遅れてきた”マスター”プロスペクト/マテウス・マステルナク

知られざるボクサーの一人(個人的に)ポーランドのマスターは世界を驚かすことができるでしょうか?

ポーランドのマテウス”マスター”マステルナクは米国オーランドのCFEアリーナで10月20日にWBSSクルーザー級、アリ・トロフィーをかけて、ユニオール・ドルティコスと戦います。母国のファンから熱烈な支持を受けています。

マステルナク
「WBSSに参加できることを感謝し光栄におもいます。8人の偉大なグループに加わることは、私にとって大きなチャンスです。」

ポーランドのヴロツワフが拠点ののマステルナク(31歳)は、元EBU(欧州)クルーザー級王者です。右ストレート、左フックは脅威とみなされています。

2014年にWBA暫定世界戦でユーリ・カレンガにSDで敗れたが、今年4月の再戦で6ラウンドTKOでリベンジしました。今マステルナクは世界のトップに達するチャンスに手を差し伸べています。

マステルナク
「世界には数えきれないファイターがいる。このトーナメントに弱者はいないが私は勝つことができると信じている。ポーランドのファンは様々で支持してくれる人も批判的な人もいます。しかし今、この戦いを前にして、多くの人が私に暖かい言葉をかけてくれます。今こそ、私の時である、と。今こそ、私は世界中にそれを証明すべき瞬間なのです。」

マステルナクはドルティコスが強敵で大いなる挑戦であることを認めています。

マステルナク
「ドルティコスはキューバボクシングの手本であり、非常に優秀でパワフルなパンチャーです。ロシアの強打者クドリアシェフを倒し、ガシエフ戦も勇敢でした。ポーランドでもその力は知れ渡っています。しかし私は彼を打ち負かします。私には技術と経験があります。いい作戦もあるのでそれをリングで証明してみせます。」

プロ
41勝28KO4敗

アマチュア
70戦61勝

ポーランドのボクサーは日本人的には疎遠なケースが多いです。
すごいキャリアと戦績でも、こういう舞台では敗退要員になるケースが多いです。
しかし今回は、ロシアと同じく、ポーランドから2人がWBSSに参戦します。

この、マスターといわれる、マステルナクと
元王者のクシシュトフ・グウォヴァツキ(グロワッキ)

スキンヘッドのいかつい奴が多いイメージのポーランドですが、大会を席巻できるでしょうか?
そしてこのマスターは珍しく、髪を生やした紳士風です。マニアなつもりでもほとんど知らない選手でした。

その実力やいかに・・・
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専用チャンネルまであるヒーローのようです。

Mateusz Masternak

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