階級別 フライ プロスペクト

比嘉大吾の仕事/アンドリュー・セルビーVSフリオ・セサール・マルチネス

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マニアであれば想定内のシナリオ。
気難しい性格のセルビーはよくアウェーでこんな試合を受けたものだ。
しかしこういう試合、相手をクリアしないとプロの世界王者にはなれないのだ。

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ここで連続して書いた同士が戦い、こういう結果になるとはね・・・まさにサバイバルマッチ。

ワイルドなレバーブローが5ラウンド57秒に突き刺さり、フリオ・セサール・マルチネスは英国の無敗プロスペクトのアンドリュー・セルビーを倒しWBC世界王座への挑戦権を獲得した。

初回、セルビーはジャブを突いて距離をキープし地元ファンの歓声に支えられるマルチネスのコンビネーションを捌いていった。3ラウンドには偶然のバッティングでセルビーは眉間をカットしマルチネスは減点された。

トップアマ出身でスキルの高いセルビー相手にマルチネスはプレッシャーをかけ続け4回終盤にはボディでセルビーを苦しめた。5回に致命的なレバーブローをヒットさせ。セルビーをキャンバスに送りこんだ。セルビーは苦しみ、10カウント以内に続行できなかった。

この勝利で、フリオ・セサール・マルチネスがWBC王者、チャーリー・エドワーズの指名挑戦権を得た。エドワーズはほぼ同日にスペインのアンヘル・モレノを下して初防衛をしたばかりだ。

長く、世界王者候補として不気味な存在であったアンドリュー・セルビーが負けました。マニアであれば、やっぱりこういう内容で負けるのねという展開でした。ポイントはセルビーリードだったようです。

セルビーは元五輪代表でスキル、スピードを備えたいわゆるエリートタイプでしたが、中国の五輪2度の金メダリスト、ゾウ・シミンに似て非力なタッチ型。プロ向きでない面がありました。比嘉が王者の頃から挑戦できる位置にいましたが、両者が敬遠したのか、セルビー陣営も日本で比嘉と戦いたくないような発言をしていました。

「地元判定が嫌だから」

でもそれは、地元判定ではなく、いかにもプロ向きでセルビーのようなタイプを潰す典型的なスタイルを持つパンチャーの比嘉を警戒しているように聞こえました。

こういう超トップアマの技巧派は日本側も嫌う傾向があります。判定では勝てなさそうだから。英国という先進国のエリートだから・・・しかし木村がゾウを破って奇跡を起こしたのと同じようなスタイルマッチで、まさに愚直で重いボディを持つメキシカンのマルチネスがセルビーを倒した。

これがプロボクシング、トップアマの壁である。

似た特徴を持つ、チャーリー・エドワーズよりもよりスキルの高いアンドリュー・セルビーの方が上だとおもってましたが、エドワーズはカシメロに潰されて成長し、比嘉を下したロサレスを捌いて王者になりました。両者にとりそれぞれのスタイルが鬼門なのだ。

それでも未だ非力さが否めないエドワーズにとって、メキシコの比嘉というべきマルチネスは大きな試練だろう。判定勝ちできるか潰されるか

断然マルチネスを応援しますが・・・

比嘉はどうなるのでしょうね・・・ブランク長く絞り切れないようだと難しいかもしれません。

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原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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