リガアリーナで行われる。これも画期的な事で人気、勢い、全てブリエディスだろうが、ペレスは高い壁といえそうだ。
ドルティコスVSクドリアショフがそうであったように、スピード、柔軟性、スキルではペレスが上を行きそう。ブリエディスにも底知れぬ部分があるのでペレスを凌駕するかもしれないが、KOしないと難しい相手といえそうだ。
ブリエディスを応援しますが、ファンが少ないであろうペレスも捨てきれないなぁ。
これの勝者が現段階でトップのウシクとの決戦となる。
ショートでのフックがコツンと当たるだけで衝撃KOとなるパワー。ド迫力です。
うらやましすぎるトーナメントだなぁ。
ここで観れるとあるが果たして
http://worldboxingsuperseries.com/