エマニュエル・ナバレッテ、たくさん書いてきたけど結局こうなるよね。
WBOフェザー級王者、シャクール・スティーブンソンがスーパーフェザー級に転級し、保持しているタイトルを空位にした。このベルトに関心をよせる2人のファイターは既に用意されている。
トップランクに所属する、エマニュエル・ナバレッテ、ジェシー・マグダレノは共にこのタイトルに高い関心を示している。
ナバレッテはWBOスーパーバンタム級王者だ。
WBOのルールに従えば、世界王者のまま階級アップすれば、そのまま自動的に必須の挑戦者になれる。
マグダレノは4位、ルーベン・ヴィラが2位、マイケル・コンランが1位だ。
ナバレッテが階級アップすれば、マイケル・コンランと同じ立場となる。全てはコンランとヴィラの状況による。
ナバレッテは2018年12月にアイザック・ドッグボウからタイトルを奪った後、ハイペースで5度の防衛に成功し、スーパーバンタム級のキャンペーンに成功した。マグダレノを破って王者になったのがドッグボウだった。
メキシコの強打者(ナバレッテ)は先月フェザー級のテストマッチをクリアした。一方のマグダレノは、先月、エニフィル・ビセンテをコントロールし、ビセンテの度重なるローブローにより失格勝ちをした。その後、マグダレノはシャクール・スティーブンソンに挑戦表明を出した。
ナバレッテがフェザー級に向かい、現在の王座を返上すれば、最上位のステフォン・フルトンとアンジェロ・レオによる王座決定戦が組まれる可能性が高い。
動き出しました。これで決定、確実というわけではないだろうが、全てはアイドルのマイケル・コンラン次第だろう。彼は3位のライアン・ウォルシュの名前を出していた・・・
ジェシー・マグダレノはアイザック・ドッグボゥに敗れて、どこか精彩がなくなったような気がするし、スーパーバンタム級でも小さい印象だが、ノニト・ドネアに競り勝ち無敗で王者、ドッグボゥからも初回にダウンを奪い、かなり有望視されていた男だ。エマニュエル・ナバレッテVSジェシー・マグダレノが、ナバレッテの真価を問う試合になるとはいえそうだ。
それでも、Sバンタムよりは無理な減量のないナバレッテが仕上げてくれば今の勢いは止められないだろう。
そして、ジョシュ・ウォーリントンや中国の徐、孤高のゲイリー・ラッセルJrとはどこか別世界に感じるのはなぜだろう。ゲイリー・ラッセルJrも相手がおらず階級を上げるのか、それとも、歴史がそうだったように、若いメキシカン(ナバレッテ)に胸を貸すつもりがスターへの道を譲ることになるのか。(マーク・ジョンソン、ティム・オースティン、ケビン・ケリーら)そういう立場の黒人王者は多かった。
まだどうなるかわからないが、全てが必然、歴史をなぞっているように感じなくもない。